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2015/07/20

黒子のバスケとザリガニ釣りと大将塚

さて本業に戻るか、ってんで、
作例がちょっと足りないカメラを抱えて
自転車で走る。曇ってきたけど、稲が育った次太夫堀公園でザリガニでも撮るかと思ったわけで。

行ってみたら、妙齢の女子がひとりでザリガニ釣りするというシュールな光景に出会う。
しかも足下に黒子のバスケ自由帳とか出てる。
もしや、と話しかけてみたら、その筋の人でした(笑)。
夏コミ用の原稿が詰まったので気分転換にザリガニ釣りにきたらしい。

CM1

面白いー。せっかくなので、BL系ヲタの話をいろいろと聞かせてもらう。
「げんしけん」で描いている姿、ほぼあんな感じですよということで。

いつの間にか曇ってきたし、ザリガニの写真も撮らせてもらったしということで、
自転車でぶらぶら散歩しつつ帰宅。

帰途、大蔵氷川神社の少し上にある「大将塚」をやっと発見。
民家の敷地内にあるというので半分諦めていたのだが、
なんのことはない、公道から見える場所にあったのだった。小さくて陰になってるからわからなかったのだな。
大将塚。CM1


ここ、古墳なんだけど、源義賢の墓という伝承があり、源義賢朝臣墳という石碑が建てられている。
平安時代末期の源氏の武将にして源義仲の父である源義賢は「大蔵館」に住んでおり、大蔵合戦で討たれたと書かれてる。
で、その「大蔵」はどこか、という話で、一般に埼玉県比企郡にある大蔵が比定されてるのだけど、世田谷区にも大蔵という地名があり、伝承が伝わっているのだった。
まあ、当時の武蔵国の状況を考えると、近くを鎌倉街道上道が通ってた埼玉の方がありそうではあるんだけど、
世田谷区大蔵から石井土の国分寺崖線上のあたりは古墳や遺跡も多く、
古くからの土地だったのは確かで、源義賢伝承ができてもおかしくない場所なのであった。




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