ページ

2015/09/10

iPhone 6s Plus……12万円かよ(泣)

アップルの新製品発表会を観る。
寝る。
起きる。
ascii.jpにコメントを求められたので書く。

ITMediaにもカメラ機能についてちょっと書いてといわれたので書く。

そしてascii.jpの猫連載を書く。

よく働いた日。


そうそう、新製品発表会、ぼーっとしてて
観たの途中からなんだけど
(見そびれた部分はあとから見直しました)
盛り上がった発表会でしたな。
最後はPerfumeだし!

ひとつひとつの機能をみると
トレンドの後追いも多いのだけど、
まあ、確実にトレンドが来てるのにアップルが「うちはオリジナリティが大事」といって
勝手に独自のフォーマットでやられてもユーザーは困るわけで、
逆に無視されても困るわけで、
iPhoneやiPadはそういう段階にきてると思っていい。

iPad Pro用にスタイラスが用意されたことで、
ジョブズが生きてたらなんていうかなんていう人もいまだにいたけど
(ジョブズはiPhone発表時にスタイラスなんていらん、と否定したからね)、
ジョブズがもし生きてたら
「我々が作ったらスタイラスもこんなに素晴らしいものになった。それがApple Pencilだ」
と得意気に発表してたに違いありません。
そういうものです。

Apple WatchはOSがバージョン2になってやっと本格的に動き出す感じだし、

iPad Proはパソコンへの下克上レベルの製品っぽいし、

Apple TVは相変わらず「米国はいいとして、日本ではコンテンツどうなるんだ?」な側面もあるけれども、

Appleが未だにすごいのは、
Apple WatchもiPhoneもiPadもAppleTVも
全部iOSベースという点。
基底を流れてるOSが同じなので統一感があり、連携がとれてる。

もうひとつ、iPhone 6sの3D Touch。
これ、まずはフォースフィードバックのトラックパッドとしてMacBookに搭載され、
続いて、Tip-TapエンジンとともにApple Watchに搭載され、
3D Touchに進化して、今回iPhone 6sに搭載された。

そういう基本技術がちゃんと各製品で連携されており、
同じ方向を向いてる。

それが為されている限り、アップルが大崩れすることはないでしょう。
ジョブズ復帰前のアップルは、各部門が勝手に自分たちの技術で勝手なマシンを作ってた感じだったから。もしああなってきたら、やばい。
でも今のところその気配はないのである。

一番の問題は、価格。
米国での価格は、以前と変わらない。
日本での価格が、10万円寂から12万円超にぐわんと値上がりしたのだ。
あ、iPhone 6s Plus 128GBの話ね。
なぜかというと、それはもう「円安」に尽きるわけである。
アップルは昔から、円高となるとさくっと安くしてくれる代わりに
円安になるとしれっと価格を上げる。ドルをベースに連動してるのである。

iPhoneの場合、米国に比べると、日本で得られるサービスが少ない
(iOS9の目玉機能のいくつかは日本ではまだ提供されないし)
ので、もうちょっと価格を抑えてくれてもよかったのに、とは思う。

ああ、でも、iPhone 6s Plusの128GBを買うことになるんだろーなあ。
今のiPhone 6 Plusもがんばってストレージを整理してるけど
64GB以下に抑えるのはムリだし(主に画像とシータのデータと地図データ)、
今回はさらに画素数も上がったし4k動画が使えたりするし、
ほんとにもうどうしてくれましょうですよ。







0 件のコメント:

コメントを投稿