なんと、今月中(今年は閏年なので29日まで)に返せばOkと思っていた再校だけど、
〆切は28日だったのだ。ああ、28日までと言われたとき、「今月は2月だから月末ってことだな」と思ってしまったのだ。
いかんですな。
ともあれ、なんとか1冊分チェック。いくつか間違いや文章のおかしなところがあったので赤を入れるけど、再校なので初校の時ほどはでな赤入れはない。
なお、刊行は4月の予定です。
紙が値上がりしてるとか紙の本が売れないとかいろいろ聞くので不安に感じつつ。
なんと、今月中(今年は閏年なので29日まで)に返せばOkと思っていた再校だけど、
〆切は28日だったのだ。ああ、28日までと言われたとき、「今月は2月だから月末ってことだな」と思ってしまったのだ。
いかんですな。
ともあれ、なんとか1冊分チェック。いくつか間違いや文章のおかしなところがあったので赤を入れるけど、再校なので初校の時ほどはでな赤入れはない。
なお、刊行は4月の予定です。
紙が値上がりしてるとか紙の本が売れないとかいろいろ聞くので不安に感じつつ。
年を取ってきたせいか、なかなか疲れが抜けなくなってきましたな。
とはいえ、3月16日のイベントで使うプレゼン資料を作成する。
久しぶりのKeynoteの出番。
時間が限られてるのでポイントを絞らねば。
さらに今月中に戻さねばならない単行本の「再校」に取りかかる。
「東京古道散歩」の配布資料、6ページ分を作って送る。
手持ちの板橋区の資料(板橋区の地名とか板橋区の古道とか)を読み込んだり
和光市市史(これはWeb上でPDF版が公開されてるのだ素晴らしい)に当たったりして
細かい歴史をチェックしたり資料を読み込んだりするので
けっこう手間がかかるのである。
やってて面白いからいいんだけど。
そのままだともったいないので作った資料をnoteで公開するとかしてみようかなと思ったりもする。
晴れた!
cp+の真っ最中だけど「まいまい東京」のガイドの日なのでお茶の水へ。
御茶ノ水駅から北上して、神田明神→妻恋神社→湯島天神→不忍池→三橋跡→黒門跡→清水堂→五条天神→穴稲荷→摺鉢山古墳墳頂で解散→有志でじゅらく
という定番コース。
みなさまノリもよくちゃんと話も聞いてくれてうれしい。
じゅらくは100周年記念だそうですよ。
cp+2024の初日。午前中はVIPとプレスとインフルエンサー(今年から作られた枠だそうな)だけが会場に入れるという昔からのパターンだ。
パシフィコ横浜に着くとプレスルームへ行き、上着と傘を置いて会場へ。
とりあえず大手のブースから順番に回る。
朝、パナソニックとソニーが新しいレンズを発表したのでそれも忘れずに。
昨日、シグマも新しいレンズを発表しているのでそれも忘れずに。
回りながら、ITmediaのcp+レポート記事は「小型軽量レンズ」をテーマにしようと決める。
ねこ写真展も忘れずに。
カメラッコも忘れずに。
さらに、ITmedia mobileの記事用のスマホ用のアイテムもチェック。
撮影用に置いてあったプラレールや新宿と丸の内のペーパークラフトミニチュアも忘れずに。
会場を回りつつ、カメラメーカーの方やら取材陣やらフォトグラファーの方やらその他多くの知人にあって立ち話や情報交換をするので、単なる見本市以上に充実するのだ。
今回は若い層がけっこういますね、って話などもする。インフルエンサー枠のおかげか。
昨年よりは来場者は増えそうだ。
でも、アドビやマンフロット、リコー、DJIなどコロナ前に出展してた企業の姿がないのは残念。
会えなかった人もいたのは残念。
今回は今日一日だけの予定なのでセミナーを観てる余裕がなかったのが残念。
いろんなところで知人が登壇してるのだけど。
帰宅して、原稿を書こうと思ったけど、疲れたのでデータ吸い上げただけでダウンする。
そうそう各社ともノベルティをいろいろと配っていたけど、
OM SYSTEMのくるむ布は良かった。「サンボル布」と同じ素材で、ゆるくくっつくので小物やレンズをくるんで持ち歩くのにいいのだ。
この布、流行る?
cp+直前のX summit。
富士フイルムのイベントである。
今回はリアルイベントで会場が東京ミッドタウンのホール。
ってことで、わたしも招待されたので取材に行く。
会場はほぼ海外からの招待。フォトグラファーやカメラ系のメディアたちで、日本でのイベントとは思えないレベル。
パネルの前で記念写真撮ってる人多かった。
発表会場のホールも国別に席が決められており(同時通訳レシーバーの言語の設定もある)、
プレゼンはすべて英語。
ステージ脇には大きなスクリーンが4つあり、中央の2つが英語バージョン。
一番左が中国語、一番右が日本語バージョンという構成。
だから日本人メディアや写真家の席は右端だったのだな。
発表されたのはX100 IV。
初代X100(あのときは、FinePix X100だった)が誕生したとき、
まさかここまで息の長いシリーズになるとは思わなかったのである。
根強いファンが多いのだなあ。確かに35mm単焦点でカメラのことを知ってる人には非常に使いやすい操作系のコンパクト機となると他にないものな。
近いところでGR。あっちはより小さくて安いけどファインダーはついてない。
ついでに富士フイルム90周年記念モデルも発表。
こちらは創業年に会わせて1934台限定発売だそうな。
発表後、ハンズオンで実機に触り(といっても基本的には前モデルの継承だ)、
あれこれ撮影して帰宅。
ちょっと休んでから、この原稿に取りかかる。
そろそろアレに取りかからねばってことで
ICレコーダーに録音した取材音声をとりこみ、
そのまんまLINEのClover Noteにかけてテキスト化。
やはり固有名詞はむずかしいけど、そこはテキストをチェックすればこっちでまず補えるし、そこだけ聞き直しもできるので、けっこう使えそう。
で、それとにらめっこしつつ、
導入をどうするか、えんえんと悩んでしまって400文字くらいしか書けなかった。
やばい。
ascii.jpに猫連載を書いてメール。
「光る君へ」が存外に面白くなってきた(少女漫画的なところもけっこう楽しいし、紫式部が当時の社会に馴染めてない感が出てるのもいい)ので、ちょっとやばいかなとおもって「源氏物語」に手を……出すにはちと話が長くてアレなので、
こういうときの角川文庫「ビギナーズクラシックス」である。
これの「源氏物語」に手を出す。
このシリーズは
単なる抄訳ではなく、ちゃんとここを足がかりにした入門書でありつつ、
あらすじも抑えつつ、主要なところは原文も掲載しつつ、
年表や系図や地図といった必要なバックグラウンドもチェックできるようにしてくれてるのがよい。
今、売れてるだろうなあ。
このシリーズ、Kindle版と文庫版の両方を買ったことあるけど、Kindle版の方が安いけど、文庫版がおすすめ。
けっこう構成に凝ってて現代語訳と原文で書体を変えてるし、系図とか地図とかといったりきたりしながら読むのに都合がいいから。「太平記」なんか、いちどKindleで買った後で文庫で買い直してしまったもの。
ITmediaにOM-1 Mark IIのレビューを書いてメール。
ProCapモードって便利なのだけど、もうちょっと簡単にオンオフしたいなと。
必要な時だけ瞬時にオンにしたい。
その点、α9 IIIの「連写ブースト」ボタンのアイデアはいい。
あれ、OM-1にもつけられないかなあ。
とりあえず、C4にProCapの設定を入れて、録画ボタンでC4を呼び出す設定にしてみた。
3日連続で桜とメジロ。
駅から近い公園で駅の近くへランチを食べに行ったりするからですな。
今日は軽いレンズで。
ついでに、ちょいと追加で欲しい作例があったので別の公園に回ったりして帰宅して、
ITmediaにOM-1 Mark IIのレビューを書いて
力尽きて寝る。
今日も河津桜とメジロを撮りに行く。近所なのでランチを食べたついでに立ち寄るだけなんだけど。
メジロを狙ってたら隣に座ってたおっさんが「梅にウグイスっていうけどほんとにいるんだねえ」と話しかけてきたので、とりあえず梅じゃないってのはおいといて、「あれ、ウグイスじゃないんですよ」「ほんとですか!と素っ頓狂な声を出したのでメジロが逃げて行ってしまった。50年生きててはじめてしりましたといわれた。
でもまあしょうがないので、メジロが戻ってくるまでじっと待つ。待つのが大事。
ITmediaにOPPO A79 5Gのカメラレビューを書く。
作例は揃ってるので書くだけ。
例年、近所にする街歩き仲間(多摩武蔵野スリバチ学会会長もいる)で武蔵御嶽神社へ初詣に行くのが恒例となっているのだが、
今年はなかなか4人のスケジュールが合わず、2月11日になってしまったのである。
正月じゃないので混んでないだろういつもより遅めのスタート。
まっすぐ滝本駅まで行き、駐車場へ車をいれ、ケーブルカーでのぼる。
ケーブルカーを降りたら、あとは参道を徒歩で。
年々上り坂がつらくなる。くはー。
拝殿の裏にも摂社がいっぱいあり、さらに奥には奥の院の遙拝所もあるのだが、そちらは雪のため閉鎖中。1,000メートル近い山の上なので雪もそれなりに残っているのだ。
じゃあ宝物殿へ行くか、ってんで宝物殿。
宝物殿はめちゃ寒かった。
でもガチで平安時代末期(畠山重忠が寄贈と伝わる)の鎧兜がきれいに残っているのはすごい。まじまじと見ちゃう。撮影禁止だったので写真はないけど。
そしていつもの店でいつもの蕎麦を食べて一息ついて下山。
途中、手作りいもけんぴ100円を見つけて4人で食べながら歩く。
いもけんぴ旨い。
下山後のルートは毎年異なる。
今年は吉野梅郷から梅ヶ谷峠を抜けて、ロンヤス階段の日の出山荘へ行こうということで出発。
吉野梅郷。梅にはまだかなり早かったので、山の上にある菅原神社に立ち寄って辞去。
梅郷の案内図に「鎌倉街道」とあったので辿ってみる。
このあたり、鎌倉街道山の道が通っていたのだ。
そして梅ヶ谷峠を越えて日の出山荘へ。
中曽根康弘が昭和30年すぎくらいに日の出村から打診されて購入した谷地の奥にある別送で、そこにあった江戸時代の農家を修復したんだそうな。
1983年、そこにレーガン大統領を招いてちゃんちゃんこ着せたって大ニュースになった場所だ。
別荘というと贅沢そうだけど(洋風の大きな別荘もあるけど、それは平成に建てたもの)、実際には江戸時代の「農家」。そこに用意されていたのはおそろいの「ちゃんちゃんこ」。
当時学生だったからピンとこなかったけど。
山奥の農家にアメリカ大統領を招いてちゃんちゃんこ着せたのだから話題にもなるわ。
一番奥にある書院は平成に建てられた洋館。
そこのソファーで4人でしばしくつろぐ。
寝ちゃいそうである。
日の出山荘の管理人と立ち話すると、幸神堂という和菓子屋にロンヤス饅頭を売っているという。
これは行かねば、ってことで新しい目的地追加。無事、ロンヤス饅頭を買う。
幸神堂の名前の由来は昔のそのあたりの地名で、地名の由来は幸神神社。
この神社名がめちゃ難読。
建武2(1335)年、京都の幸神社を勧請したという。幸神社は「さいのかみのやしろ」。祭神が猿田彦大神なので賽の神と同じ意味だろう。
それがなんとここでは「さぢかみ」神社なのだ。
全国に幸神神社はあるが、たいてい「さいのかみ」と読む。ここも「さちかみ」ならわかる(東京都神社庁のサイトには「さちかみ」とあるし「さちがみ」と紹介しているサイトもある)が、地元の人や境内の掲示によると「さぢかみ」なのである。「さちがみ」ならまだわかるがなぜ「さぢかみ」になったのか謎なのだ。
ともあれ、地形的には平井川に臨む河岸段丘の上にあり、表参道は街道から少しずれた場所からはじまってる。この参道も謎なのだが、以前は寺の一部だったようで、その関係かもしれない。
近くに、古い建物で有名な理髪店があるから行きたいという話が出て、そちらへ立ち寄ることに。
店は閉まっていたが、駐車場で洗車していたお店の方がせっかくだからとあけてくれた。
なんとありがたや、恐縮至極。カーテンも開けてあかりもつけてくれたので
中に入って話を伺う。
昭和3年の建物で今でも現役の理髪店なのだ。
その名も「藤太軒理容所」。名前の由来は、近くに藤原秀郷(俵藤太)伝承があり、藤原秀郷が陣を敷いたという藤太橋(今はない)だという。
平将門と俵藤太伝承があるのだ。
その後、日の出町の上羽生家へ。江戸時代の名主で、塔婆をこのあたりの産業として興した家だという。今でも板卒塔婆の60〜70%は日の出町で作られてるそうな。
そんな羽生家の有名な三階建の蔵とその向かいにある伊奈沢天神社へ。
伊奈の人がやってきて開発したので伊奈沢というらしい。
そして五日市街道を走って都内へ戻り、晩飯を食って解散。
充実した1日でした。