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2014/07/30

[イベント]早稲田-神楽坂古道と水上コンサート「奏」

目的地は飯田橋駅西口……つまり牛込見附跡。外堀を使ったカナルカフェ。
そこで法政大学陣内研究室が毎年開催するジャズコンサートが開催されるのだ。
What's NEW - 2014 奏

陣内先生の研究室だからして、
水辺のコンサートであり、ボートに乗って音楽を楽しむ「船上席」が用意されてるのである。

コンサートが開催されるのは夜。
特に急ぎの仕事もないので、
昼過ぎに家を出て早稲田駅へ降りる。
早稲田駅の近くに「元赤城神社」(赤城神社の旧地とされているところ)があり、
そこから赤城神社、さらに牛込見附へとつながる古道を辿ってみたかったのだ。

カグブラのとき、この道の話をし忘れたな、と思って気になってたのである。

現早稲田通りと言ってしまえばそれまでなのだが、
正保年間の詳細住宅地図(っぽい地図)を見ると、
確かに、高田馬場(つまり、鎌倉古道が通ってた場所)から赤城神社まで道がつながってるのだ。赤城方面と行き来するにはこの道を使ったにちがいない、と。
(いつからあった道かはわかんないけど)



左上に高田馬場。そこから、何度かクランク状に曲がってるけど、牛込見附までつながってるのがわかる。
今の早稲田通りはこのクランクを解消してできるだけまっすぐにつないだ道なのだ。
青い文字で描いてあるのは現存する寺社(高田馬場と牛込見附を除く)。
けっこう残っているのである。
できるだけ古道を辿りつつ、赤城神社へは早稲田通りではなく、
ひとつ北の、西から入る道を選んでみる。もしかしてこっちの方が元の参道だったんじゃないかと思いつつ&猫に出会えるんじゃないかと思いつつ。
こっちは最後に急坂と階段があるけど、往古の地図を見ると、
社殿は今と同様南を向いているのだが、
こっちがメインの参道だったんじゃないかと思えるのだよな(こっちの参道の方がまっすぐで長いし)。

炎天下、首からD600+24-105mmとdp2Qをぶら下げて歩く。

早稲田から神楽坂の間、神楽坂で見つけたのも合わせて5匹ほど発見。真夏の真っ昼間でもいるもんですな。すばらしい。
赤城下町の斜面を利用した二連象の滑り台……でもなんか不気味。

そして神楽坂でかき氷を食べて身体を落ち着かせたあと、
カナルカフェ。
もちろん船上席。4人で申し込んであるのでふたりずつ分かれてボートを漕いでステージの近くへ移動するのである。
船に乗ったら即シータ。

法政大学、陣内研究室主催の外堀水上コンサートでした。開演前、自力でボートを漕いで聴きやすい場所を確保に行くの図シータ。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

いやあ、すぐ横を総武線が通り過ぎたり、ゆらゆら水に揺れながらジャズを聞いたり、
よいひとときでありましたよ。
ここの外堀が当時のまま残っていてボートにも乗れるなんてなんて僥倖、ってことを思った次第。予想以上に楽しいもんです。

飯田橋のホームがちょっと四谷側に移動する計画があるとのこと。
(今のホームは急なカーブ上にあってあぶなっかしいから)
カナルカフェがそのまま生き残りますように。




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