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2014/12/31

大晦日は名古屋で紅白歌合戦

朝から名古屋へ帰省。

2泊3日となるので、猫の餌をやまもりにして飢えないようにし、
水も多めに用意し、
時間があったら作例を撮ろうとレンズ数本とボディ数台をバッグに詰めこみ、
MBAは持たず、iPhoneとiPadだけにし、
さらにこいつは忘れてはだめ。


cheeroの4ポートのACアダプタと、モバイルバッテリー。
どっちも必須。
ACアダプタはずっとエレコムのを使ってたけど、
こっちの方が同じ面に4つ並んでるから使いやすいのだ。
以前Amazonで購入。
で、実は4ポートでギリギリ。
2つは妻がiPhoneとモバイルバッテリー用に(妻はcheeroの薄いヤツを使ってる)
使っちゃうので
残り2つをわたしがiPhoneとモバイルバッテリーと、ときどきiPadやAndroid機に差し替えたりして使う。
まあ、iPadはそれなりにバッテリー持つし、Android機もあまり使わないのでなんとかなるのだ。
ともあれ、電源回りはこいつのおかげで楽になったわ。

モバイルバッテリーはダンボーバージョン。
オレンジ色が出たよーってんで、
cheeroさんがプレゼントしてくれたもの。
容量がでかいので、長時間家をあけるときによいのだ。

新幹線自由席で名古屋へ。
東京駅って始発なので、
「新大阪行きを狙ってちょっと並べば必ず座れる」のだ。
早めに指定席を取ると気が楽なのだが、
今まで
・指定席をとったら妻が風邪ひいて熱出してその日に行けなかった
・指定席をとったらその日が大雪で、在来線が遅れに遅れたおかげで(1時間以上余裕を見たのに)指定した列車に間に合わなかった。
・指定席をとったらわたしが風邪ひいてその日に行けなかった
ということがあり、縁起がよくないということでやめたのである(笑)。

名古屋着。
なんか紅白歌合戦をほげーっと見続ける。
いやあ、
好き嫌いとかこだわりとか得手不得手とかそういうのをぜんぶヌキにして
ぼーっと見ると、けっこう面白いわ。
昔みたいに「その年のヒット曲+大御所が昔のヒット曲を歌う」ではなく、
ヒット曲にこだわらず、全体として楽しく魅せようという構成になってるおかげだと
思うわけである。
NHKヘの貢献度枠みたいなのがあったのはアレだけど、
まあ、時代にあった内容になったということだな。
Perfumeのドローンネタもあったし。
ただ、こういうエンターテイメントな構成と、
男女で赤と白にわけて投票させるという前時代的なシステムの乖離が
甚だしくて、不思議でしょうがない。
いずれ、それもなくなるんだろうな。

ちなみに、今年のあれこれをネタに盛り込んでるので
そういうことにまったく疎いわたしには1年のお手軽な復讐にもなったのでありました。


2014/12/30

都会のタヌキ

晴れたので今年最後の作例撮り。
カメラを4台ほど抱えてぶらぶらと表参道から代々木八幡方面へ。

都会のタヌキ。かわいそうだが疥癬症か。

都会の電車。ローアングルで。

夜は写真を吸い上げたのち、今年最後の大バックアップ大会。
HDDが足りないので急遽古い余ってるのを引っ張り出したりとかいろいろあったものの
とりあえず無理矢理フルバックアップ完了。
ああ、HDD買わなきゃなあ。


[古地図]大掃除しながら武蔵野国道案内とにらめっこする

FaceBookで埼玉県立図書館のデジタルライブラリに
デジタル化された「武蔵野国道案内」がアップされてると教えて貰い、
さっそくダウンロード。

これがなかなか面白い。

江戸中期ということ以外わかってないようだが、
確かに中期以降の地図である。
葛西がすでに下総国ではなく武蔵国になってるから。


朱色の線が道。丸いのが集落。黒い線は郡境。
上記地図だと、豊島郡と足立郡と葛飾郡である。

古道的に気になった点がいくつか。


まずは川越街道。
江戸時代の川越街道として知られているのは、
中山道から板橋宿の平尾宿と仲宿の間から枝分かれして
北東へ向かい、上板橋宿を経て川越へ向かうもの。
それが、この地図では、起点から中山道と異なるのだ。
神田川沿いに小日向、関口ときて、北上し、池袋、長崎を経て練馬へ向かっている。練馬から先は今知られている川越街道のようだ。
道案内といいながら、実はアバウトな内容なのか(江戸時代なのでありうる)、
これが描かれた時代(江戸中期なので1700年代だろうが、元になった地図はもうちょっと古いかもしれない)の川越街道は、中山道から枝分かれする前であり、
だとしたら中世(太田道灌の時代)の川越道の道筋なのか?
と思うとちょっと胸アツ。
太田道灌の頃の川越街道はどこをどう通っていたかすげー気になってたのよ。

もうひとつ、岩槻街道が中山道から枝分かれしてる場所もおかしい。
駒込、西ヶ原を通って往時へ向かってたはずなのだ。
もしかして古くはこっちだったのか? あるいは地図がアバウトなだけなのか?
気になってしょうがない。



つづいて世田谷辺り。

今の246は江戸時代の大山道(矢倉沢往還)がベースになっている。
中世から江戸時代の初期は渋谷を抜けたあと、三軒茶屋から世田谷通りにはいり、世田谷の上町(ボロ市通り)を抜けて、南西に進路をかえて用賀へ向かっていた。
やがて、最短距離となる今のルート(三軒茶屋から用賀へまっすぐ向かう道)が開発された。
この武蔵野国道案内では古いルートのみが載っている。
まだ新道が開発されてないか、使われはじめたばかりの頃だろう。

気になるのが甲州街道から別れてシモキタを抜けて世田谷へ向かう道。
これ、なんだ?



それぞれ?aから?cまで記号をつけた。
「?a」は代々木あたりで別れて下北沢経由で若林へ至る。
もしこの図の通り、代々木から分かれる道とすると
代々木八幡脇から代々木上原方面へ抜けて三田用水に向かい、
そこからさらに森厳寺方面へ南下する道だ。この古道は現存する。
若林を抜けて世田谷へ向かう道も現存する。
ただ、下北沢や代田との位置関係がちょっと違う。

下北沢と代田の間で「?a」の道が「?b」と「?c」に分かれているが
こちらが正しいとすると、「?b」には世田谷から妙法寺へ向かう妙法寺道が該当する。
この道は今の環七に近い道だと思えばいい。
ただこの道だと甲州街道から南下する枝分かれが正しい。
あるいは玉川上水沿いの道をイメージしてるのか。

残るは「?c」の道筋である。
この場合、「上北沢」を通過しているように見える点をどう解釈するか。
この辺、縮尺がかなり詰まっていて細かな位置関係がおかしい点が多々みられるので、
実際には「上北沢」を通ってない、
と仮定する。
そうすると「?c」に該当する道が現存する。
いわゆる「羽根木道」だ。
環七から別れ、東松原駅前を抜け、豪徳寺駅前へ至る道である。
この道を南へ行くと豪徳寺と世田谷八幡宮の間の宮の坂へつながる。
これならおかしくない。

でも一番気になるのは、多くの道が省略される中、特に名のある街道でもないはずの「?a」から「?c」の道がここに描かれていることなのだ。
この地図が描かれた時点では重要な道だったのだろうか。

いずれにせよ、明治初期の地図と見比べながらこういうのを考えるのが楽しいのだ。



2014/12/28

大掃除しつつ1年を振り返るそんな年末っぽい日記

天気が悪いのをいいことに大掃除の日。
いろいろと懐かしいものが発掘されたので
FBに公開して遊ぶ。

この1年ですっかり変わったことその1がSNS。
メインのSNSがTwitterからFaceBookに移行したのが2014年。
今でもTwitterは使ってるけど、
サッカー実況系とか地震速報系とかを覗くと、
メインのやりとりはFaceBookになってしまったわけで、
こちらの方が特定の人とやりとりしたりスレッドで会話できるのがよい。
メッセージもすっかりFaceBookのメッセンジャーがメインに。

FaceBookのアカウントはTwitterと同様にogikubokeiであります。
FaceBookはリアルに会ったことある人か、
日常的にネット上でやりとりしてて誰だか想起できる人以外の
友だち申請はうけつけてないのでさほど友だちの数は多くありませんが、
ほとんどの投稿は「公開」ステータスなのでよろしければ覗いてみてください。
荻窪 圭

FaceBookにはいろんなクラスタの友だちがいるわけで、
カメラクラスタ、Macクラスタ、パソ通時代の旧知クラスタなどなどでありますが、
今年増えてきたのが街歩きクラスタ。

2013年、はじめて「東京スリバチ学会」のフィールドワークに参加し、
その過程で新潮社の方に「東京古道散歩講座しませんか?」と声をかけていただき、
月に一度の「東京古道散歩」講座をはじめたのが2014年。

いやあ
フリーのライターになって以来いろんなジャンルの原稿を書いてきたし、
時には講師みたいなことしたりもしたけど、
デジタルとはまったく関係ないジャンルで講師とは
世の中何がどうなるかわからんもんである。

これが面白い。
おかげで街歩き系のいろんな好事家のともだちがぐっと増えた。
暗渠系、城址系、団地系、地形系、地盤系、地図系、マンホール系……etcetc
それぞれマニアックなので会話が弾むのである。
しかも妙なところで。
都会のど真ん中で怪しい大人たちがマンホールを囲んであれこれ談議してる姿ってヘンすぎて面白い。
この仲間たちとよく各地を歩いて回った1年だったといってよい。

東京古道散歩講座の講師自体は準備が大変。
ルートを考えて、下見をする。
下見しなきゃいけない理由はひとつ。
わたし自身、そこを歩いたことがないからだ(笑)。
だって「東京古道散歩」を書いたときも、その後の本を書いたときも
わたし自身は自転車で探索してたんだもの。
そのせいで徒歩だと2時間半でどのくらい歩けるか、見当がつかないのだ。
もうひとつ、古道って、歩くだけだと単なる田舎道にすぎないので
ある程度資料を用意して説明しながらじゃないと面白くない。
想像力が必要なのだ。
江戸時代の五街道のようなメジャーな街道は無視してるので、
よけいそうなのですな。

秋の祖師ヶ谷大蔵から喜多見経由で和泉多摩川まで歩いた道は面白いといってもらえたのでうれしい。

ただ、マネタイズは全然できてません。わははは。何とかしなきゃ。

どこまでネタが続くのかわからないけど、
2015年もやりますのでよろしくお願いします。
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社
ちなみに「古道研究家」という肩書きになってるけど、
そこは笑い飛ばしてよいところです。

そうそう、来年のために「歴史手帳」買っちゃいました。
タモリ倶楽部見てたら、歴史手帳が紹介されててそれが面白そうだったので。
これ、手帳なのは前半半分だけで、後半は資料集なのだ。
元号と西暦の対象表とか、変体仮名の表とか、神社仏閣の建物の読み方とか、
歴史散歩に便利な情報が詰まってるのでそれが欲しかったのである。
これ、iOSのアプリにならないかなあ。
いっそのこと、バラしてスキャンしてevernoteにつっこんじゃおうかなあ。
そんなこと考えております。

さらに、iPhone 6 PlusかiPad miniと、iOSアプリの東京時層地図とFieldAccessがあれば最高に便利。歴史散歩で必須のアプリ紹介コーナーとかどっか書かせてくれないかな。

2014年を通して遊んだものをもうひとつあげるとすれば、
THETAですな。THETAに一脚をつけて杖のようについて街歩きをし、
面白そうなところへいってはTHETAしてました。
これやっぱ面白いわ。

先鋭的でユニークな作品を作るための、新しいカメラというのはけっこうあるけど、
(特にドローン系がそうですな)
THETAは日常の中で使える。そこが素晴らしい。
GoProのようなアクションカムもアクティブな人の日常に溶け込んでる。
大事なのはそこです。

ともあれ、収入は減ったけど、面白い1年でありましたことよ。

[Mac]医者からもらった画像データ(DICOMファイル)をMacで閲覧する方法

大掃除をはじめたら
先月受けた人間ドックで入手したCD-ROMがでてきて
「あ、まだ見てないや」ということに気づいたのである。

昨今、自分のMRIやレントゲン写真やらの画像を欲しいというと、
1000円ちょっとでディスクに焼いてくれるのだ。

メディアをセットして開いてみると、
どうもWindows専用のアプリと一緒にはいってて自動起動になってるらしい。

Parallels DesktopでWindowsからそのメディアを覗くと、
EVClientLightというアプリが入ってて、それで画像を見られるようである。
見てみる。なかなかアプリがよくできてて面白い。
だがしかし、
いちいち光ディスクからデータを読み込むので反応が悪いのだ。
イマドキこんなのやってらんないな、というわけで、
MacのディスクユーティリティでディスクイメージファイルにしてHDDに吸い上げる。

それを開こうとしたら、
指定したメディアからじゃないとダメですといわれる。

要するに、コピーしたデータはダメというプロテクトがかかってたのだ。

ああ、めんどくさい。

ディスクをよく見ると、データは「DICOM」フォルダにDICOM形式で記録されているらしい。
さっそく、Mac用DICOMクライアントをググってみると、
あるではないか。

OsiriXである。これのフリーバージョンをダウンロードすればよいのだ。
Downloads
ここで、32ビットのフリーバージョンを選ぶこと。


ダウンロード時にいろいろ項目を埋めなければならず、
医療関係者向きの用語が並んでてわけわからんが、
まあ、Professional ActivityでPatient(患者)を選べば大丈夫。

OsiriXを起動したら、
ディスクイメージのDICOMフォルダを開いて見ることができる。


まあ、見たからといって素人に何かがわかるわけじゃないんだが、
自分の脳や肺を見られるのは面白いのでぜひ。

2014/12/27

カメラとレンズが重かった日


レンズ11本とボディ8台と三脚を抱えて作例撮り。
疲れた。
わたしは車を持ってないので、
片方のバッグは背負い、もう片方のバッグはフロントのカゴに入れて
(Rixen&Kaulのアタッチメントをつけてるので、フロントにでかいカゴをつけられるのです)
自転車で近所の公園へ出動。

これとは別にレンズ17本もあって大変なわけだがどうしてくれよう。
もうなんといったらいいやら。
冬は日が短いし、大掃除やら帰省やらもあるのであまり時間は無いのだ。
というわけで仕事おさまってません。わはは。



2014/12/26

世間では仕事納めらしい

日本カメラの原稿を書いてメール。
これで年内の原稿書きは終わりだが、
年明けまでに作例を用意しなきゃいけない仕事が
ボディ8台+レンズ20数本あって、
要するに各レンズの作例が必要で、
20数本ってひとくちにいうけどボディ8台も合わせたら
えらい分量と重さになるわけで、
一度に持ち歩けるわけでもなく、
計画を立てて撮影しないと死ぬのでぞっとしているのであった。

で、ついでに年末を振り返るシリーズで
デジカメの話を。
まあ、個人ブログなので個人的な話。

・オリンパス Stylus 1/1s

桃井さんがFBで
「実使用において、たいていのことはコレで足ります。」
と書いてたのがStylus 1sで。
新製品レビュー:OLYMPUS STYLUS 1S(外観・機能編) - デジカメ Watch
その意見に賛成。

ちゃんと撮影するぞというときはさすがにキツいが
日常生活に置いて写真をさっと撮る分には
1/1.7インチセンサー故に高感度時の絵はちょっとこころもとないものの、
Stylus 1/1sが最強なのである。
28-300mmで全域がF2.8でEVFもチルトモニタもタッチパネルもWi-Fiも持ってて
ダイヤルも2つあって操作性も悪くなく、
これを持って歩いてたらまず困らないというか、
めちゃ役に立つカメラなのだ。
これだけ何でもはいっててこれだけ役に立つカメラは他にはない。

不満があるとすれば1/1.7インチとセンサーサイズがちょっと小さいことくらいで、
でも1インチ以上のコンパクト機で
「EVFと可動式モニタとタッチAF」の3つを満たしてる機種はないし、
このズームレンジを満たしてる機種もないわけで、
希有な存在なのだ。
これはおすすめ。

Stylus 1も2015年のファームアップで1s相当に機能が上がると明言されたし。

・パナソニック FZ1000

で、デカくても重くてもいいからワンランク上のクオリティが欲しいとなると
パナソニックのFZ1000になっちゃう。いきなり800g越え。
ただこれはこれでいいんだよなあ。タッチAFを使えたらもっとよかったのに。
実際、OM-Dに標準ズームと望遠ズームの両方を持っていくと思えば
FZ1000の方が楽だし、
マイクロフォーサーズの高倍率ズームレンズはクオリティが今ひとつなので
だったら、FZ1000の方がいいやと思う次第で。
4kフォトも思ったより使い道がありそうだし。

特に今年はやたら街歩きに参加してたんだけど、
写真を撮りながら歩いてるとあっという間にみなに置いてかれるので
レンズ交換してるヒマがないし、片手に資料を持ってたりすると
カメラは片手で操作することになるわけで、
レンズ一体型の方が右手で一通り操作できるから便利だったりするのだ。

そういう意味で、欲しい。

・ソニー α6000とα7s

以前はNEX-5Nをよく使ってたのだけど、すっかり埃をかぶってしまったのは、オリンパスのOM-D+各種レンズ群が思ったよりよくできてたのと、NEX-5Nの後継機のタッチパネルが感圧式になっちゃったから。

個人的に、ミラーレス機はAPS-Cサイズが最適だと思っていたのである。
マイクロフォーサーズはセンサーが小さいし、フルサイズはレンズがでかくなってミラーレス機ならではのコンパクトさを活かせないと感じてたから。

ただ、NEX系のレンズが揃ってくる前に
一足先にレンズシステムがコンパクトでおさまり、
いいレンズが揃ってきたマイクロフォーサーズがメインになっちゃったのだ。

でもα6000は魅力的だった。
あのAFはすばらしい。AF-Cがまともに使える。

でもタッチAFが使えないのが難点。
カメラのマルチAFって撮りたいものをちゃんと捉えてくれないことが多いんですもの。
かといって十字キーでちまちまとAFポイントを動かしてたら間に合わないし。
タッチAFなら、マルチAFが違うものを捉えたな、と思ったら、指でさっと触るだけでこっちが指示し直せる。そういう感覚で使いたい。
α6000の超高速AF時代に向けた快適なフォーカス操作ってのを
作って欲しいなと思う。
あのAF速度に見合う操作系ってあると思うんだよなあ。

α6000は標準ズームレンズだとこころもとないので、
これとカールツアイスの16-70mm F4を組み合わせて使いたい感じ。

α7sも魅力的だったのだが、なんというか、フルサイズだとレンズが大きくなるわけで、オールドレンズで楽しむ趣味はないし、Aレンズの資産も持ってないわけで、
レンズも揃えるとなると大変なことになるわけで(金額的に)
とても躊躇するところなのだった。

個人的にはα6000的なカメラにタッチパネルと5軸のボディ内手ブレ補正がついてくれればかなり欲しい。

・今年はFUJIのXシリーズもよかったなあ

でも次にAPS-Cのミラーレス機を買うのなら、
αじゃなくて富士フイルムのXに行くかもしれない。
Xシリーズも熟成されてきたんだよなあ。

機動力重視でがんがん振り回してガシガシレンズ交換して
ラフに何でも撮れるのがOM-Dの良さであり、
それが猫撮りにも向いてて
気に入っているところなのだが、
じっくり撮るなら、富士フイルムのXシリーズがよさげなのである。
レンズが揃ってきたのがいい。
新しいクラシッククロームもいい。
今まではXの操作系がどうも好きじゃなかったのだが
(アナログ系はいいんだけど、デジタル系のデザインがイマイチで)
X-100Tを触ってみて、
ああ、使いやすくなってきたかも、と感じたからである。

・一眼レフはフルサイズに集約したのであった

すっかりマイクロフォーサーズがメインになっちゃったけど、
たまにセンサーがでかいカメラを使うと、
やっぱセンサーがでかいのはいいよなあと思うのである。

今年はD7000を処分して、
ついでに時々仕事で使う18-200mmと40mmマクロ以外の
APS-C専用レンズもまとめて処分して、
シグマの24-105mmF4を購入し、
もともと持ってたシグマの12-24mmとか100mmマクロとか、
ニコンのフルサイズ用レンズを合わせて
一眼レフはフルサイズ1本にしちゃったのだ。
APS-C以下はミラーレスでいいや、ということで。

で、たまにフルサイズの一眼レフを持ち歩くと
「ぐはっ。やっぱ重くてかさばるわー。つらいわー」
「ふふ。やっぱフルサイズの写りはいいわあ」
の板挟みになるのである。
難しいもんですな。


ともあれ、使ってみたいカメラを片っ端から揃えると
あっという間に破産するので
我慢します。
あとはまあなんか思い出したら追加する。


2014/12/25

朝焼けの光の中に

早寝したら早く目が覚めたので朝焼けを楽しんでみた。
遠くに顔を覗かせるレインボーブリッジ。

ITMediaのデジカメプラスに今年を振り返るコラムを書いてメール。
さらに某社の某作業をしてまとめてメール。
夜はascii.jpに今年最後の猫連載を書いてメール。
働いてました。

2014/12/24

[年末企画]今年を振り返るその1

世間ではクリスマスイブだそうですから、
クリスマスイブの夜だそうですから、
(ちなみにクリスマスイブのイブはイブニングと同義であり、クリスマスイブといえばクリスマス前夜のことで、昼間はクリスマスイブではないのだが、そんなのはよくあることで、キリシタンでもないわたしにはそもそも関係ないのであった)
1年を振り返りますよ。
まずはパソコン編。

春:iMac 27導入する
……消費税増税前の駆け込み購入。
ほぼフルスペックにして、Thunderbolt接続の8TB HDDを同時に購入し、
6年間使ってたMac Pro 2008環境を完全にリニューアルしたのだ。
いやあ疲れた。

まあ快適であります。
金額的にはこれがデカかった。
秋にRetinaモデルが出たのは、まあ出るのはわかってたので悔しくはないけど、でもいいよなあ、Retina。
3代目Retinaくらいを狙うことにします。

iMac 27を機にParallels DesktopとWindows8.1をいれて
仮想Windows環境も構築。
Windows PCはすっかり片付けられちゃいました。
いやあ、久々に仮想PCでWindows動かしたけど、
実用的だわ。これだけ動いてくれれば十分。

本格的にScanSnap導入したのも今年だったか。
Snap LiteとScanSnap S1500MとSV600が稼働中。
ScanSnap便利だわ。
とりあえずいろんな資料をどかどかとevernoteにツッコミ中。

夏:THETA紛失する
アホです。南足柄市の地蔵堂のバス停に置き忘れたものと思われます。
ああ。
でもすぐ買い直し。
いずれ、THETA作品集サイトを作りたいと思いつつ後回しに。

秋:貧乏になる
Android機をダメダメだった2年前のXperiaからAQUOS Phoneに買い換え、
その直後、
iPhone 5sをiPhone 6 Plusの128GBに買い換え、
さらに、
オリンパスの40-150mmF2.8をテレコンごと買う。
秋から年末は毎年iPhoneとカメラ系のアイテムをぜったいに買うので
油断してはいけないのであった。

で、イブなので早寝する。

2014/12/23

北沢川暗渠を中心に散歩するツアー

近所の街歩き仲間が12月23日に、と計画してた暗渠ベースのお散歩ツアー。
八幡山から下高井戸まで北沢川支流を中心にあれこれというアレで、
12月23日で祝日ともなればクリスマスも近く、
多くのみなさまがあれやこれやでアレな日なはずで、
10人以上集まりましたとさ。わははは。



いやあマニアックで面白かった。
世田谷区が杉並区に大きく食い込んでるとこまでいったり、
医王寺の旧地の名残といわれてる池を教えてもらったり、
京王線下に残る川跡を教えてもらったり

赤鉛筆ハウスの場所を再確認したり、
上北沢村の昔を知ったり、
そんな北沢川支流暗渠メイン散歩。
暗渠にかける橋

かの上北沢の変則七叉路でシータ。やっとことでシータできましたわ。


上北沢の七叉路シータ。数えてみて下さい(笑)。ここでパノラマ撮るのは何年ぶりだ? #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
何しろ、この七叉路が面白くて、360度パノラマを撮影したのが1998年。
16年前であります。
そのときの模様はこちらに。当時世田谷の各地で360度パノラマを撮ってたのだった。
QuickTimeVRの時代ですな。
Macの方はそのまま、Windowsの方はQuickTimeをインストールすれば楽しめます。
iPhoneは未対応。
世田谷の七叉路


最後は下高井戸の知る人ぞ知る「さか本そば店」でくつろぎつつ一次会。
松原に住んでた頃、よく前を通ったのに入ろうと思わなかった店でした。
わははは。まさかこんな面白い店だったとは。
DMC-CM1

2次会は高井戸倶楽部。
高井戸にこんなとこがあるなんて知らなかったわ。
まあ、バブルの時代に大流行した
「倉庫を改造した広いスペースのカフェバーで中は薄暗くてビリヤード台が置いてある」というそんなお店。
しかもダーツ台まで。
どうも1987年からやってるらしい。バブルに向かって坂を上ってるときじゃないですか。
その頃にオープンしたこういう店が、
今でも(おそらくは同じテイストで)生き残っているということ自体に感動し、
近代歴史遺産として登録したくなったのでありました。
DMC-CM1

そのあと玉川上水址を経由して桜上水駅まで歩き、みなと別れた後、
わたしは20分ほど歩いて帰宅。

ITMedia モバイルに今年を振り返るコラムを書いてメール。

2014/12/22

膝猫日和

日本カメラの次の特集で
わたしが撮影してる姿を撮りたいということだったので
多摩川の河川敷へ。

Panasonic DMC-GH4

よく晴れた冬の日は、猫も日向に出てきてくれるし、
よく懐いてる猫は膝にのってくれる(あったかいからね)。
そんな膝猫日和でありました。
Apple iPhone 6 Plus
顔が笑っております。

夜は遅れていた原稿を何とか書き上げてメール。
ふはー。


2014/12/21

震災復興記念館ツアーの日

14時に両国駅待ち合わせ。
日本地図センターのK氏とか漫画家のE氏とか
総勢10人ほどで、
両国を散歩してから横網町公園の復興記念館へ。

北斎生誕地(正確にはわかっておらず、とりあえずこの辺らしい)

そもそもの目的は
復興記念館にある
「昭和5年の東京1/5000ジオラマを心ゆくまで鑑賞しよう」だったのである。

横網町公園は陸軍被服廠跡として知られている。
大正12年の9月1日。関東大震災の日である。
被服廠跡地を公園とすべく、広大な空き地になっていた場所へ
下町の被災者が集まった。
空き地だし川も近いし。
だが風に煽られた火が四方から押し寄せて逃げ場がないまま
3万9千人が焼死。
その慰霊のため、慰霊堂と復興記念館が建てられた。
復興記念館。
ここにあるジオラマは、震災からの復興を記念して昭和6年に作られた当時の東京の模型。
さらに、「こう復興する予定です」というジオラマもある(こちらは計画なので実際には実施されなかったものも含まれている)。


上野を北から。台地下に赤い釘が打たれているが、これ、震災焼失区域のようだ。

今の国立競技場。斜面を利用し、地面を掘った擂り鉢競技場だったのだ。絵画館と相撲場と神宮球場も見える。

 横網町公園は旧安田庭園と合わせて今まで何度も訪れていたのだけど、復興記念館に入ったのははじめてだったのだった。ああ、なぜ今まで入らなかったのだろうと思いつつ、丹念に見てまわったのでありました。

 終了後は某女史のリクエストにより、両国でモンゴル料理。ウランバートルで羊肉をぐはっと食ってビール。

夜、ちょっと仕事してダウン。

2014/12/20

オチアイ

友だちと5人でらべっとらオチアイでランチ。
東銀座から京橋近くのオチアイまでぶらぶらと
散歩しつつ向かい、オチアイで美味なランチを食べる。
年末っぽいですな。



2014/12/19

ScanSnap忘年会の日

昼間はあれこれと作業。
夜は
ScanSnapの忘年会に呼ばれたので行ってくる。
クリスマス前の夜の銀座である。
忘年会ってことでカメラは軽くパナソニックのCM1を選択。

CM1は1インチクオリティの写真をさくっと撮れる上に
その場で公開できてありがたい。
これ、28mm単焦点カメラって点で、GRキラーのような気がする。


相変わらずiAモードの自動料理認識が賢い。
あまりに賢いのでイタリアン連発をどうぞ。
28mmって広角過ぎて料理には向かない気がしてたけど
使ってみるとそうでもないのであった。




いろんなクラスタの人たちがそれぞれのテーブルにいて、
こういうとこにくると、あっちのクラスタの知人がこっちのクラスタの知人と昔からつながってたとか、そんなことばかりで面白い。それを把握するのはとっくに諦めてるけどな。


2014/12/18

[iPhone]iPhone 6 Plusにオレンジのケースを装着

とうとううちのiPhone 6 Plusにオレンジ色のケースがついたのであった。
AndMeshのメッシュケース。

こじゃれたパッケージでやってきたメードインジャパン。

 つけてみた。
ちと分厚くなるけどまあ元が薄いのであまり気にならない。
エラストマーなのでさらっとした手触り。
分厚いけど、コネクタ部分は斜めにカットしてあるのであましそれを感じないのがよし。

もうちょっと手に吸い付く感じが好きなんだが、
しばらくはこれを付けて使ってみようと
いうわけなのであった。

iPhone 6 Plus用ケースもそろそろ揃ってきたかなという感じで
他にも気になるケースはあるのだがまあぼちぼちと、である。

で、ひたすら仕事する日。
まず昨日撮った写真と月曜に撮った青の洞窟写真を使って
ITMediaに撮影術連載を書いてメール。
ascii.jpに猫連載を書いてメール。
夜は家電批評の6ページを書いてメール。
ふはー。

2014/12/17

台場ダッタでレインボーブリッジでガンダムな日

今日ロケをして明日原稿を書くという楽しいスケジュール。

夜のお台場でオスカーの石川彩夏さんをモデルに。
別件の作例もあったので
早めにお台場へ行ってあれこれ撮ってから
ああ待ち合わせ場所で合流するかと歩き出したら
そこにガンダムがいて、つかまってたらちょっと遅れた。
だめじゃん。

でもガンダムがいたんだからしょうがない。そうか、今はここにいるのか。




とはいえ
メインのカットはヴィーナスフォート内というのはよい話でありました。
全部屋外撮影なんてしたら寒くてしぬ。


外へ出たらレインボーブリッジがレインボーでした。
台場ダッタところにレインボー(マン)ブリッジとはこれいかに。
水曜日だから水の化身ですな。


こんなに寒いのは死ね死ね団のせいであります。
黒い黒い黒い世界に赤い赤い赤い血を見て生きている〜〜


2014/12/16

雨休み

オリンパスがStylus1のファームアップを発表しましたな。
ファームアップしたらStylus 1s同等になるというよい話。
オリンパス お知らせ: 「STYLUS 1」をお使いのお客さまへ「STYLUS 1s」と同じ機能になるファームウェアアップグレードのお知らせ

まあハード的には同じようなものらしいから
できないことはなかったのだが、
コンデジクラスでやってくれるのはよいこと。

数年前、とあるメーカーのとある製品担当者と
「〜〜の機能は入れなかったのですか?」
「開発が間に合わなかったので、次機種にいれようと考えてます」
という会話をしたのを思い出すですよ。
「いや、今はオンラインでアップデートできる時代ですし、
 多くのユーザーは毎年買い換えるわけではないのだから、
 旧機種ユーザーにもオンラインで提供すべきでは?」と
いった記憶があります。
ハードウエア的な問題ならしょうがないけど
ファームアップで対応できるものはすべき時代なんですよねえ。
富士フイルムとオリンパスがそういうアップデートをかけてくれて
やっとそうなってきたかと感慨深いものがあります。

で、Stylus 1って便利なカメラなのですよ。
クオリティ的にはもちろん1インチセンサーカメラに劣るのだけど、
あの大きさで28-300mmで全域F2.8でEVFもチルト式モニタもタッチパネルも持ってるカメラって他にないんだもの。とりあえず持っておくと、夜以外では役立つという。
もっと売れていいカメラだと思う。

クオリティを考えるとFZ1000が欲しいところなんだが、
ちとデカイ。ただ最近レンズ一体型のお散歩カメラが欲しいなあとずっと思ってて、
散歩中にはもうそれこそ鳥がいれば撮るし猫がいれば撮るしで何でも撮るので
多少でかくてもFZ1000かな。

何はともあれ雨でした。


iPhoneカメラ講座の原稿を久々に書いてメール。
イルミネーションを撮る話。


2014/12/15

[夜景]青の洞窟の日

いやあ寒いですな。寒い。
寒いけど、作例を撮らねばならないカメラがあり、
夜景作例が欲しくもあり、
そういえば、目黒川の「青の洞窟」行ってないな、
自転車でさっと行けるから行っておきたかったのだよな、というんで
自転車で出動。
豪徳寺でちょっと作例を撮り、
三軒茶屋のキャロットタワーで夕焼けでも撮ろうと思ったら
雲がぐわっと出てきていい色にならなかったので断念し、
そのまま中目黒近辺の目黒川に向かう。
Nakameguro 青の洞窟 2014

いやあ、人が多すぎて土日の点灯を中止にしたのもむべなるかな、
というほど、月曜なのにすごい人だかり。
三脚を持っていったけど、しっかり立てられる状況じゃないのであった。
特に橋の上は人だかり。
リア充はいるわ、自撮り棒はいるわ、みんなスマホを掲げてるわ、
そういう時代になったのですな。

青の洞窟北の端。すごい人でした。OLYMPUS E-M1。

スマホで撮ってます

自撮り棒です

一眼レフでライブビューな人も。ぶれるぞー。

そして真っ青な川沿いの道。

青すぎて目が痛くなった、って人はこちらをどうぞ(笑)。
ラフモノクロームで撮りました。


コンクリート護岸に青LEDって似合ってて、たまに見に来るには面白いのだけど、
毎日ここをとおる人は「くそ寒いんだからもっと暖かい気分になるイルミネーションをしてくれ」と思いますよね。まあこの色は今年限りでしょう。
わたしはこの青い夜を散々楽しませていただきました。

さて、
久々に自転車で25kmほど走ったわけだが、やっぱ自転車はよいですな。
そうそう、iPhone 6 Plusを自転車に装着して走ってみたけど、
思ったより安定しててがたつかず、よい感じでした。
一応輪ゴムはかけたけど。


2014/12/14

選挙で討ち入りで流星群の日

ひたすら某社の某仕事で2000枚近い写真とにらめっこして
あれやこれやあれやこれやする。

その合間に投票。
18時過ぎに投票所へ向かう。思ったより人がいる。出足が遅かったのか。
でもまあ今回は投票率低そうだよな。
前回あった党はなくなるし、
民主党は党首も変えないで相変わらず変わってないぽいし、
浮動票を選挙に行かせるだけの
魅力ある野党がいなかったということに尽きるんじゃないかと。
どことはいいませんが、
ついこの前まであったと思ってた党がなくなってるし、
もうなくなったかと思ってた党が生き残ってるし、
旧世代の党が次世代の党なんて名乗ってるし、
もう何が何だかわかりません。
自民圧勝だそうですが、それでも前回より議席減らしているわけで、
これだけ投票率が低いのに議席を減らしておりまして、
「自公圧勝なるも支持増えず」くらいが見出しとして妥当な線かと。

それはそれとして、
12月14日は赤穂浪士討ち入りの日として有名なわけですが、
わたしには
47人の武士がよってたかって老人を襲って切り刻んだ
ひどい集団暴行事件、としか思えないのですよねえ。

吉良上野介は江戸城で浅野内匠頭に斬りつけられた上に
その後、浅野の元家臣47人に集団で自宅侵入&暴行で殺されて、
しかも大勢で老人を襲った方が後世に讃えられるとか、
もう何がなんだか(笑)。
普通に考えたら悪いのは逆恨みした上に集団で個人を襲った47人だろうと。
すでに判決が下った事件に対して、犯人でもない相手に恨みを募らせて集団暴行とか、
それをキラだから、で済ませていいのかと。

江戸時代の忠義の観点からは庶民から喝采された話かもしれないけど、
(主君が殺そうとして果たせなかった相手を殺したわけだし)
今でもあれを「いい話」として引きずるのはなんだかな、ですよ。

そう思ってたら、NHK BSの「英雄たちの選択」でこの事件が取り上げられてて、
ちょうど、元禄の頃、徳川綱吉が武家諸法度を書き換えたあとだったという点に着目、
綱吉の判断について(特に47人の浪人をどう処遇するか。打ち首か切腹か)
つっこんでて見入ってしまったのであった。
この番組、好きで毎回観ております。
ヒストリアは情緒的すぎて嫌いだけど、
英雄たちの選択は歴史の専門家が好きなこといってて面白い。

夜、流星群が見えるぞという話を聞いて
またもや、E-M1をベランダに放置する。
ライブコンポジットモード。連写して明るいところだけ合成していく機能。


4時間ほど放置してバッテリが切れてすっかり冷えたE-M1を回収して撮れた絵を開いてみたら、6-7本の流星が写っておりました。
ああ、もうちょっとISO感度を落としてもよかったかな。
ともあれライブコンポジットモードって思ったより面白いぞ。
ちなみに、E-M1とE-M10で使えます。キヤノンの星景撮影モードでも行けると思う。






2014/12/13

[古道散歩]今年最後の東京古道散歩講座の日

新潮講座「東京古道散歩」の日。
約20人で須田宿から立石まで古代東海道(推定)を歩くのである。
東京低地で真っ平らだから楽そうに見えるが、
駅集合駅解散という基本原則があるおかげで、
鐘ヶ淵からいったん隅田川へ向かって木母寺と隅田川神社(水神さま)を訪れてから
また戻って信号を迂回して歩き、
さらに古代東海道は荒川に思い切り分断されたので
四つ木橋まで遠回りし、と
なかなか遠回りが多かったのであります。



でもよく晴れて楽しかったわ。
立石を終点にしたのは、ついでに打ち上げもしようというもくろみがあったから。
呑みたい人のためにルートを設定しました(笑)。

この日のポイントメモ。

・鐘ヶ淵は「グリルとみやま」で昭和なランチを食うべし。安くて腹一杯。
 駅前の百貨店も要チェック。

・木母寺から梅若塚旧地へは防災団地の中を抜ける。梅若門だから。

・鐘ヶ淵駅前は六叉路+電車で道路がややこしくてひどい。さらに線路脇の道を入れたら何が何だか(笑)。それぞれ道路が作られた時代が違うのがまた無計画でたまらん。


・荒川ができたとき(あれ、人工の川ですから)、古代東海道周辺では、神社が3つ、お寺がひとつ移転するハメになった。
 ひとつが隅田川稲荷。もうひとつが若宮八幡。両方に立ち寄る。
 隅田川は墨田区側、若宮八幡は葛飾区側。若宮八幡なんか源頼朝が奥州遠征の際、戦勝を祈願したあとに創建と伝わる古社なのに、かろうじて個人の好意で小さな神社を確保できたという感じでなんとも寂しい。
 そうそう、墨田区と葛飾区で協力して、荒川川原の古代東海道の道筋に人道橋をかけるべきだと思うのですよ。ぜひ。


・西光寺は葛西清重邸あとと伝わる。すぐ脇に「つばさ公園」。キャプテン翼のつばさ。つばさといえば「南葛小学校」で、南葛とは南葛飾のこと。作者の高橋陽一はこのあたり出身だそうで、たまたまいた地元のおっさんがいろいろおしえてくれた。三兄弟の長男だとか、おれの教え子だとか。


・立石はまあ今回で4度目の訪問なので特にアレなことはないが、熊野神社の鬼板が八咫烏だったのは今日気づいた。立石さまは立石稲荷だったのだけど、単なる公園になってしまった経緯はちょっと知りたいところ。


・終了後、立石駅へ。そこでいったん解散し、10人ほど残って忘年会。
 やすい! さすが立石!
 16時半から10人で飲めるとこ……真っ昼間から飲める店は数有れど、立石なので10人ではいれるとなると限られる。結局、吉祥寺いせやの立石店で一次会。
 街をぶらぶらしてたら、「舟和 立石」を発見。閉店ギリギリだったのだけど入れてもらい、5人は甘味で一息。3人は小さな立石らしい店で酒。あまりに狭いのでシータ。
 狭い場所で光りますな。




 19時頃合流。カウンターだけの小さな店で3次会。3次会までいっておわったのが21時前とかいつから飲んでたんだよ。