「AIの遺伝子」2巻が出たので三茶のTSUTAYAまで買いに行く。
7月16日にここで山田胡瓜先生のサイン会があるわけで、
それにはここで買って整理券を貰わねばならないのだ。
久しぶりにご尊顔を見ようかというわけ。
ITMedia時代に何度か一緒に仕事したことあるから。
にしてもだな、すごいことになってるわ。
1巻よりさらにひとつひとつの話はすごくさりげないの。
デカイ事件も起きないし戦いもないし陰謀もないし。
でもそれが面白い。
ヒューマノイドと人間が共存してる世界がしれっと描かれてる。
人の技術との距離感や付き合い方が、
我々(つまり、日常的にITに触れている人たち)の感覚に近い。
この距離感で書かれてる漫画ってほとんどない。
なんというか、本質的なところをわかって書いてるからこそ
安心して読めるし、ひとつひとつがじわじわくるのである。
人間の形に入っていても単純なAIしか持たない愛玩人形、
四角い箱に入ってても中身はヒューマノイド。
身体性と精神性についてここまでさらっと追求できたマンガが他にあったかと。
ものの本質はその形状ではないけど、
形状はすごく大事なのであるよ。
2016年を代表する傑作ですわ。
さて、ついでに泡沫候補と泡沫政党しかないかに見える参議院選挙の
期日前投票をすます。
期日前投票ってはじめてなんだけど
・さすがに投票だけ合って人件費かけてしっかりチェックしてるのね。コストかかるわ。
・かなり多くの人が不在者投票にきててびっくり。時代はかわってるんですな。
というところ。
ところでさ、
いつまで「手書きでの投票」をさせるんでしょう。
プリントアウトに○×つけるだけじゃだめなんかね。
スケジュールの問題(公示ギリギリに立候補されると印刷が間に合わない)から
といわれるけど、
それってスケジューリングの調整で対応できんかね。
特に日本語は、手書きでのミスが多そうじゃないか。
うーむ。
夜、ITMediaにAQUOSのカメラ記事を書いてメールする。
藤沢市では投票用紙を整理券と引き換えに現場で出力してます。
返信削除レジのレシートみたいなロール紙で。
あと比例区なんか名簿に数十人分あるのでこれを1枚に載せるとA4サイズぐらいの投票用紙になっちゃいそう。
小さい文字にするとわたしのような老眼では読めなくなりそうだし。
難しそうですよね。