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2014/01/31

もう1月おわりかよ的な

昼間、ちょいと近所で作例撮り。
というか、レンズの比較テストをしておきたくて、
以前チェック用に撮った場所で同じように撮る。
たまにやっておくとデータが溜まってよい。
まあ、でかくて高いハイエンドレンズの画質がよいのは当然だけど、
オリンパスの超薄型電動ズーム12-42mmはかなり検討。
逆に、E-M5の標準ズームレンズとして登場した12-50mmは細いしマクロモードあるし24-100mm相当ってのは扱いやすいけど、クオリティ的には今ひとつという感じで。

デジカメのレビューは書き慣れてるから、作例を用意して十分に触ればすぐ書けるだろうという心づもりだったのだけど、そういう時はどっか油断してるんだろうな、全然すすまねー。結局書き上げられず、明日のために寝ちゃうのである。

2014/01/30

[THETA]全天球パノラマをGoogleに

THETAアプリのバージョンが、iOS用、パソコン用ともにバージョンアップし、
「写真を(xmpメタデータ付で)カメラロールに書き出せる」とか
「カメラロールに保存されたイメージを表示できる」となどの機能が付いて
またワンランク上に行ったわけである。

まあ、
「カメラロールから開いた全天球イメージはサーバーに上げられない」
(がーん。いったん書きだした絵をレタッチして補正したりモノクロにしてからサーバーに上げたかったのに)
のは残念でありますが、順調に進化してて楽しい限り。

今回の一番のウリは
「xmpメタデータ付出力」でありまして、
要するにGoogleのStreetViewが使ってるのと同じ形式で書き出します→Googleのサービスを使ってパノラマを表示ができます→リコーのサーバーを使わなくてもパノラめる!

で、やり方はアホみたいに簡単。
今回はパソコンを使って(その方が高解像度のイメージを扱えるから)
パソコン上のシータアプリから画像を書きだし、
それをGoogle+のフォトアルバムにアップロードする
だけ。
これがその元データ。

Googleさまは何度もここで取り上げてるとおり、
画像を勝手に解析して「雪を降らせたり」「HDRにしたり」「アニメGIF」にしたりしてくれるわけだけど、
混沌の屋形風呂: [google]googleさまが雪を降らせてくれました
混沌の屋形風呂: googleさんが勝手にパノラマ作ってたなんて
そんな調子で
正距円筒図法でPhotoSphereXMP対応の画像を見つけたら、
「勝手にパノラマと解釈して、ストリートビューな感じで見せてくれるのだ」。
こっちはデータを普通の写真のように上げればいいのである。

それをgoogle+のサイトで見るとこうなる。

で、パノラマアイコンをクリックすると(まあしなくても勝手になるけど)、
このようにパノラマで見せてくれるのだ。
おお。おもしれー。
ただし、直線がぐにぐにと波打っているのは謎。
どうして波打つんだ?

いやあこれはお手軽でいいや、
と思ったのだが、
「このパノラマをブログに貼りたい」「Facebookで共有したい」ときはどうするんだ?
URLをコピペしてFacebookやTwitterに貼ればいいのだけど、
ブログに埋め込めないし、
なんだかGoogle+のフォト共有って、Google+での公開しかできないっぽいのよね。
その点、picasa時代より不便なわけで、
このブログはGoogleのブログサービスなのでイケてもよさそうだけど、
だめそうです。
ここにパノラマを埋め込みたいぞくそ。

もうひとつ、
iOSのGoogle+アプリではパノラマ表示未対応です。
Safariで見なきゃいけない。

なんとも中途半端な感は否めないのだけど、
これが第一歩ということで、
毎月のように何らかのアップデートが為されているのはよきことであります。
ああ、あとはGoogleさまががんばっていただきたい。
とりあえず、
iOSでもパノラマ鑑賞できる
パノラマ状態でブログに貼れる
の2つはなんとかしていただきたく思うです。

さらに
Googleマップに貼れます。
とりあえず、picasaウェブアルバム(というか、google+フォト)に
THETAのPhotoSphereデータをアップロードし、
そいつをGoogleマップで指定してやるだけ。
簡単。
詳しくはこちらを。
Googleマップ | RICOH THETA

てなことにかまけてて仕事が全然すすんどらんわ(泣)
とりあえず
ascii.jpに猫連載を書いてメールした。




2014/01/29

[渋谷]駅前に渋谷川が顔を出したと聞いて

昨日三井さんから、工事の関係で渋谷駅前の渋谷川が一部見えてるよと教えられ、お、これはぜひ見ておきたいと思い、
レビュー用作例が必要なカメラと時前のE-M1を携えてまずは渋谷へ行ったのである。
ヒカリエから渋谷川を撮影して、あとはブラブラとレビュー用作例でも撮ろうかなという算段。

最近はよく知られるようになったけど、
新宿御苑あたりから流れ出た川は原宿から渋谷を流れ、広尾をすぎて、下流は「古川」という名前になって海に注ぐ。
今は地下を流れる暗渠になってるので普通は知られてないが、
渋谷駅南の「稲荷橋」から開渠となって顔を出してるので
ああ、ほんとに渋谷駅前を流れてるんだなとわかるわけだ。
当時の地図をひっぱりだしてみるとこんな感じ。

 

いやあ面白い。
左は明治時代後期の渋谷。
山手線はもう通っているが、渋谷駅の場所が今とは違う。
わかりにくいけど、山手線の内側を渋谷川が流れてる。
「東京時層地図」の方が見やすいので、そのスクリーンショットにちょいと書き足してみたのがこちら。

左が明治の終わり、右が昭和末期の渋谷。東京時層地図より。
渋谷川がモロに東急東横店の下を流れてるのがわかるのだ。
渋谷南口の稲荷橋は現存。名前の元となった稲荷神社は元は駅前にあったが
今は遷座して、金王八幡の隣の「豊栄稲荷神社」となっている。
駅前バスターミナルに稲荷がポツンと残ってても面白かったのだけど、まあちゃんと遷座してますってことで。
で、バブル期の地図にある青い四角が、今日顔を出していた渋谷駅。

駅に着いたら寄り道せずにヒカリエに向かい、即行で9Fへ。
西方面はここが一番観やすくて人も少ない。
駅を見下ろすと……絶賛大工事中
もともと渋谷にはめったに近寄らないのでよけい変貌過程が新鮮なのだが、
東急東横店は半分以下になってて向こうにスクランブル交差点は見えてるわ、



東急渋谷駅跡はもう屋根もなくどんどん削られてるわ。
そして駅前にぽかんとあいた狭いスペースに顔を出してる暗渠。
中はよく見えないのだけどあれが渋谷川だろう。

iPhone5s+アプリあれこれ


ついでに歩道橋からも。


にしても、
渋谷駅東口は大変貌しますな。
渋谷駅に西側から……つまり井の頭線でアクセスする身としては
ダンジョンっぷりに拍車がかかって混迷の度を深めております。

ついでにぶらぶらとカメラを持って散策し、
神泉駅から井の頭線。
池ノ上で降りて、森厳寺経由で下北沢駅へ。
下北沢駅も絶賛大改造中で
駅前にあった戦後を思わせる下北沢駅前食品市場も徐々に閉鎖されつつあり、



一部だけが細々と残っているありさま。
まもなくすべてが閉鎖され、新しい下北沢駅の建設がはじまるのでしょう。

古いものがなくなるのは寂しくはあるけど、
まあ東京なんて徳川家康入府以来、こんなスクラップ&ビルドと改造の繰り返しの上に成り立ってきた都市なわけで、いまさらなにをかいわんや、という気がしないでもありません。

夜は新潮講座のための準備をあれこれ。

[デジカメ]オリンパスのE-M10も出た。狙いは魚眼ボディキャップレンズ!

オリンパスからも発表がありました。
E-M10。
ミラーレス一眼カメラ OLYMPUS OM-D E-M10|オリンパス
「撮るというアイラブユー」ってコピーはポエムにしてもヒドイと思うけど、
これが「プレミアム」かどうかはアレだけど
その辺は広告だからまあ我慢するとして。

往古のOM10がエントリー向け一眼レフだったのと同様、
こちらもエントリーモデル。
E-M5に比べて少し軽くて、防塵防滴じゃなくて手ブレ補正が3軸で、
時節柄Wi-Fi機能は内蔵で、
まあ、下位モデルなのだ。

バッテリーはE-M1/E-M5とは違い、
Stylus 1、PEN5以外のPENシリーズ(P3/PL5/PL6/PM1/PM2など)と同じ
BLS-5(容量的にはほんのちょっと少ない)。
充電器・充電池・電源アダプター | オリンパスイメージング

つまり、「これはE-M5の後継機ではありません。むしろ、PENからのステップアップ用EVF搭載モデルなのです」ってことだ。

E-M5ユーザーは後継機じゃなくて残念でしたってことで。
でも、E-M5も早々にファームアップ2.0が出たし、しばらくそのまま使っても悪くないでしょう。
フォーサーズシステム ファームウェアアップデート | オリンパスイメージング

新しい電動ズームレンズも面白い。
14-42mmなんだけどめちゃ薄くて(このレンズをつけたE-M10はStylus 1と変わらない大きさ)、別売りの自動開閉キャップのギミックがなかなか面白いので
日常使いにいい。
今までの14-42mmレンズを使ってた人は買い換えたくなるレベル。
従来の14-42mmより5cm寄れるし。

個人的には、
魚眼ボディキャップレンズだな。あれは買う。
交換レンズ フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye)|オリンパス
25mmF1.8は……すでにパナの25mmF1.4を持ってるからどうするか不明。

で、
2013年半ばから、
ソニーのα7、オリンパスのE-M1とE-M10、フジのX-T1と
光軸上にEVFを搭載した「一眼レフ風デザイン」のミラーレス機が続々と出てきつつあるのだけど、
これ、EVFのクオリティが上がったのと同時に
欧米での展開をにらんでのことかと。
あっちでは一眼レフスタイルじゃないとどうしてもワンランク下に見られるし、
E-M5はあのスタイルだったことですごく注目された、
とオリンパスの人がいっておりましたので。
そう考えるとわかりやすい。
ただ
日経によると
レンズ交換式カメラも欧州や中国の景気減速の影響でエントリーモデルの需要が落ち込んだ」
キヤノンの田中副社長「180度変わった市場に対応」 :経営トーク :企業 :マーケット :日本経済新聞
ということで、レンズ交換式カメラ市場も大変そうです。

2014/01/28

[デジカメ]富士フイルムのX-T1は欲しい

富士フイルムの新製品発表会。
登場したのはX-T1。
これ、めちゃよさげ。

今までのXシリーズになかったISO感度ダイヤルもついてるし、
EVFがでかくなったし。
ちなみに、0.77倍ってメチャでかいっす。
今までで一番でかかったオリンパスのE-M1が0.74倍だから
それよりちょっとでかいのだ。
E-M1の良さのひとつがEVFがでかくて明るくて見やすいことだったわけで
それを数字で上回ってきた。
ハイクオリティなEVFは正義です。あれは素晴らしい。
しかもレスポンスがいい。レスポンスも正義です。
わたしのなかでミラーレス一眼といえば
E-M1かX-T1か、になりました。
センサーサイズ以外はけっこうかぶるんだよな。

見た目は、クラシックな一眼レフっぽいんだけど、
細かなデザインがα7ともOM-Dとも違ってて、
X-T1の方がかなりクラシカルなんだけど、
一眼レフっぽいわけじゃないという面白い形状で。
ちょっと不細工なんだけど愛嬌がある。
α7ほどてっぺんの凸部が主張してないのがいい。
接眼部があまり後ろにでっぱってないのもいいし、
モニタがチルトするのもいいし、
レンズもとうとうF2.8通しのズームレンズがロードマップに登場して、
ミラーレス機はマイクロフォーサーズかソニーかって感じだったけど
ここに来て、富士フイルムが下と上に一気に製品を投入して
面白くなってまいりました。
はじめてX-Pro1を見たときは「カメラ好きおっさんの道楽機」という感じで
ほとんどそそられなかったのだけど、X-T1で次のステージにすすんだなと。

奇しくも、各社のハイエンドモデルがEVF+チルト式モニタを備えてきたわけで、
この辺を見慣れると
「一眼レフってなんて分厚いんだ」と思うわけで、
ミラーボックス+撮像素子+モニタの厚みは全体のバランスがよくなく。
ミラーレス機の方がほどよい厚みでいいじゃん、と。

テーマは画質と機動性の両立――「FUJIFILM X-T1」詳報 (1/2) - ITmedia デジカメプラス



まあ、E-M1を持ってるし、余剰金もないので
X-T1を買うことはないだろうけど、
これなら欲しいわ。

わたしはフィルム時代のカメラに何の思い入れもないので
(本格的に写真を撮り始めたのはデジタルになってからだし)
一眼レフ風デザインに対するこだわりはゼロなのだが、
OM-Dをつかいはじめて「見やすいEVFは必須だな」、
ハイクオリティなEVF+可動式モニタがあってこそ
フルデジタルの良さを味わえるのだという結論に達し、
そうなると、
EVFがモニタの上に加わる分、どうしても
凸型デザインになりやすいわけで、
これはこれで理にかなった形状なのから、これでいいのだ。

発表会後、三井さんとベンツのカフェでお茶してたら、
近所にオフィスがあるcheeroの面々やそこに打ち合わせにきてた友人も登場して
おお、ひさしぶりーってんで
あれやこれや雑談して、
さらに、Power Plus 2とM-CLIPをいただきました。ありがとうです。
使います。最近、6000mAhのPower Plus 2 miniではちょっと心許ないケースが増えてるのでありがたやです。

で、表参道までカメラ持ってぶらぶら散歩して帰宅。
郵便受けを数日ぶりにみたら大量の封書やら本やらが詰まってたので慌てる。
メールと郵便受けは毎日チェックしなさい、はい。。。。

2014/01/27

[日記]地道に復活

まあなんとか風邪も治まってきたので
ぼちぼち働くかということで
今日中に発送せねばならぬ機材があったので
新宿高層ビル街でちょいと作例を撮り、
夜は
ITMediaにiPhoneカメラ連載を書いてメール。
いくつかネタを用意したけど
結局、Camera+だけで終わってしまった、
これはなかなか面白い。
その他もろもろ地図とにらめっこするなど細かい作業。

2014/01/26

[読書]信長公記と百姓貴族

ちょこまかちょこまかと仕事したり休んだりげほごほがほげほ。
仕事が進まないので本でも読む。

Kindleで読んでた「信長公記」(現代語訳)読了。
おもしれー。織田信長の側近だった太田牛一が書いた信長公の記録。
池に大蛇が飛び込んだという話を聞いて
その池の水を抜いて自ら飛び込んで「そんなのおらなんだ」と確かめた話とか
聖俗老若男女関わらず殺した話とか
桶狭間の合戦は、今川義元は「おけはざま山」に陣を張り、
信長は深田の中の一本道を突き進んだという話とか
(一般には、谷地で休んでた善元を山の上から奇襲したと思われてますが、そんなことはひとことも書いてない)
安土城の詳細とか、
黒人(弥助ですな)と会ったときの話とか
馬揃えのど派手な衣装の話とか
基本的に信長を褒めてるわけだけど、
一緒に生きた人の記録だけに、戦国時代の生々しさや価値観が随所に見られる。
肝心の本能寺の変の現場にはいなかったが(いたら生きてないしな)、
NHKの番組によると、あとから当時の生き残りに取材して
そのラストを史実に忠実に書き上げたそうな。

さまざまな信長本というか織田信長話の一次資料であり、
現代語訳なので(まあ、多少戦国時代の基礎知識がないとわかりづらいけど、
その辺は、年表と地図を横において、あるいは、戦国時代漫画の2〜3冊でも読んでなんとなくイメージを持っていれば大丈夫かと)
けっこう気楽に読める。
今の価値観からいくと人命がめちゃ軽いんだけど
応仁の乱から戦国時代の状況を知って読むとそう軽々しい感想はいえない。

BookLiveで「百姓貴族」1,2巻。
荒川弘は北海道の農家出身で畜産やってて
そんな北海道農業話エッセイ漫画。
牛と牛乳とじゃがいものリアル。
とりあえず肉や野菜を食べて生きている現代人みな必読。
Kindleじゃないのは、BookLiveの方がコミックの管理しやすいから。


2014/01/25

休み

月曜日あたりに喉が痛いな、空気が乾燥してるせいかなと思いはじめ、
火曜日はなんともなく、水曜日に喉が痛くて身体がだるく、
木曜日は回復してよかったと思いきや、
金曜の夜に急に鼻水が出はじめて
土曜日は発熱して咳がではじめた。
風邪の諸症状が順番に出てる風で困ったものである。
さっさとぐわっと熱が出てぐわっと養生した方がさくっと治るのだが
微熱止まりがだらだらと続くので厄介さん。
てなわけで、夜の予定を中止し(友だちのお芝居的なものを観に行く予定だったのだ残念(泣))て休む。

でも、家電批評の原稿6ページ書いてメール。
寝てばかりは退屈なので働きました。

2014/01/24

[Mac]祝 Macintosh誕生30周年

1984年1月24日、初代Macintoshが登場した。
ってことで、米アップル社に30周年記念ページが登場。
おめでとうございます。
Apple - Thirty Years of Mac




にしても、
ひとつのシリーズが30年続いてるってすごいことですよ。
中身や見た目は変わってるにしろ。
PC-98もIBM PCもとうになくなってるんだから。

Your first Macは?と聞かれたので答える。

わたしの最初のMacは1991年。
ほんとはMacらしくモニタ一体型マシンが欲しかったのだけど、
Macintosh ClassicもMacintosh LCも出てたけど、選んだのは
X68000をいじって以来、
どうしてもフルカラーのMacが使いたく、選んだのは
IIcx+フルカラーのビデオカード。

その後、PowerBook 100をモバイル用に購入。
以降、メインマシンがデスクトップのMac、
原稿書き兼モバイル用がノートブックのMacという
体制が未だに続いているのである。

1991…Macintosh IIcx (VimageIIを入れてフルカラーにした)
1991…PowerBook 100
1993…PowerBook Duo230
1993…Macintosh Quadra950
1994…Macintosh LC630
1995…PowerBook Duo250
1996…PowerMacintosh 7600/120
1997…PowerBook 2400c/180
1998…iMac
1999…PowerMac G4(AGP)
1999…iBook(タンジェリン)
2000…iMac DV SE
2001…PowerBook G4/400
2002…iMac(FlatPanel)
2002…PowerMac G4(MDD)
2003…PowerBook G4(FW800) 15inch
2006…MacBook
2008…MacPro(early 2008)
2010…MacBook Air 13inch

衝撃的だったのは
今は亡きOh!MZ(もうOh!Xになってたかも)の編集部に持ち込まれたMacintosh Plus。
はじめてちゃんと触ったMacがこれで、故祝一平氏が持ち込んだものと記憶してる。
あれこれ触らせてもらったのだけど、
いやあ「未来はここにある!」と確信したのはSuperPaint。
ビットマップとベクターデータが共存してるのだ。
それまでのパソコンは「テキストベース」だったのだけど、
Macintoshはテキストもビットマップもベクターデータもきれいに融合してた。
HyperCardも衝撃だった。メディアを自分で作れるんだということを知った。

そこには、従来のパソコンがなしえてなかった、
テキストもグラフィックスも音声も(後には映像も)
ありとあらゆるデータが等価になるという
デジタルの本質が現れていて、
パソコンって実は新しいメディアなんだと確信したのだ。

あらゆるデータが等価になり、
それらを流通させるインターネットが登場し、
あの頃想像した未来が現実となった世界にわたしは住んでいる。
なんてこった!

2014/01/23

[google]googleさまが雪を降らせてくれました。

先日、雪景色の写真をblog用にpicasaに上げたら、
またもやgoogleさんがやってくれました。
勝手に雪が降っております! 自動的に雪やこんこです。
いやあ面白すぎ。

ついでにもうひとつ、picasaに上げた写真がどうもヘン、
特にシャドウ部が浮いててキモい、書き出し時の設定がおかしいのかななどと
あれこれ悩んでたのだけど、どうやら、googleが勝手に写真を補正してたらしい。
やめてくれーってことでオフにした。

かなり違うのだ。

まあ撮った写真をそのまま上げてる人にはいいのだろうけど
わたしはApertureで調整してから上げてるのでさらにいぢられると困るのだ。


いっぱい寝たらかなり復活したので
遅れてたITMediaの連載を書いてメールし、
さらにascii.jpに猫連載を書いてメールする。
月末に向けてあれこれ仕事が降ってきてるので働く。

そうそう、

2014/01/22

[Mac]iMacかMacProか

実は3月あたりにMacを新調しようとずっと思っておりまして、
さすがに、2008 earlyのMacProでは何かとつらくなってきたのです。
GPUなんてGeForce GT120の512MBだし……いつの時代だよと。

新型機を
iMac27インチにするかMacProにするかが悩みどころで、
MacProは高性能だけど高い! ビデオの編集はしないからそこまではいらん!
でも今のモニタ(DisplayPortのLED Cinema Display)をそのまま使える(たぶん)。
iMacにするとモニタごと買い換えになるけど、安い。

で、どのくらい価格差が出るのか計算してみた。
どれもカスタマイズした結果。iMacは可能な限り性能を上げてる。
30万コースか。
MacProは可能な限り抑えてる。うう。GPUはひとつでいいんだけどな。
メモリはとりあえず16GBってことで。
うーむ。それでもiMacにした方が安く済むなあ。
Core i5でよければもうちょっと安くなるし。

実際にはThunderboltの外付けHDDとThunderblot→FW800アダプタを追加するしなあ。
まあMacProは今注文しても出荷は3月なので
心はiMacに倒れております。
今年か来年には、4KディスプレイのiMacが出るだろうなとは思うのだけど、
消費税前には間に合わないだろうし。

まああと1ヶ月半ほど悩みます。
にしてもひとつのマシンを6年使い続けたとか画期的すぎて泣けます。

実は月曜あたりから喉が痛くて、ああ乾燥してるからかなと
気にも求めてなかったのだが、
今日になって身体がだるく、微熱っぽくて
あ、風邪かも、ということで、仕事は進んでないけど寝る。

2014/01/21

[雪国]雪景色を撮りにいった日

雪の写真が必要で、
昨年は越後湯沢、その前は奈良井宿、その前は会津。
さて今年はどこへ行くか、会津はいいけど遠くて交通費かかるし、
行ったことない場所がいいな、とりあえずどこまでいけば雪があるんだろ、と
ライブカメラなどをチェックしたら、群馬も水上まで行けば雪があるらしい、
どうせなら(高速バスじゃなくて)電車で行きたいし。

てなわけで、朝から上越新幹線。
新幹線は高架を走るから、上野から赤羽にかけての武蔵野台地の崖を目の当たりにできて楽しい。低地と台地を分ける崖ですよ。
とりあえず高崎まで行き、そこで上越線に乗り換えて終点の水上まで。
やってきたのは国鉄車両でボックスシート。
終点間際には車両もこんな状態。
ふふふ。

で、駅を降りたのだけど、思ったより雪国っぽくない。
うーむ。まあしょうがないか。温泉街も昭和高度成長期的ホテルばかりだし。
吊り橋はぶっこわれてるし。
SLはシートに覆われてるし。
しょうがないのでブルーサンダーと書いてある貨物を撮ったりしつつ
なんかいい被写体ないかなとブラブラ歩いてると、バス停があり、
時刻表を見ると、1時間に1本のバスがあと5分くらいでくるという。
よし、乗るかってんで後先考えずのって、谷川岳ロープウエイへ。
(これが宝仙峡行きのバスだったらそっちへいってたと思う)
山を上っていくと急に風吹で
せっかくなのでロープウェイで天神平へ。
ブラブラして雪まみれになり、
またバスで水上へ戻る。
いやあ、人いねー。始発から終点まで客はわたしひとり。
のんびりとくつろぐ。

で、再度観光客もほとんどいない(冬の平日だからな)
昭和情緒あふれる水上温泉をブラブラし、
寒そうな猫やら雪に埋まって悦んでる犬やらセキレイやら源泉やらを愛で、
せっかく来たのだからと
適当なホテルで温泉にはいって身体をあたためて、
駅前で何か買ってから電車に乗るかと思ったら、17時過ぎには店は全部閉まってて
しょうがないので
飲み物とちょっとした食べ物だけ買い、
Suicaで電車に乗る(水上まではSuicaが使えるらしい)。
帰りは新幹線を使わず、
水上→上越線→高崎→高崎線(グリーン車!)→赤羽→湘南新宿ライン→新宿
と在来線を乗り継ぐ。
高崎線でグリーン車を捕まえて寝ちゃえば楽。

そんなわけで、まあなんとか写真も撮れたような撮れなかったような、
ちょっと辛い感じではあるけれども
(来年はもうちょっと気合いを入れて、豪雪地帯へ行くか)
なんとかなるといいな。
にしても、雪は楽しいわ。
毎回思うけど、歩いてるとあまし寒くないし。



2014/01/20

[日記]やっと猿人がゴリ←そうじゃない

都内某社で某な某。もうそんな季節。
帰宅後iPhoneカメラ講座の原稿を書いてメール。
さらにMacPeopleにApertureの原稿を書いてメール。

ふー。
今年になってもう20日ってのがしんじられん。
まあ、正月はのんびり休んだし、1/11までは新潮講座に気を取られて
頭の中が古地図・古道モードになってたから
そこから10日かけてやっと本業モードでエンジンがかかってきた感じ。
一度火を落としちゃったら
コールドスタートに時間がかかるのはいつものこととはいえ
かかりすぎであります。いかん。

2014/01/19

[西荻]西荻でマッチラベル展

西荻窪へ行く。
そういえばこの辺、自転車で走ったことは何度もあったけど、
JRを使って訪れるのははじめてかもしれない。


細い路地がことごとく昭和で面白い。
真っ昼間から飲んだくれ路地とか
昭和テイストのお店がずらずら並んでて
喫茶店リッチな様相も呈しており、
ぶらぶら散歩してから
目的地であるFALLは西荻案内所の隣。

西荻案内所で西荻マップを貰い(これがまたよくできてるのでおすすめ)、
FALLでこれ。
ソ連・東欧のマッチラベル展。
ソ連・東欧のマッチラベル展『3×5㎝のユートピア』 - FALL - Time Out Tokyo (タイムアウト東京)
こいつがよいのだ。
有料で展覧会やってもいいくらい。
共産主義時代のいろんなプロレタリアなデザイン満載で、
ひとつ100円での販売もあり
わたしもセットをひとつ買っちゃいました。
未来都市を背景に男女の労働者ってラベルがツボにきまして。


夜は経堂のソンタナでおともだちとタイ料理。

夜中は昨夜の図版を全部とりなおしてまとめて
これでいいかな、とメール。


2014/01/18

[Windows]Windows8のスクリーンショット

Windowsを使う仕事なのでWindowsを起動してあれやこれやたまってたアップデートが完了するのを待って
原稿書き。
MBAとWindowsマシンを並べてWindows機で図版造りながらMBAで原稿書くという
おおこれはなかなか効率いいぞ、
しかも、Windows8はWindowsキー+PrintScreenでスクリーンショットをファイルとして保存してくれるし、
dropboxいれてあればPrintScreen押すだけで
dropboxにスクリーンショットをpngで書きだしてくれるから
そのままMac側で開いてチェックしてアーカイブして送れるやんか。

と調子にのって作業して、
よし最後にMacからスクリーンショットのチェックだ、と思ったら
がーん、最後に気づいてどうする、的な
今回の原稿は、マウスポインタの形が大事なのに
標準のスクリーンショットではマウスポインタをとれないのであった。
最後に気づいたのがアホですな。

しょうがないので、
昔使ってたスクリーンショットアプリ(HyperSnap)を再度ダウンロードし、
Windows8でも使えるか不安……と思いながら立ち上げてみたら
どうやらイケそうなので、
昔のメールをあさってライセンスコードを発掘して
そいつを入れてみたらちゃんと認識されたので、
ああ、最初からこっちを使ってればよかったと
思った時点で体力が尽きたので寝る。

2014/01/17

[上総]笠森観音とか

朝から黄色い車に拉致されて某県某社で働かされたわけだが
せっかく天気がいいのに仕事だけではあんまりだということで
途中、笠森観音に立ち寄ってちょっと森の中を散歩する。

房総半島のちょうど真ん中あたり。上総国である。
ここが延暦年間創建というとても古いお寺なのだが、
観音堂が山頂の巨大な岩の上に乗っかってるというすばらしさで、

思わずシータ。
笠森観音の上からシータ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

いやあ面白い。
その後真面目に仕事をして、
帰りに海ほたるで休憩して寒い中月を愛でて


夜帰宅。
今日の甘えたおっさん猫



2014/01/16

[日記]SONYのBluetoothスピーカー

ascii.jpに猫連載を書いてメール。
iPhone古地図散歩本(電子書籍で出る予定)の第2章分を書いてメール。

最近、台所仕事をしてて(主夫なので平日は晩ご飯を作っているのだ)、
BGMが欲しいなとずっと思ってて、
昨日、ついソニーの球型スピーカーを買っちゃったのだ。
どんなのがあるかなと思って見てたら、
小さくてそれなりに面白そうなのは……という観点でいくと
これになっちゃったのである。
音質をそれなりに重視するなら1万円越えちゃうので、そこまではいらんかなと。

それがさくっと届いたので使ってみた。

実に小さい。小さいので小さいなりの音しかしないのだけど、まあそれはしょうがない。
台所に転がしても邪魔にならないサイズが欲しかったわけで。

軽く充電して、裏面のスイッチを入れ、iPhoneとペアリングする。
これは実に簡単。
Bluetoothの設定画面にこのスピーカーが現れるのでタップするだけでよい。
あとはiPhoneのコントロールセンターのAirPlayから
このスピーカーを選べばすぐ鳴るのだ。
コントロールセンター、便利。
にしても、
せっかくこのスピーカーはNFCに対応してて、
NFC対応のXperiaも持ってるのに、
結局つなぐのはiPhoneなのだった(音楽はiPhoneにしかいれてないし)。

実はBluetoothスピーカーってはじめて買ったんだけど、
確かにワイヤレスって便利だわ。

にしても、
そろそろiPhoneもNFCに対応してもいいと思うんだ。
次のiPhoneはNFC内蔵と128GBモデルをよろしくお願いしたい。

付属のメッシュ巾着袋は愛でたくQX100ケースとなりました


2014/01/15

[日記]やばい。いろいろとやばい。

やることいっぱいあるのに
「信長公記」とか江川達也の「桶狭間の真実」(もちろんこっちはマンガ)を読んだりしてやばい。いろいろとやばい。
「桶狭間合戦の真実」は江川達也が解読した桶狭間合戦のディテールをマンガにしたもので、信長公記や現地の伝承を丹念に追っており、
犬千代が女キャラになってる以外はかなりドキュメンタリー。
なぜ犬千代が女なのかは謎だけど、どうも信長と犬千代はアレなアレだったのだが、でも江川達也的にはアレは書きたくないので女にしちゃったような気がする。

ともあれ、あれこれと古地図古道系のネタばかり考えてたのだが
そろそろ本業のデジカメ・IT系に頭を切り換えねばならず、やばい。
雪の写真も撮りに行かねばならないのにー。とほほすぎる。
もう1月も半分が終わったのか(泣)。


2014/01/14

[家電]BDレコーダーがやたら活躍しておけはざま

実は昨年秋、スカパー!録画用に使ってたアイ・オー・データのNASがぶっとびまして、
もうどうしようもなく、
まあ録画なんてしなくていっかと放置してたのだが、
妻が、どうしてもサッカーを録画したいというので
ヨドバシカメラでソニーのBDZ-EW1100を買ったのである。
めずらしく、妻が買ったAV家電。

で、こいつが予想以上に働いてくれてるのである。
おもしろいのが「おまかせ・まる録」機能なるもの。

いや実は未だにどう設定すればどう録ってくれるのかよくわかってないのだが、
一度、これは面白そうというので「BS歴史館」の再放送を予約録画かけ、
同じ名前の番組はどんどん録画してね、と設定したところ、
その後、勝手にBDレコーダーが歴史ものの番組を勝手に録画しまくってるのだ(笑)。

夕飯時などにEW1100のHDDをさぐると
予想外の番組が勝手に録画されてて楽しい。。
わたしのようにテレビ番組をチェックする習慣がない人間には勝手に録ってくれるのはありがたい。
BS歴史館のみならずなんか歴史ものをどんどん録ってくれるので(でもタイムスクープハンターは録ってくれなかった。タイトルに歴史とはいってないからか?)あとはヒマを見つけて見ればいい。まあいらん番組も録りやがるのでそういうのをもっと簡単に消せればいいんだけど、家電なので「削除」系に慎重なインタフェースなのはしょうがないか。

テレビも進歩してるなあ。4Kよりそっちの方がおもしろいわ。

というわけで、今「世界ネコ歩き」と「歴史もの」は勝手に録画されているのであった。
食後にのんびり録画を見てたらかふかが飛び乗ってきた
で、この「BS 歴史館」が面白い。
今日見たのは、「桶狭間の戦い」の回←いつ放送されたものか全然気にしてない。ただ録画されてるのでありがたくみております。
江川達也も登場。

江川達也は漫画家になる前は中学の教員だったのだが、
その中学は桶狭間のすぐ近く。
実は妹夫妻がそのあたりに住んでて、
江川達也が教えてた中学に姪が通っているのだ。

桶狭間の戦いって、桶狭間の谷地で今川義元が休んでるところに
織田信長勢が山の上から駆け下りて奇襲したって思われてるけど、
実はそうじゃないんだという話を、信長公記を元に展開。

信長公記には「おけはざま山」に今川義元が陣をとったと書いてあり、
谷地ではないのだ。
その山を降りたところ、名鉄線中京競馬場前(駅名を桶狭間にしてくれればいいのに!)からすぐのところに今川義元の墓がある(ここで殺されたって話だ)。
で、信長勢に押されて敗走する途中、このあたりで殺されたんじゃないかという説。
番組では、信長がいかにパラダイムシフトを起こしたか、に注目してて
それがよいのである。
信長公記については実はPDFで公開してる人がいるのでそちらを。
信長公記(原文)

番組の中で江川達也がちらっと自著の宣伝をしてたので思わず注文する。
下記にAmazonリンクをはったけど、買ったのは在庫があったヨドバシカメラ。いやあ最近、ヨドバシの通販が頑張っててよく使っております。
ついでに信長公記の現代語訳も。こちらはKindle版で。

さて、昼は神保町の家電批評編集部で打ち合わせ。
帰りに古本屋に立ち寄り、古い浮世絵展の図録が安く出てたので2冊ほど買う。
神保町にある編集部って危険だ。
夜中は、昨年秋から頼まれてた、iPhoneで古地図を楽しむ本の原稿を50ページほど仕上げてメールする。

2014/01/13

[時事]成人の日だそうですが成人式ってなんだっけ

新年早々三連休が入るって
何かとロクな暦じゃないと思うわけだが、
成人の日だそうで、
なぜ成人式があるのか、そこに成人がいるからだ……んなわけもなく、
実は30年前からずっと成人式なる儀式の存在意義が疑問で、
そういう慣習があるにせよ、
自治体がわざわざ金をかける意味がわからん、あれはなんだ?
と。
そんなだったので当然成人式なんて出てないわけで、
迷った末に出なかったのではなく、はなから出るつもりもなく、
東京の式に出ても知り合いいないし、わざわざそのために地元に戻るのも交通費を考えたら狂気の沙汰としか思えず、
あとになって意外に多くの人が参加してると知ってびっくりしたもの。
そんなだから、今フリーランスなんてやってるわけだが。

まあもともと通過儀礼としての「〜式」って嫌いだったのでアレだけれども、
(大学の卒業式も出てないし、結婚式もしてないし、年賀状も書いてないくらいで)
成人式が、それまで親の庇護下にあったけどこれから社会の一員に立場がかわるんだぞ、と自覚させるための通過儀礼として……まあ昔の「元服」のようなものとしての
意義があったというのはわかるが、
一斉に卒業して一斉に集団就職して一斉にムラのコミュニティの一員になったという時代ならともかく、
成人式 - Wikipedia
人それぞれの人生を歩む現代に意味はあるのか、あったとしても誰が出席するのか、
と思って調べたら、埼玉県が市町村別の出席率データを出してて、
‎www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/535927.pdf
それをざっとみると、少なくて6割、多くて8割以上が出席しており、
せいぜい5割くらいじゃないかと思ってたわたしは
唖然としたのでありました。
いやはやびっくり。

てなことをFacebookでざっくり書いたら、
斎賀先生が長年学生を見ていると、意義はあるようだというコメントをくれたので、
6〜8割が出席するのなら、やりようによってはあるべきなのかもしれん。
記念品としてUSBメモリーを渡すのは間違ってると思うけど。
(埼玉県のいくつかの市でやってた)

まあ成人式の出席率が選挙の投票率より遙かに高いってのはアレですな。


てな調子で、土日で疲れたので今日は休養日。
一度気になり出すとたまらないタチなもんで、
国分寺から府中近辺の本を引っ張り出したり、
国会図書館の近代デジタルライブラリーで
「廻国雑記」や「江戸名所図会」を引っ張り出して
読んでみたりして、
これがなかなか面白い。

江戸名所図会の恋ヶ窪の絵に描かれている
「八幡」と「傾城の松」が現在のどこにあたるか謎。

でもって、ITMediaにiPhoneカメラ講座を書いてメールして寝る。


2014/01/12

[古道]「東京古道散歩講座」の下見に国分寺へ

昨日、一度、次回の下見をしにいくんですよと新潮社の担当者に話をしたら、
じゃあ明日行きましょう、ご一緒しますといったその目がらんらんと輝いてたので
お手伝いしてくれる人と3人で国分寺へ。

西国分寺駅から恋ヶ窪へ回って東山道武蔵路、
北上して熊野神社、鎌倉古道を南下して
中央線を越え、東山道武蔵路、
さらに南下して武蔵国分寺跡、
西行して国分尼寺跡から伝鎌倉街道。
そんなコース。
今日歩いたルート。ZweiteGPS。ロガーとして優秀。
寄り道や試行錯誤してたら思ったより時間がかかったけど、
当日はまあなんとか予定の時間におさまるでしょう。
資料館ではレアな出土品を観られて満足。

恋ヶ窪ででかい霜柱を踏む。
久しぶりだわあ、霜柱。

このあたりは何度か来てるのだが、
やっぱその筋のマニアックな人とまわると
いろいろ発見があって楽しいわ。

おかげで
当日の構想も固まったので、
面白くなるはず。
何しろ7世紀後半から中世まで一気に
体感できるのだから。

問題は時間配分だよなあ。
あまり駆け足にはしたくないし。

帰り、経堂駅で降りたら
スーパー前と、中でそれぞれ友人と会い、
なんとも、知り合いによく合う土日なのであった

2014/01/11

[報告]「東京古道散歩」講座第一回は座学編でした

昼、新宿西口へ。
新潮講座は
新宿住友三角ビルにある朝日カルチャーセンターの教室を借りて行われるのだ。

12時半に教室に入り、
プロジェクターをセットし、MBA13やiPadAirをつないであれこれチェック。
時間は90分。スライドは40枚弱。
KeynoteをiPhoneからリモートしてみるとなかなか楽しい。

それはともかく、
前半は、古代東海道と鎌倉街道を中心とした
「道で辿る東京の歴史」的な内容でざっくりと。
後半は現代に残る古道の具体例を挙げつつ
特徴を、という感じで構成してみた。

90分ってはやいわ。あっという間。

つたない話を聞きに来てくださったみなさま
ありがとうございました。

緊張したけどなんとか終了。
終了後、3〜4人に「今日はシータしないんですか」と聞かれた。
うう。もっていってはいたんだけど
時間がおしてしまったのと緊張してたので
シータ出せなかった。次回はぜひ。

そうそう、住友三角ビルは中央が三角形の吹き抜けになってるユニークな構造なのだが、
途中にひとつ屋根がついていて、4Fの廊下からこんなのがみえるのであった。

1Fに降りてそのどまんなかで、シータ。
(上の写真から見える、三角のマークが真ん中)
吹き抜けになってる様子がよくわかる。
Twitterで「万華鏡みたい」といわれた。
そうかも。

住友三角ビルの大吹き抜け - Spherical Image - RICOH THETA
このビル、全面的に昭和テイストで楽しいのであるが、
地下はシャッター商店街になっててやや寂しくもあり、
一番身近なシャッター商店街かもしれん。
数年前、NSビルのレストランフロアへ行ったときもかなりシャッター商店街だったわけで、新宿西口高層ビル街もなかなか大変そうである。

住友三角ビルの地下が、こんなありさまなのを知って驚いた週末。住友関連(不動産屋など)を除くと、2〜3軒しかなく、一番身近なシャッター商店街かも。そういえば数年前、NSビルもこんな感じだったなあ。 - Spherical Image - RICOH THETA
その後、昭和な喫茶店でお茶して、今後の打ち合わせなどをして、
ビックカメラに立ち寄ったら昔お世話になった編集者とばったりあって、
夜はスーパー前と、中でそれぞれ友人と会い、
なんとも、知り合いによく合う日なのであった。←これ日付違い←ひどい記憶力だ

次回は2月1日。
冬の恋ヶ窪と武蔵国分寺あたりを古道を辿りつつ歩きます。
ともあれおつかれさまでした。