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2013/03/26

NewsWeb24の第一期が終わりますな

なんとかITMediaにCOOLPIX Aのレビューを書いてメール。
金額的には小さいけどネタ的には超デカい(笑)案件がなんか動き出しててドキドキする。

日本代表はヨルダンに負ける。
NHKBSで観てたけど、小田嶋さんがTwitterで松木が、といってるのを観て慌ててテレ朝に。やっぱこういう試合には松木が欠かせません……でも、松木のテンションがいつもほど高くない。まっとうな解説者になってる。うーむ。
つまり、今日の敗因は松木のテンションが低かったってことですな。
なぜテンションが低かったかというと、なんとなく全体的に、なんだかんだいってヨルダンに負けることはないだろう、ここで出場を決めるだろう、という空気があったからじゃないかと。わたしもなんとなくそんな感じでいたし。試合を観ててもそんな感じで、昔懐かしい古き悪き日本代表というか、ボールは支配してるけどなかなかシュートしない病というか、親善試合じゃないのだから勝つためのサッカーをしなきゃいけないのになかなかそのテンションに持って行けないというか、それらを総合した結果として、松木のテンションが低かったのです。きっと。

それはさておき、
NHKのNewsWeb24が今週で終わりますな。お疲れ様でした。
この番組が面白かったのは、以前もエントリーに書いたけど、
レギュラー陣(番組ではネットナビゲーター)の人選が斬新だったことに尽きると思う。
今までのニュース番組って、ほんとに今の時代を肌で感じてるのか疑問を感じるような、50歳以上の昔成功した人とか、あるいは現役の大きな企業の役職が付いてる人とか、そんな昭和な人たちが上から目線で昔ながらのコメントするってパターンを性懲りも無く続けてて、観ててすごく違和感があったのだけど、
NewsWeb24はTwitterと連動という新ネタと同時に、今の時代を肌で知ってる論客たちを呼んできたのだ。それが面白さの一因で、民放が昔ながら「コメンテーター」をひっぱりつづけてる間に、NHKが一歩先に次の時代を見据えた動きをしてるってところがよかったのだ。
この番組のおかげで、古市氏の面白い著作を買って読むことになったし。
津田さんはまあ以前から知ってるのでいいとして(いいのかw)、
他の3方もはじめて知る人たちで視点がしっかりしてて非常に面白いしキャラが立ってる。
橋本アナはちょっとアレだったけど、まあNHK的なバランスから逸脱してはいけないだろうから、それはそれでよいのでしょう。あまり過激なことを求めてもしょうがない。
マスメディアもこうして時代に対応していかないとダメなのだよなと思うわけです。
観てて刺激を受けるニュース番組って他にないもの。
巷でよく話題になるWBSもなんかいってることが昭和っぽいし。

で、話は先週のアナウンサーの堀潤氏がNHKを辞めたってニュースに飛ぶのだけれども、
個人的に氏が司会を務めていた「Bizスポ」を毎日のように観てたし(当時、定期的に観る地上波の番組って、Bizスポとタモリ倶楽部だけだったもの。今はNewsWeb24とタモリ倶楽部……)、震災時のツイートも読んでたし
年末だか年始だかの若手論客を集めた討論番組も面白かったし、この先に期待してたのだけど、最近ちょっと発言の指向がアレかなと思ってたら、
結局NHKを辞めちゃいました。

今日のNewsWeb24の放送後記で瀧本氏がそれに(こっそりと何気なく)触れてたので思い出したのだが、
NHK「NEWS WEB 24」
興味深い一言だったので聞き書き。

瀧本:……NHKみたいな大きな古い組織が変わらないと本当に変わったことにならないと思うので。そこから飛び出して変えるというやり方もあるかもしれないけど、ぼくは中から大きく変えていった方が世の中を大きく変えるんじゃないかと。……
わたしも堀潤氏がNHKを退職したというニュースが流れたとき、同じ事を感じたのです。「大きな組織が時間がかかってでも変わっていかないと、世の中大きくは変わらない」だろうと思ってて、そういう意味で、堀潤氏がNHKをやめちゃったのは残念だなと感じたわけです。一気に変えるのは無理でもジョジョにでも。
と同時に、こういう面白い次の世代を担う人を「上手に飼っておけなかった」(飼うというとひとぎきが悪いけどw)NHKの狭量さもアレだよなあ、と。

そんな感じなのだけど、堀潤氏の今後の活躍を期待しております。

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