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2013/11/23

[スリバチ]新潮講座「東京スリバチ地形散歩」にお邪魔した日

先日告知した「新潮講座」だけれども、
混沌の屋形風呂: [告知]2014年1月 新潮社の新潮講座で「東京古道散歩」やります

すでに、東京スリバチ学会の皆川さんが先駆者としてなんと「シーズン3」まで達しており、後学のために、というか参考のためにご一緒させてもらうことにしたのである。

集合場所は大森駅。
といっても、歩くのは大森ではなく、台地上の旧新井宿村や鹿島村の方。
実はこの辺、地形がメチャ入り組んでてすごく面白いのだ。
明治の迅速図を見るとその入り組みっぷりがわかる。

約40人の受講者が集まり、
皆川さんを先頭に出発。

高低差を味わう講座なのでいきなり崖下に降りたり上ったり。

池上通りを通って日枝神社でいったん集合して
ゲストとして紹介していただく。
あとは参加者と談笑したりしながら、
大森貝塚遺跡公園、
暗渠をたどって歩き、
鹿嶋神社に寄り道。
茨城にある鹿島神宮を勧請した神社で
創建は10世紀。
拝殿脇の建物の中に旧社殿が保存されているのだが、
その前に座っているふたりの帽子に十字架が刻まれていたのが気になる
今日この頃です。

その後、再び暗渠を辿って
水源の滝王子稲荷神社。

ここ、由緒が気になるのだけど、昔は「滝王子権現」っていわれてたらしいから、
王子神社と同じ熊野神社系かなと思う。
だとしたら中世あたりか。
ここを訪れるのは2〜3回目だけど、富士塚があったのをはじめて知る。


そこからさらに荏原台地の奥に進み、
上ったり下ったりしながら、
西大井にある原の水神池を訪問。どちらもかつての水源で池がある。
狭い坂からの秋の風景はなかなか。みなさん手持ちのアレやこれやで
撮影しておりました。



旧大森射撃場脇を上って下ってまた上って熊野神社。
途中で猫発見。


さらに奥にある厳島神社と
東京の凸凹と水源をめぐる回なのでありました。
最後は、山王の弥生遺跡あと前を通って、
裏手から大森駅前の天祖神社に戻って解散。
皆川さんの話を聞きながらスリバチ地形めぐり、
ああ、面白かった。

個人的には山王遺跡が収穫。
天祖神社の奥にあるマンション建設の際だったか、
大規模な遺跡が見つかったとニュースになってたんですよ。
偶然その前を通ったおかげでいろいろとイメージがわいてありがたや。
この入り組んだ谷地の川を水源に稲作をして
台地の上に住んでたのだなあと。
この辺、歴史ある土地だったのです。

それにしても、歩いた歩いた。
GPSロガーを起動し忘れたので、
Moviesのスクリーンショットをどうぞ。
このアプリ、バックグラウンドでどんどんログをログをとってくれます。
ログを取り出せないのがアレだけど、まあライフログアプリなので。
iPhone5sユーザー必携。
Moves

終了後は主催者らと一緒に居残り組で
大森の喫茶店でお茶。

いやあ1万歩以上は確実に歩いております。
ちなみに、
Nike Fuel Band SEが記録した今日のアクティビティはこんなでした。
一日の最後にグラフが伸びてるのは……夜中にコンビニに行ったからです。
ともあれ、これだけエネルギー使ったのは、FUEL BAND買って以来はじめて。
ライフログ系のガジェットってこういうのを自動的に記録してくれるから
面白い。
興味ある方はこちらを→Nike FuelBand SE. Nike.com (JP)

あ、わたしが担当する講座ではここまでは歩きません、たぶん。
ちなみに、新潮講座の方、すでにけっこう申し込みがあったそうで
担当の方が喜んでおりました。
興味ある方は早めにどうぞ。
凸凹地形とか暗渠とか古道とか、従来の史跡めぐりとは違う
自分であれこれ発見する楽しみがある散策が流行っているのはよいことです。
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社

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