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2013/03/13

パノラマボールを見て触ってきた!

MacPeople編集部で撮影の立ち会いとかその他
12時待ち合わせなるも。総武線が千葉方面で強風のため運転見合わせでお茶の水折り返しになってて前に電車がつまっててうごかねえよ、ということで市ヶ谷駅で止まってしまい、あとひと駅だし歩くか、ととほとほと。
で、スタジオで撮影してお昼ご飯食べて、
東西線で大手町へ出て
DP3Mの作例とりがてら向かうのは京橋。

PanoramaBall 橋本典久展を見たかったのだ。
実は、高校の後輩らしい(笑)。
よくもまああの当時のあの高校でこんな面白いことする人を輩出できたもんだ。
なんとゆーか、あの頃は新進の中途半端な進学校で
いわゆる管理教育と呼ばれるような中途半端なことやってて
まあさっさと卒業して好きなことやろう、としか思ってなかったのだけど、
今はまあゆるい高校になってるんだろうなあ。
卒業後、足を踏み入れてないのでよくしらん。

閑話休題。
その展覧会はこちら。
来週art space kimura ASK? で展示します | Hashimoto Norihisa Works

パノラマボールってのは、
360度の球面パノラマがあるじゃないすか。
昔でいうCubicVR。
こんなやつ。


これ、2002年3月19日に「青い部屋」で即興で作ったVR。
見られない人はすみません。
戸川昌子さんがぶれてますがまあ即興ってことで撮り直してません。
すみません。

で、これを球体に貼り付けたのがパノラマボールなのだ。
わたし的にはこういう360度球面パノラマってこうして画面上でぐりぐり動かして楽しむものだったのだが、橋本氏はその逆を考えたのだ。
すごいよ。

内側から外に向けて撮った球面パノラマを
球体に閉じこめちゃったのである。


球体に貼り付けて実体化することで、
「その瞬間を空間ごと球の中に閉じこめた」感があって、
そんなボールがたくさん転がってるとそのままウルトラQや怪奇大作戦のネタになりそうな感が漂ってきて、
実体化した球を手にとって眺めるだけで
普通の球面パノラマとはまったく違うテイストがたちあらわれるのだ。
こんなのがあるとはなあ。
実に面白い。

今まで知らないでいて申し訳ないです。
すごいのは最初の球体写真を1996年に作ってたということ。
わたしがはじめてQuickTimeVRに挑戦したのがたぶん1996年で
CubicVRがだいたい2001年くらいなので(よくおぼえてない)、
それよりずっと前じゃないか。
いやはや。

そんなわけで16日(23日まで延長されました!)までですが興味のある方はぜひ。
Hashimoto Norihisa Works | 橋本典久作品集

2 件のコメント:

  1. 会期が延長して、3月23日までになりました〜!

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  2. 橋本さま、おめでとうございます。本文、修正かけておきましたー。

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