鞆の小さな漁港である。
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鞆の浦はこんな場所にある。
広島県の東の端、福山市の南のはずれ。
江戸時代までは「備後国」。
古代は、美作・備前・備中(この3つは今の岡山県)と備後で「吉備国」という大きな勢力を持った国だった。
鞆の浦には「神功皇后」伝説(神功皇后が朝鮮討伐から戻る途中に立ち寄った系)が色濃く残っているのだが、
文献的には、万葉集に出てくるのが最初で、少なくともその頃から瀬戸内海の港として有名だった模様。
そんな古い土地。
いったん帰宅し、再度散歩に出る。
鞆の浦から尾道まで船が出てるというのでそれを狙って出かけたら、
出航は土日祝日だけだという。がーん。ちゃんとしらべとくんだった。
でも船に乗るつもりで来たのでなんともおさまらない。
じゃあ、走島でも行くか、と走島汽船で島へ渡る。
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走島の人が本土と行き来するための水上バスみたいなもんで
島へいっても特に見どころはなく、
ぶらぶらと散歩。
暑くて死にそうになる。なんと37度近くまで気温が上がってたらしい。ああ。
お昼の船で鞆の浦に戻り、ぶらぶらと観光散歩。
まずTwitterで知った鞆の津ミュージアムへ。
まさか鞆の浦まで来て、根本敬の世界を味わうとは思わなかったよ。
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それはそれでサブカル系が好きな人は必見、的な面白い展示で、
しかもミュージアムの古い建物がいい。
2年前はミュージアムどころか普通の大地主的な民家だったはずで、
それを改装して使っているのだ。
数年前から、若い人が古民家を利用してはじめた、ある意味意識が高い系というかロハス系というか、町おこし系というか、そんなお店がどんどん増えてて、このミュージアムもそのひとつかと思う。
でも、以前何度か訪れた大正時代のモダンな散髪屋を改装して開いてたカフェがなくなってたのは哀しかったな。まあどこもできたりつぶれたりするもんだけど。
あまりに暑いので、鞆の浦のメインスポットである江戸時代の常夜灯前で
かき氷を食う。ここはおっちゃんがやってる店だが、
店の前で港を見ながら炎天下かき氷という幸せを味わえてすばらしい。
お店自体も江戸時代の古民家。
→茶房 とうろどう。
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街を散歩して、
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ふぅ。暑かった。想定外に暑かった。
こっちの方では16日連続で猛暑日なのだという。今日がその16日目だったのだ。
いやはや、ふらふらと散歩するなんて無謀な天候だったのだな。
ちなみに今回の写真は、一部iPhoneで撮ったものを除いて、すべて、
XZ-2→Eye-Fi mobi→iPad→Snapseed DRAMAフィルタ→picasaへアップロード
という手順で上げております。
旅行にEye-Fi mobiっていいわ。立ち上げてほっとけば写真全部吸い上げてくれるもの。
Eye-Fi mobiの話はまたいずれ。
戻ったら
メールの対応やゲラのチェックをしつつ(世間は平日なので仕事は追ってきます。でもMacBookは持ってきてないので仕事はしません)、
冷房の効いた部屋で充電大会。
iBuffaloのこのUSB4口ACアダプタは旅行には欠かせません。
Apple用2口、Android用2口という構成も便利。
まあ、
iPhoneがわたしのと妻ので2台、iPad、XZ-2、モバイルバッテリーがわたしのと妻ので2台、そしてAndroid機と4口ではたりんのだが、一度に全部充電しなきゃいかんわけでもないので、これひとつでなんとかなるのだ。コンパクトだし。
お勧め。
ただ、この手の製品を「USB充電器」と称するのは違うと思うのだよな。
だって、USB電源を供給するだけで、こいつは「充電器」でもなんでもなく、むしろ「ACアダプタ」なんだもの。でも世間では「USB充電器」と呼ぶらしい。まあ多くの人がモバイル機器の充電に使うのだからその方が伝わりやすいのかもしれないけど、日本語としてはヘンだよ。
eye-fi mobiいいですか 注目しています。
返信削除Eye-Fi mobiは……よいですよ。なかなか。めちゃ簡単だし。時間ができたらまとめてエントリー書きますのでしばしお待ちを。
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