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2016/04/18

電動アシストロードでよみうりランド越えの日

YPJ-Rで走る日。
そろそろ遠出でもするか、ってんでYPJ-Rで走る。
まずはピューっと登戸へ。
登戸・生田緑地あたりで作例撮り。

そこから津久井道(つい旧道へ入ってしまうのはサガ)、
で、よみうりランド前駅から
ランド坂を上ってよみうりランド峠を越えて北に向かうのである。
いやあ、電動アシストロードで峠越えって快適だわ。
予想以上にあっさりのぼれた。

で、面白いことに、実は
このよみうりランドを超える坂って、遅くとも江戸時代にはある古道だったのだ。
まあ細かな道筋は帰られてるけど、迅速図を見るとよくわかる。

まずは今日のログ。こうして峠を越えたわけである。
GPSトラックをはぶいてみると、
確かにこの峠を越える道が描かれているのだ。

津久井道と府中道(川崎街道)を結ぶ連絡路であり、
実はこれをさらに北に向かうと、矢野口の渡しがあるわけで、
そこから品川道経由で府中につながっているから、
このあたりの集落から国府へ(武蔵国橘樹郡なので、国府は府中なのである)
連絡する峠越えの道だったのだろう。

津久井道から二枚橋を渡って道が分岐するのだが、

二枚橋は源義経伝説が残ってるし、
分岐点には庚申塔群も残っているし、
峠を越えた北側も
戦国時代創建の古刹や
江戸時代の地蔵尊が残っている。
ランド坂は古道だったのだ。

実はここの少し西側の道(今はゴルフ場で失われてるけど)が
鎌倉道といわれており、
中世には峠越えの道が並行して2本あったのか、
江戸時代にこちらへシフトしたのかはわからん。

で、峠を北に越えたら、川崎街道(府中街道)の旧道へ入り、
途中、「北ふちう道、西八王子道、東河崎道」という道標へ。
地蔵堂の脇に立っているのが馬頭観音兼道標だ。

「北」(地蔵尊前の道)が多摩川の渡しへの道。
府中へ向かうにはそのまま是政の渡しがポピュラーかと思ってたが、
確かにここで多摩川を渡っちゃった方がちょっと近いかもしれない。

このあと稲城大橋を渡り(一度ここを渡ってみたかったのだ)、
超久しぶりに多摩サイにはいって
延々と走って帰宅。

ふはー。疲れたけど、35kmくらいなんだよな。
数年前までは50km以上平気で走っていたのに
年をとったもんです。



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