例年、ホテルを早朝に出発する→寒い
ジャパンカップ会場の古賀志山はコース上の最高到達点が標高333m、メインスタンドあたりが210mとはいえ、山である→寒い
日陰で座って応援することが多い→寒い
というわけで、東京にいるときよりツーランクくらいあったかい格好をしてかないとつらいので防寒具を余計に用意していくのだが……今年はめちゃ暑かった。
何度も来てるけど、こんなにあったかいのははじめてだわ。びっくり。
会場は宇都宮の森林公園。鹿沼に近い方。
遅くなるとメインスタンド前にのぼる道がレースのために閉鎖されるので早朝に、友人夫婦が借りたレンタカーに同乗して到着。
自転車で来てる人ももちろん多し。専用の駐輪場があるんだけど、
痛チャリの方々は、自転車を見せに来てるので、
目立つところに重ねて(でもけっして後輪が隠れないように)置いております。
現地の駐輪場はもうロードバイク展覧会であります。みんなすげー。 |
痛チャリの方々はきちんと目立つように置いてます。 |
各社のブースや飲食ブースも7時にはもう空いてるので
買い物とか腹ごしらえをし(基本は餃子と焼きそば)
スタートを観戦するのは諦めて(人多すぎ)
恒例、餃子の人w |
肌寒かったのはこのときだけだな。
今回、広角系は12-35mm(24-70mm相当)をつけたOM-Dで、望遠系は70-300mmをつけたD600で撮る。
m43の方が望遠に強そうだけど、こういう現場では逆で、
OM-DはコントラストAFなので、コンティニアスAFに弱い。どうしても置きピンで撮ることになる。しかもm43の方がセンサーサイズが小さいので被写界深度も深い。
だったら広角系は置きピンにして細かいところは被写界深度さんよろしくで撮った方がいい。その上、アングルもけっこう自由だし。
望遠は遠くの超高速で走る自転車をコンティニアスAFで追うことになるので
一眼レフの位相差AFが圧倒的に有利。
しかも望遠で速く動く被写体は光学ファインダーの方がちゃんと追える。
フルサイズだと背景もきれいにぼけるので見映えもする。
OM-Dい12mmで。坂を必死にのぼる先頭集団 |
D600に70-300mmで。「えー、まだ上があるのかよ」「勘弁してよ」 |
メイン集団をひくのはリクイガス。バッソの姿も見えます。 インコーナーに注目。特に集団が通り過ぎるとき、 イン側はめちゃギチギチに詰まるので 観戦するときはイン側を邪魔しないのがマナー。 集団だと選手もなかなか避けられません。 これはお馬鹿さんがいた悪い例です。お気をつけを。 コーナーはアウト側で観るのが基本。 イン側で観たいときは一歩奥に下がること。 |
トイレに行きたいなと思ってたら、先に山頂まで登ってた友人夫婦が降りてきたので
合流して山を下る。
坂の途中でイタチャリ軍団がきれいに自転車を並べてたのでそこで足止め。
いやあ、毎年数が増えてるわ、グレード上がってるはで凄いわ。
もうそこに描かれてるキャラはほとんどがわかんないけど
(ちょっと前までは、エヴァ系とか初音ミク系がメインだった)
ディスクホイールのイラストのみならず、フレームもコンポもめちゃハイグレードなヤツを積んでて、自転車としても容赦ないスペックないのである。
これはすごい。
痛チャリパノラマw |
フィギュアも観戦中 |
ながしどってみた |
途中の空き地で宇都宮ブリッツェンが恒例のお店を開いてたので
昼飯を食いながら観戦。
さらに下りながらちょくちょくと観戦し、メインスタンド前に降りたら、観客が多すぎて身動きとれず、
溢れた人はグルメコーナーで |
裏道を抜けて、最終周だけ使うルートの一部、
ゴール前の最後のスプリントがはじまる直前あたりの場所を見つけて陣取り、
(ゴールまで250mくらいの位置)
じっと、先頭集団がくるのを待つ。
4台くらいが突入。
これがまた、最後のスプリント直前なので上り基調とはいえ、みんなめちゃ高速で、ちょうどよく撮れてたのが、2番手で飛び込んできたバッソなのだった。
なんか、バッソって目立つのよね。見慣れてるというのもあるけど。
先頭集団の4人が最後のスプリント! |
なんと二番手はバッソ! |
こちらは数分後にやってきた後続集団 |
先頭集団と追走集団が通り過ぎたあたりでメインスタンド前に戻ると、
バッソが優勝したとの放送が聞こえる。
なんと!
ともだちと、バッソって毎年来るけど優勝しないよね、毎年来てくれるのはファンサービスだからね、と笑ってたとこだったのに、
しかもスプリントでバッソが交わすとはまたびっくり。
スプリンターじゃないから。
いやあおめでとう。
表彰式は人が多すぎるので、グルメブースに作られたスクリーンの前で見る。
副賞1は例によって電化製品。
バッソがすぐに中味を見たがってたのがいつものことながらおもしろい。
今年はなんなんだろう。ちょっと前まではデジカメやゲーム機だったのだけど。
副賞2は餃子のぬいぐるみかと思ったら、日本航空の飛行機のぬいぐるみでした。
これはウケた(遠くからだと餃子のぬいぐるみにみえるんだもん)。
駐車場まで山を歩いて下る。
自転車で観戦に来た人にまじって、
そうそうにレースが終わった選手がときどき後ろからつーーっと追い越していくのだけど、やっぱプロは音が違うよね、と。
自転車を漕いでる姿やそのときの音が、一般観客と全然違うのだ。
プロは無駄がない、というか、自転車と身体と自然が一体化してて、動きがすごく自然なの。そこをそう走っていくのが当たり前のように、すーっと通り過ぎていく。
やっぱすごいわ。
宇都宮からは例によって、
宇都宮始発の湘南新宿ラインのグリーン席でのんびりと。
時間はかかるけど新宿まで気持ちよく眠れます。
新宿で妻と飯を食い、
そのあとわたしは神保町の家電批評編集部で21時からの座談会に出席。
いきなり仕事です(泣)。
帰宅して写真を吸い上げてそのままバタンと寝る。
駐輪場が溢れるとみな思い思いの場所にとめるのであった。 |
いやあ、痛チャリは楽しそうですね。サーベロのP2+Qローター+プロファイルデザインの小物組み合わせは、なかなかの迫力です。水木キャラのは無かったのでしょうか?
返信削除いやあ、はじめて観たときは「痛いなあ」と思ったけど、今やすっかり当たり前になって、なんか普通に楽しそうに見えてきました(笑)。いぼじ_きれじ さんがおっしゃるとおり、パーツの組み合わせもめちゃ凝ってるし。
返信削除水木キャラは……うう、わかりませんでした。