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2016/01/17

宮前平へ湯治へ!←それが予想以上によいとこでした

妻が仕事が一段落したのでどこかでかけようという。
そうだなあ。腰の調子がまだよくないから温泉にいこうとわたしがいう。
小田急線1本でいける鶴巻温泉「弘法の湯」が定番なのだが
毎回それではつまらない。小田急沿線でいくつかさがすがいまひとつ魅力に欠ける。
かといって箱根まで行くのも遠い。
気軽に行けるいい温泉はないものかとググってたら、
宮前平、しかも駅から5分の立地に源泉掛け流しの温泉があるのだという。
それはしらなんだ。

宮前平といえば、バリバリの丘陵地開発住宅地ではないか。
しかも、溝の口を超えたら、梶が谷→宮崎台→宮前平とあっという間ではないか。
しかも、@nifty温泉 によると、評価がめちゃくちゃ高い。
しかし、土日はすごく混んでいるという。
サイトのFAQを見ると、日曜でも午前中なら大丈夫そうというので
朝から近場の温泉へ。

用賀まで自転車で走り、そこから田園都市線である。

宮前平を下りて坂を登ること数分。
日曜の午前中なのに同じように坂を登る人たちがけっこういて驚く。
ほんとにはやってるのだ。

その温泉は丘の上にあった。ああ住宅街の真ん中だと云うけれども、
丘の上なら非日常感もそこそこあって悪くない。
温泉施設の真下に三田家の墓地があるのが気になったけど、
まあそのくらいはよし。


それが
 | 宮前平源泉 湯けむりの庄 | である。

システムがよくわからないが、はじめてだというと丁寧に教えてくれる。
スーパー銭湯的日帰り温泉施設で、
温泉のみならず、館内着に着替えてくつろいでいってくださいという場。
新しいので設備もきれいでなかなかよい。

岩盤湯がウリのようだが、とりあえず温泉のみで。
はだかになって浴室へ行くと、
浴槽のバリエーションは多いわ、ほんとに源泉掛け流し風呂だわ
ほどよい湯温で長時間はいってられるわ
丘の上なので露天風呂から見る青空も楽しいわで、
予想以上によいところでしたことよ。
休憩室にはマンガも揃ってるし。
多摩丘陵だか下末吉台だかの台地の上で起伏が激しいのも地形好きには楽しいし
これはリピーターが多いのもわかるわ。
これから近場の温泉へ行きたくなったらここへこよう。
平日ならさほど混んでないそうだし、ちょっと安いし。

で、温泉に浸かってゆっくりしたら腹が減ってきたので、
宮崎台までひと駅だけ旧大山街道(自体は宅地開発で失われたのでそれに近いルート)で高低差を楽しみながら歩き、
宮崎台駅前の小さなお店で洋食のランチ。
以前見つけた店である。

帰りは自転車でたらたらと。
途中、ピンクのドレスを着たお地蔵様を見つけて撮影。
妻がiPhoneで撮ろうとしたら旧にiPhoneのバッテリが切れたといって落ちる。
謎である。
じゃあわたしもやってみるかと、iPhoneで撮ろうとしたら、まだバッテリーが残ってたのに
撮影した瞬間に落ちる。
ピンクのドレスの呪いか!
これはCM1で撮影
という日曜日でありました。

さて、
丘陵の上に温泉ってことは、かなり深く掘ったんだよねえ。
どのくらい掘ったのだろう。ちょっと気になりません?
というわけで調べてみたらこのページがよさげでした。
温泉の科学7-0-1
ってことは、1000mくらい掘ったのでしょう。
まあその気になって掘れば、温泉に達するようです。

もうひとつ
「宮前平」「宮崎台」「宮前区」の「宮」ってどの神社のこと?
ってのも気になっておりまして、調べたら
「馬絹神社」のようである。
なるほど。馬絹あたりは古墳もあって古い土地だものなあ。


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