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2013/08/24

その2:調布市花火大会にいってきた

17時半に成城学園前駅で待ち合わせなので
喜多見の須賀神社から自転車で急ぐ。
調布なら自転車で行けるんだけど、とめるとこに苦労しそうなもんで。

花火鑑賞と撮影は場所の確保が一番のキモで、
18時半開始なら、16時半にはよさげな場所を取っておく必要があるのだが、
今回はギリギリ。
鑑賞だけならまあなんとでもなるんだけど、
撮影使用と思うと三脚を立てなきゃだめ。

そこで多少は穴場かと思われる、川崎側、稲田堤駅で降りてぶらぶら土手を歩くことにしたんだけど……駅を出たらもう花火客だらけで、雨の予報もあるというのに予想以上の人出。
このあたり、川崎側の河原はあまり広くない上に調布側に比べると雑草だらけでそもそも腰を落ち着けずらく、雑草だらけでお尻の下も落ち着かない。

それでも、土手斜面になんとかふたりもぐりこむスペースを見つけ、
三脚を立てる。
花火を撮るなら斜面がいい。前の人の頭も気にならないし、後ろの人の視界も妨げないし、うまくいけば水面への反射も使える(今回は露店でダメだったけど)。
三脚をセットしてじっと開始を待つの図。

・三脚はマンフロットのBeFree

今回の三脚はマンフロットのトラベル三脚「BeFree」。

マンフロット| Befreeは、旅行にぴったりのコンパクトな三脚

トラベル三脚としてはたぶん一番カッコいい。
とにかくディテールがカッコいい。
その上、トラベル三脚としてはかなり頑丈。
花火撮影に耐えられるレベルなのだ。
もっと軽くて細いのも持ってるけど、夜景や花火だとこのくらいは必要。
逆にこれ以上でかいのはかさばるし、カーボン三脚だと高価だしってことで、
まともな三脚が1本欲しいって人にはお勧め。
自由雲台だけど、固定しやすいのもいい。
安い自由雲台はかなり強く締めないと不安定だったり
強く締めたとたんに角度がずれたりするから。

ベルボンのULTRAシリーズも持ってて(ULTRA LUXi M)、
あっちの方が安くて軽いんだけど、剛性・安定性はBeFreeの方が上。
花火や夜景を撮るのならBeFreeの方がいい。

自転車にはこうやってくくりつけて運びましたとさ。

・カメラはオリンパスのOM-D

カメラはOM-D。
こいつに12-35mmと45-175mmの2本(どっちもパナのレンズですが)。
花火撮影時はISO100でF11くらいでバルブ撮影ってのがいいんだけど、
OM-Dは最低ISO感度がISO200なので(なんてこった)
F11〜16くらいで絞りを調節しつつリモコンで撮影。

OM-Dがすごいのは「ライブバルブ」機能なんてのを持ってること。
バルブ撮影時って、撮影が終わるまでどんな絵が撮れたのかわからない。
当たり前ですな。
でもライブバルブ機能を使えば、一定時間おきに現在の様子をモニタに映してくれるのだ。これはすごい。
1秒おきにライブビュー表示するように設定すれば、
バルブ撮影時でも1秒ごとに画面にそのときの様子が表示されるので
「やべ、露出オーバーで大爆発写真になりそう」と思ったらそこで止められるし、
「露出的にあと1発くらい粘れそう」と思ったらもうちょっと頑張ればいい。
花火撮影にめちゃ便利ですよ、ライブバルブ機能。
チルト式モニタを見やすい角度にセットして、マニュアルフォーカスで拡大表示してMFでフォーカスを固定し、
ライブバルブ機能でライブビューをチェックしつつ花火撮影……ラクをしすぎです。

12-35mmで。トリミングしてます。
花火の麓に並んでるのは夜店。夜店が爆発してるわけではありません。花火は対岸です。
45-175mmで。ノートリミング。
で、1時間弱くらいたったところで雨が降り始める。
小雨程度ならOM-Dは一応防塵防滴ってことで大丈夫なんだが、
途中から雨が強くなりはじめる。
うーむ。まだデカいのはこれからだけど、
一応狙ってた引いた絵と寄った絵の両方が撮れたっぽいので
撤収するか、ってことで半分ほど鑑賞して撤収。

駅への道すがら、建物の隙間から花火が見えるたびに立ち止まる。
多くの人が立ち止まって花火を楽しんでるのでそういう場所はすぐわかる。
X100S
それはそれで楽しそうでありますな。

にしても久々に花火を撮ったなあ。
昨年はベランダから遠くに見える世田谷花火大会を見ただけだし
一昨年は大震災の影響で花火大会が中止や延期になって結局見なかったし。
来年はどうしよう。

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