レビュー用作例の日。
今日は調布で。
にしても9月中旬とは思えない厚さでたまらん。
地下鉄の中でスマートEXで新幹線予約し(便利だ)、泊まりがけの仕事。
ちょいと某な某。
名古屋在住の妹から、放送を見てめちゃわらったとメッセージが届く。
「道との遭遇」がTVerでも公開されるので見る。
さわりだけ。
昼間は単行本書き。
夜はアップルの発表会をオンラインで視聴。
Apple WatchとAir PodsとiPhoneでありました。
iPhone 16 ProとPro Maxで搭載するカメラは同じっぽいので
今回はiPhone 16 Proだな。
カメラ的なトピックは
超広角カメラも4800万画素になったこと。
昨今のハイエンド機の傾向だ。
センサーサイズはたぶん同じじゃないのでメインカメラほどのクオリティは期待できないけど
マクロ撮影時の画質は確実に上がりそう。
スマホカメラの画質は主にデジタル処理部分にかかってくるので
進化の度合はチェックしたい。
今回、アップルインテリジェンス(AI!)の話がメインだったけど、
ああいう、先回りして何でも良きに計らってくれる秘書的なAIって
どのくらい求められてるのだろう。
事務処理や細かいスケジュール管理に謀殺される……じゃない、忙殺される
社会人の人にはありがたいのだろうか。
iOS18の写真アプリも、おまかせでいろいろと昔撮った写真をまとめて出してくれる系の機能を充実させているようで、
アップルインテリジェンスが発展すると、そのうち「黒歴史アルバム」とかを自動的に作ってパスワードなしでは見られないようにする……ようになったら面白いけど、きっと黒歴史なんてものはない世界の話なのだろう。
そうそう、AirPods Proの聴覚サポート機能は素晴らしいな。
あれはこの先欲しくなりそう。
「多摩武蔵野スリバチ学会」10周年記念イベントの日。
イベントでの登壇をお願いされたので行くのである。
12時に、井の頭公園駅集合。
暑い中、みなと歩いて、三鷹市のどの駅からも遠い(でもバス停はすごく近い)
昭和なスナック貸切のイベント会場へ。
東京スリバチ学会会長の皆川さん、
わたし、
多摩武蔵野スリバチ学会会長の真貝さん
の3人がそれぞれプレゼン。
すごく良い会場でありました。
豪徳寺駅前のデニーズで仕事の打ち合わせ。
いつみても、この昭和な写真がたまらん。なぜこの写真? デニーズが用意した写真……だよね
ついでに豪徳寺でレビュー用の作例を撮ったり、単行本用の写真を撮ったりする。
帰宅したら、単行本で必要な古地図が届いてた(いったいどんな本を書いてるんだか)。
仕事はやいぞ古書店。
それはなんと、「東京22区」時代の区分地図。
東京都特別区が22区だったのは昭和22年のほんの数ヶ月だけで、
そのときの地図がほしいと思ってたら……市場に出てたのだ。
レアな地図だと思う。
しかも、裏表紙の広告は聚楽!
この頃はこんなにあったのだなあ。
今、聚楽の名を冠してるレストランって上野駅前の高架下だけ?
こもってると買い物したくなる。
「大正震災祈念東京市街全図」
関東大震災直後に出された地図で、焼失区域が赤く塗られていることや
震災直後の写真が掲載されている。
そんなのを眺めつつ原稿書き。
記念ではなく祈念であること。
和泉町と佐久間町は焼失しなかったこと。
9月になったけど暑い。
延々と家で単行本の原稿書き(と地図作成と該当する写真探し)の夏。
ascii.jpの猫連載を書いてメール。
先月、「武江年表」の翻刻をはじめて、まずは最終巻を電子書籍にしてKindleに登録したのでよろしければ見て下さいというメールをいただいたので、
購入してみたのだが、これが実にありがたい。
テキストだと探しやすいしね。気になる方はこちらを→「武江年表」
特に最終巻は、明治初期のあれやこれやがリアルタイムで書かれている。
たとえば、明治元年。神仏判然令が出たときのこと。
牛頭天王は神仏習合の神なので、それを忌む故、とある。
小舟町や大伝馬町の天王は八雲神(つまり八雲神社に改称)とあらためられ、
蔵前の天王は須賀神(つまり須賀神社)となる。
日吉山王権現も日枝大神と改められたとある。
神仏習合はダメってなったのは、明治元年……つまり明治になってすぐなのだ。
拙速すぎるなあとは思うけど、八坂神社も八雲神社も須賀神社ももとは牛頭天王を祀った天王社だったのが、この頃名前を変えさせられたのだ。