ページ

2012/05/01

久々の野川で久々のカワセミ

そういえば最近野川へ行ってないな、カルガモの雛とかいないかなと自転車で走ってみた。
うちから野川へいくルートはいくつもあるのだが、
お気に入りは祖師ヶ谷から西に向かって糟嶺神社へ抜ける古道。
古道といってもいつからあるのかわからないけど、
けっこう旧いんじゃないかと思う。
Skitchで作成
赤い道をベースに(七曲がりの坂は一部分断されてて通れないのでこの通りというわけにはいかないが)、東から西へ向かうのである。途中に古い神社や江戸時代の観音堂、庚申塔、道標などを横目に走れてなかなか楽しいのである。
NTT研修センターの間に残ってる道標は、正しくは百万遍供養塔。
右世田谷目黒道、右江戸四谷道と書かれているのだが、ここから見れば、世田谷も目黒も江戸も同じ方向じゃないかと思わないでもない。まあ今の感覚で見ちゃダメか。
左が鬱蒼とした旧道

旧道に入ってぐぐっと下ると、糟嶺神社へ至る(上の緑の道)。
この神社がまたいい案配で。
入間川の西側は崖になってて、その上にお寺と神社が並んでるのだが、
糟嶺神社の拝殿・本殿は斜面を上った境内のさらに上にある。
糟嶺神社の拝殿へのぼる階段
ここが陵山と呼ばれてて、昔から古墳といわれてるけど、
本当に古墳かどうかはわかってないらしい。
ただ、古墳の塚の上に神社が建つのはよくあることで、
糟嶺大神という珍しい祭神も相まって、
実はけっこうな歴史を抱えてるんじゃないかと思うのである。

で糟嶺神社から適当に入間川沿いに南下すると野川に至る。
まあもともと入間川だったんだけど、昭和の高度成長期に新しい野川が作られて、入間川はその支流扱いになっちゃったのだね。
でもこの人工的な野川にも冬になればカモやユリカモメがやってくるし、
鷺やカワウはいるし(今日はどちらも見なかった。鷺を見ないなんて珍しい)、
カワセミもいて、土日ともなれば超望遠レンズを持った野鳥撮影人たちが並ぶのである。
カワセミ。OM-D+パナの100-300mm
ああ、OM-Dに300mmをつけたら600mm相当なんだけど、まだ足りない。上の写真もかなりトリミングしてるし。パナかオリがマイクロフォーサーズ用のテレコン出してくれないかしら。
いやまあちゃんと撮るならちゃんとした機材を揃えなさいといわれればそれまでなんだが、
そういえば今日は、D4に300mmF2.8にテレコンをつけてカワセミを狙ってる人がいたなあ、
本気で野鳥撮影やり出すと機材に何10万かけることになるかわかったもんじゃないので
下手に手足をツッコマないように気をつけております。

帰宅して日本カメラに3ページ分の原稿を書いてメール。
考えてみたら、普通に平日であります。

まあ、カワセミもいいけどスズメもねってことで。
スズメもよくみると可愛いもんです
スズメ

0 件のコメント:

コメントを投稿