世田谷区には屋敷稲荷が多く残ってる。
江戸時代、商売繁盛とか豊作とかを祈るための稲荷神社を各家が勧請して、自分ちの稲荷神社を作ったのだ。それを屋敷稲荷という。
世田谷の場合、農家が勧請したのだろう。
やがて農地が住宅地になり、相続やらなにやらで売られ、土地が縮小していく中、そうした稲荷はお庭で小さくなったり、あるいは神社として独立したり、いろいろな経緯を辿ったと思われるのだが、それがけっこう残ってるのである。
それらは一応神社でありながら小さすぎて地図に載ることはない。
もともと集落の小さな稲荷だったり、屋敷稲荷だったり、いや稲荷とは限らないのだけど小さな鳥居と祠があるだけで神社の名前もわからなかったりする、そんな小さな神社を「プチ神社」と勝手に名付け、
自転車で区内を散歩するたびに、iPhoneで(位置情報がつくからね)撮ってきたのだ。
それをGoogle地図にマッピングしたのがこれである。
せっかく作ったので公開しておく。
神社の場所が偏っているのは、わたしの行動範囲がベースにあるからで、
プチ神社の分布とは関係ない……とは思うけど、やっぱ密度が濃いとこと薄いとこは確実にあります。
興味のある方はどうぞ。
なお、それなりに大きな名のある神社はスルーしております。
そういうのもいれて、完全神社地図を目指そうかねえ、と思わないでもないけど、
今からiPhoneで撮って回るのもめんどくさいし、老後の楽しみにでもとっておきます。
より大きな地図で 世田谷プチ神社地図 を表示
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