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2016/10/10

体育の日にZR4000のレビューを書く

月曜日。
10月10日は1964年東京オリンピックの開会式の日にして体育の日。
この日が開会式になったのは「晴れの特異日」だからと
まことしやかに言われているけれどもほんとのところはどうだか知らない。

こういう、その日であることが重要な祝日を動かすとか何を考えてたんでしょうねえ。
祝日の一部をムリヤリ月曜日に曜日固定した成果ってちゃんと調査したのでしょうか。
観光旅行が増えたとか。
月曜日の講義を持つ大学の先生は(もちろん学生も)大変であるなど
(その関係で祝日でも講義があったりするそうで)
学校関係では特別の曜日に祝日が集中したことによるデメリットが多いと聞いたりはするけど、
まあそんな体育の日が10月10日になったわけで、
でも天気が悪い。
晴れの特異日効果は消えちゃったようですな。

しょうがないので
ITMediaにカシオのZR4000のレビューを書いてメールし、
明日の新潮講座「東京古地図散歩」の準備をして寝る。

ZR4000おもしろいよ。
19mmスタートの超広角ズームが面白い。
望遠側はおまけみたいなもん。
超広角+チルト式モニタなので
記録系の写真に強い。

このクラスのコンデジって、よほど個性的じゃないかぎり
メディアに取り上げられる機会もめっきり減ってしまったわけだけど
それはちょっともったいないと思って
ITMediaに短いレビューを書かせてもらうことにしたのでありました。
19mmスタートって面白いよ。

ついでに、カシオは「写真とは『真』実を『写』すもの」幻想に囚われてないのもよい。デフォルトで美肌処理オンになってるし。
どう写すかは自分でコントロールするって人はこのクラスのコンデジは買わないわけで、
オートでさくっと撮ってそれなりに見映えのする写真を撮りたいって人には最高かと思う。

今でもときどき
「写真とは『真』実を『写』すもの」だ、とのたまうひとがいるけれども、
もともと「写真」にはそんな崇高な意味はありませんから。

このコラムを読むとよくわかる。
[3707] 「写真」ということば ──「写真」の語源について - 日刊デジタルクリエイターズ

ちなみに写真の(日本語としての)初出は
幕末の洋学者大槻玄沢(おおつきげんたく)(磐水(ばんすい))がその著書『蘭説弁惑(らんぜいべんわく)』の下巻所収の「磐水夜話(やわ)」(1788)のなかで、写生の道具として紹介したカメラ・オブスキュラcamera obscura(ラテン語で「暗い部屋」の意)に、写生と同義語の写真という語を当てて「写真鏡」と命名したことに由来する。
だそうです(日本大百科全書より)。

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