この週末は特にやることがないので、
いや、あるんだけど、そう切羽詰まってもいないので
さてどうしようかな、家でのんびり来月の写真展用写真のセレクトでもはじめるかなと
思ってたら、
家にテレビを持ってない友達(30代女子)が、ブラタモリを見たいのでうちにくる
という話になり、
でもブラタモリの放送がJリーグとかぶってしまう、
じゃあ、Jリーグの試合が終わってからブラタモリをゆっくりみようという話になり、
広島サポの妻がテレビで、
遊びにきたFC東京サポの友達がiPad 3のJリーグオンデマンドで、
名古屋サポのわたしがiPad AirのJリーグオンデマンドでと
同じ部屋に3人いるのに
3人とも違う試合を見ているというすげー未来な状況ができあがったのでありました。
今、こういう時代なんですよ(笑)。
で、1時間遅れで録画したブラタモリの仙台編。
東京スリバチ学会の皆川会長が「東京スリバチ学会」の肩書きのまま
しれっと、タモリに仙台の地形や暗渠の案内をしてるという
そういう回なので見逃せないのである。
いいなあ、タモリを案内して街歩きとか、贅沢な。
皆川さん、頭がよくて弁も達者だから安心して見てられて面白い。
にしても最近、地元の専門家が「〜〜はなんだと思います?」
タモリがそれに想像で答える→アタリ、みんなが驚く
という展開が多すぎて、
あれは台本でも何でも無く、
素で当てているというスゴさが見てる人にどのくらい伝わっているか。
その場所の知識をあらかじめ仕入れてるんじゃなくて、
基礎知識がしっかりしてるから、その場で考えて想像できてるんだよなあ。
そこに注目すべき。
基本的なこと(川はどうやって流れるか。川が地形をどう作るか。往古の人は開拓のためにどんな苦労をしてきたか。水路が暗渠化するとどういう痕跡が残りやすいか)がちゃんと理解できているから応用が効く。
歴史ってひとつひとつの事件やそれに関わる人物を覚えることじゃなくて、
つながりを実感していくことで、
それは人と人、国と国とのつながりのみならず、
気候や地形やその他もろもろの様々な事象が絡み合って
動いてきたわけで、
地形を知ってると(さらに地形の歴史を知ると)それがまた膨らむわけですよ。
だから面白い。
にしても、これで地形散歩とか街歩きがもっと流行りそうですなあ。
「東京古道散歩」もよろしく。
わが家ではその意味で今回のシリーズは「応用問題」と思って楽しんでいます。
返信削除ですね。ああ、ゴールデンタイムにNHKで「応用問題」を楽しめるとか、いい時代になったもんです。
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