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2011/12/24

クリスチャンとキリシタン

それは日本ではキリスト教という。開祖はイエス・キリストである。しかるにその教徒はキリシタンである。
なのにいつの間にクリスチャンなんて可愛い響きの英語読み風になってしまったのか。
日本人ならキリシタンといおうっ!
クリスマスは「キリストマス」だっ。
まあ、どうでもいいことで、今の日本のキリスト教的文化は明治以降に英米から入ってきたものだからだし。
高校生の頃、ジーザス・クライストという表記を見て、イエス・キリストと似てるけど、同じ人かなあ別かなあ、ううう、と悩んだ記憶が蘇ったのでした。
今ならググればすぐわかるんだけど、あの頃はなかなかねえ。

日本大百科全書(小学館)によると、
「イエス」は「ヤーウェ(イスラエルの神)は救いである」という意味のヘブライ語の人名イェホーシューア(短縮形ヨシュア)のギリシア語音訳(正確にはイエースース)。「キリスト」は本来固有名詞ではなく、「油注がれた者」を意味するヘブライ語マーシュィーアッハ(メシア)にあたるギリシア語(正確にはクリストス)である。
だそうです。さらにクリスマスは「キリストのミサ」って意味で、
日本国語大辞典によると
日本ではキリスト教再渡来の頃の一八五六年に始まったといわれる。英米語の「クリスマス」は明治初年からで、それまではポルトガル外来語の「ナタル」であった。
 だそうです。ナタルと呼ばれていたとは知らなかった。フランス語でいうノエルですな。キリストマスではなかったのね、と思いきや、用例として 
東京日日新聞‐明治一四年〔1881〕一二月二六日「昨日はキリストマスにて、横浜本町通の天主堂は大繁昌にて」
が上がってたから、キリストマスと呼ばれたこともあったらしい。

そういうわけであるが、わたしは先週から止まらない咳に悩まされながら、普通に、ArrowsXの作例を撮りに馬事公苑や蘆花公園に行ったり、製品の返却で宅急便を呼んだりしてたのでした。普段とかわらん。
でも鳥の丸焼きとかブッシュ殿エルとかは食べました。ぶはっ。
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