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2016/02/11

オオカミの護符とみやまえくさんぽの日。

街歩きの日。
宮前平。川崎市宮前区。
宮前の「宮」は馬絹神社。
馬絹神社はまあ元は女体権現社。

でも今日の企画はそれじゃなくて、
「オオカミの護符」。
「オオカミの護符」が面白くて、その映像版(というか、映像が先なんだけど)を
こじんまりと仲間内で鑑賞しようという会に参加したのである。
その舞台が、もと土橋村で、今の宮前平あたりなのである。

映画を観たら、土橋村周辺散歩。
やっぱ、歩かないと締まらない人々なので。
下末吉台(だよね、あのへん)のきつい斜面を楽しみつつ、
よくこんなとこに家を建てまくったなと思いつつ
古道や古社を訪問。

いやあ、高度成長期以降の宅地開発で
昔の面影は消えているけれどもその中でかすかな痕跡を探す人々、
竹やぶに馬頭観音が転がってたり、台地の縁に観音堂が残ってたり
するのである。

世田谷あたりだと野仏はたいてい庚申塔なのだが、
土橋では馬頭観音がすごく多い。
厳しい坂路が多かったからか。こういうのも地域性があって面白い。
馬頭観音はおでこに「馬」がいるからすぐわかる。これはかなりはっきり残ってる。

単に文字で描いてある馬頭観音も。
ラブホ前の道が「鎌倉古道」。ホテルオロは廃墟と化しておりました。
傑作は土橋神社で見つけた「和田義盛」(鎌倉時代初期の御家人。のちに乱を起こし、由比ヶ浜で戦死)。
まさかここでその名前を見るとは(笑)。シャレで付けたのか、偶然の同姓同名なのかめちゃ気になりますが、とりあえず、みんなで笑いました。
和田義盛の名が!

GPSログを明治末期の地図+色別標高図に重ねてみた。
カシミール3Dを使用(うちのWindows10はカシミール専用OSと化しております)。
標高図は「現代の標高図」なので、地図の等高線とはずれがあり
それも又興味深い。東急の線路は標高図でなんとなくわかる。


面白かったけど、久々に起伏有るルートをあるいて疲れたー。
でもがんばって、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
そののち爆睡。




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