ページ

2017/04/30

「東京古道散歩」の下見。次回は豪徳寺あたりを。

5月13日は「東京古道散歩」講座の日です。

連休中は比較的にヒマなのでいまのうちにいっておくかと
東京古道散歩講座の下見。

豪徳寺をメインにするんだが
いつもとは違うコースで歩いてみようかと世田谷代田駅スタートで代田八幡から。


そこから江戸時代の掘之内道(これ、鎌倉街道のひとつじゃないかと思ってる)を南下する。
アバウトな三猿がたまりませんな。元禄時代。

途中、バブル期の象徴ともいえるイタ飯屋が閉店してたのを見て驚く。
当初はパッパガロという名前だった(覚えてなかったのでググった)。
環七沿いのこじゃれたイタリアンで、イタ飯って言い方が流行っていたころで、
連日すごく賑わってた記憶がある(だから行ったことはない)。
時は流れて風が吹く〜である。

この先、
途中で西に曲がって豪徳寺なんだが、瀧坂道にはいって北から南下するか
世田谷区役所方面から行くか。

当日のお楽しみで。



豪徳寺といえばアレだが、
いってみてびっくり。
例年の何倍もの勢いで招き猫が奉納されてるじゃないか。
大河ドラマの影響かしら。
さすがにドラマに豪徳寺は出てこないはずだが(例の招き猫伝説も直虎よりあとの世代だし)。


豪徳寺の招き猫、例年になくすごいことになってるのはナオトラ絡み? - Spherical Image - RICOH THETA

そっから経堂へ瀧坂道を歩いて解散予定。

今回も楽しく世田谷の歴史を楽しめる街歩きコースなので
興味ある方はぜひご参加を。

詳しくはこちらで
東京古道散歩 - パスマーケット



2017/04/29

PHILIPS hueをセットアップして我が家もIoTへの道を歩むか

ぶらっとご近所散歩。
蘆花恒春園で徳冨蘆花旧宅。
蘆花旧宅はこの構図が一番カッコいいと思う。
iPhoneのLightroom mobile HDRモードで撮影


帰宅後、
ずっと放置してたhueをやっとセッティング。

いやあ面白いわ。

買ったのは「スターターキット」。
LED電球×2とブリッジとリモコンがついてる。

で、これ、パッケージを見ただけでは何が何だかよくわからない。
特に四角い「ブリッジ」ってなんだ?

実は、電球はブリッジを経由して無線でコントロールするのである。
それがミソ。
iPhoneから直接、ではないのだ。

iPhone→家庭内LAN→ブリッジ→電球というつながり。
ブリッジにはPHILIPSのIoT機器をいくつもぶら下げられる。
だからいちどiPhoneとブリッジをつないでやれば、
あとはブリッジの先に何を追加でぶら下げようとOkなのである。
もし、電球ひとつひとつがiPhoneをやりとりしてたら
電球ひとつひとつとペアリングしなきゃいけなくてめんどくさいからね。

では、iPhoneとブリッジの接続はどうやるか。
なんと「有線LAN」の登場である。これは予想外だった。

これがブリッジ使用中の図。
ブリッジから2本ケーブルが伸びてる。
ひとつは電源でひとつはLAN。


つまり、家庭内のネットワークにはWi-Fiじゃなくて有線でつなぐのだ。
面白い。
でもおかげで、セットアップはめちゃ楽。
ブリッジをWi-Fiにつなごうとするとパスワード入れたりなんやかやが必要だけど
有線なら同じネットワークにつなぐだけでいいシンプル。

で、
iPhoneでhueをコントロールするには
まず、iPhoneでアプリを立ち上げ、ブリッジの真ん中にあるボタンを押す。
するとiPhoneとブリッジがペアリングされる。
ペアリングするiPhoneは(まあiPhoneじゃなくてもいいけど)は1台じゃないので、
うちでは、わたしのiPhoneと妻のiPhoneと、hueリモコン専用iPhone(昔使ってたiPhone5をそれにした)の3台ペアリングした。

そうするとそのiPhone→Wi-Fi→ルーター→有線LAN→ブリッジ→hue電球

という流れが確立するのだ。
なるほどー。

で、iPhoneからブリッジを経由して
電球の色温度や明るさを調整できるのである。

うちは寝室の電球に使うことにした。
今、寝室の片隅が妻の仕事スペースになってるので
妻が仕事してるときは明るくて色温度が高い照明で、
仕事してないとき(寝るとき)は暗めで色温度が低い照明でと
切り替えられる。
次のスクリーンショットではランプ2はまだつないでないので「到達不可」になってるが、
つなげば両方ともコントロールできる。
最終的には2灯にした。1灯は寝室にある猫の寝床を重点的に←撮影用(笑)



うちの妻、ガジェット系にはまったく興味を示さないのだが、
hueを入れたら面白がって
色温度や明るさを変えてる。
何がウケるかわからないものである。

いやあ、こういうのって実際に自分で触ってみないとわからないわー。
使ってみることお勧めします。
電球だけでもけっこういろいろとできます。
わたしが買ったのはホワイトグラデーションスターターキット。
面白いのでぜひ。
特に「今は使ってないiPhone」がある人はそれをリモコン専用にしちゃうという
贅沢な使い方がお勧めです。


2017/04/28

4月が終わった

早起きしてe-mansion lifeの連載を書いてメール。
Googleフォトの話。

これで4月末までの仕事が終わり、来週は暇になる。たぶん。きっと。


2017/04/27

都心で打合せの日

都内の某編プロさんからお話があって
話をしにいく。
ムックや単行本で使えるライターを探してて
白羽の矢がたてられたらしい。
具体的な仕事の話はなかったけど、
まあ適度に舞い込むことを期待して。

ついでに散歩しつつあれこれ写真を撮って帰宅。
もっとあれこれ散歩したかったが、
単行本で急ぎで対応した方が良さげなメールが舞い込んだので。

ascii.jpに猫連載を書いてメール。


2017/04/26

仕事の日

ITMediaのiPhoneカメラ講座を書いてメール。
夜はトリセツの作業。

2017/04/25

Amazon 2段階認証

作例撮りにいったついでに7-11に立ち寄ったら、
コーヒーマシンがカフェオレ対応になってた。
これはありがたや。

ついでにはじめから日本語表記もされてて
デザインよりわかりやすさ重視にシフトしてるのがなんともアレだが
ありがたや。


Amazonのマケプレ詐欺の話やら
個人情報抜かれてなりすまされたんじゃないかとか
そんな話が出てくる。

気になったのであれこれググってたら、
Amazonで2段階認証の話。
あれ? Amazonって大手サイトの割に2段階認証に未対応なんじゃなかったっけと思いきや、今年2月に対応したらしい。
しらなかったー。

あわてて2段階認証を設定する。

スマホにSMS飛ばす&ワンタイムパスワードを設定。
ワンタイムパスワードはGoogleの認証アプリ(Google Authenticator)でOkらしい。
なるほど。

これで一安心。

Google、
Facebook、
AppleID、
Twitter、
Amazon、
と主なアカウントの2段階認証設定完了。
他に抜けてるのはなかったか。

多少面倒でもこれはやっておくべし。

ITMediaのiPhoneカメラ講座に手をつける。
ネタはクランプヘッド。
これ、けっこう幅広く使えそう……だがちょっと時間切れ。
明日仕切り直し。


2017/04/24

仕事の日

ITMediaのもう1本を書いてメール。
でもって、ちびちびと単行本作業。
校閲さんからのチェックに答えるとか。

2017/04/23

仕事の日

単行本の初校チェックしつつ、
ITMediaにGH5のレビューを書いてメール。


さらにもう1本書かねばならないのだがちとダウン。

2017/04/22

風雲児たち

引き続き延々と初校への赤入れをしたり
図版を修正したりしつつ、
(地図はPhotoshopで全部レイヤーに分けて作ってるので文字レイヤーの文字サイズと色を変えるだけと作業的にはたいしたことない)
1日が終わる。

合間に息抜きによみはじめたマンガが面白くて終わらない。
みなもと太郎の「風雲児たち」。
ああ、
江戸時代のことはこれと「大奥」を読めばもういいんじゃないかと。
(それやると男女がごっちゃになってややこしいことになってよけい面白い)

しかもiPadで電子書籍で読んでるものだから
すぐ次巻を入手できてよくない。

「風雲児たち」は江戸時代がどんな時代だったかを
市井の蘭学者まわり(それが風雲児たちなんだが)を中心に描いてくれて
それがよく史実を調べながら書いているのでとても面白い。

もっとはやく読んどくんだったなあ。
でも幕末編には手をだしてません。このあと30冊近く続いてまだ終わらんとか、ムチャだ。


2017/04/21

赤入れた初校をScanSnapでPDFにして渡すのである

延々と6月に出る単行本の作業。

地図を作り直したりしてるのでなかなか進まぬ。
(文庫本サイズだと文字が小さくて読みづらいことがわかったので
 文字サイズをでかくしたり、地形図の色分けがCMYKにしちゃうと
 わかりづらいってことで色を調整したりしてるのだ)
これって、ライターの仕事だっけ、と思いつつ、
文章も図版も写真も全部自前です。

やってる当人は面白いからいいんだが。

そろそろ効率よい作業をしなきゃいかんなということで、
dropboxに共有フォルダを作って編集者がアクセスできるようにし、
初校はプリントアウトしたものに赤ペンで赤を入れ、
ある程度まとまったところでScanSnapにかけてPDFにして
共有フォルダに放り込む。
作り直した図版も共有フォルダに。

最初からそうすればよかったか。

でもまあこういうのって、
先方が会社からdropboxにアクセスできる環境にあるか、
先方のその手のリテラシーがどのくらいあるかで変わってくるので
ケースバイケースで柔軟に。

にしても、ScanSnapとdropbox偉大。


2017/04/20

ロケの日

日比谷でいつもの田中さき嬢をモデルに
GH5のレビュー用作例と
撮影術用作例を書いてメール。

なんか喉が痛くて調子悪い。
やばいな。




夜はascii.jpに猫連載を書いてメール。


2017/04/19

ごーすといんざしぇる

友達を誘って
「ゴースト・イン・ザ・シェル」観に行く。
いやあ、スカーレット・ヨハンソン、めちゃいいわ。
義体してたわ。すばらしい。
トグサもバトーもそれっぽかった。

ストーリーが単純化矮小化されたのはハリウッドだからですかねえ。
随所に押井守版ゴースト・イン・ザ・シェルへのリスペクトが感じられたけど、
内容はハリウッドSF映画でした、ということで。

ちょっと撮影して、
夜は都内某所で某なその筋の人たちが集まってのクローズドな宴会。
いやあ面白い人たちが集まって面白いひとときを過ごす。

で、夜の新宿でGH5の夜景用作例を撮って帰宅。
スローシャッター時はE-M1 IIの方が手ブレ補正強力かな。

トリセツの仕事をして寝る。


2017/04/18

GH5たのしいわ。

GH5を持って代々木八幡あたりで作例撮り。

代々木八幡駅って線路がいい感じにカーブしててこっちに迫ってくる電車作例を撮りやすいのだ。AF-Cと連写の性能チェック。
さらに踏切を横から見て走る電車撮ると、
ローリングシャッター歪みのチェックもできる。

ただなあ、今この駅大改造中で、
よい作例撮影スポットではなくなるかもしれないのだ。
すでに踏切の位置が動いたことで撮りづらくなってるし。
他のよい場所を探さねば。



にしてもだな、
GH5の6Kフォトはすごい。
4Kフォトはなんだかんだいって800万画素相当なのでちょっとクオリティ的に考えちゃうこともあるんだが、6Kあれば十分だし切り出したときのクオリティは上がってるし、
こりゃおもろいわ。
4Kフォトと6Kフォトではレベルがひとつ違うもの。
カメラの未来を考えたくなるカメラなのでありました。
ああ、レビュー書かねば。


午後、都内某所で某社の某女史と会って
某な某話。
公にしていいかどうかわからんので、某まみれの記述に。
まあ楽しく談笑してきました。
なんか仕事に絡むといいけどさてどうなるか。

夜は引き続き初稿に赤入れ。


2017/04/17

初稿に赤いれ

とりあえず今週中に本の初校をチェックしなければならないわけだが、
印刷してみると地図が読みづらい。文字が小さいし、色もCMYKになるとちょっとアレなところがあって(ついRGBで作業しちゃってるからな)
あれこれと赤を入れ続けるのであった。
写真も、一応レタッチしてシャドウ部がつぶれないようにしたつもりだけどやっぱ印刷するとちょっとつぶれるんだよなあ。

ああ、テキストも地図も写真も全部自分で用意すると
全部自己責任でいじれるのはいいんだが、手間かかるわー。

ちなみに東京の神社の本です。
取捨選択が大変。
地図はつけたいし、神社散歩ガイド的な体裁にしたいし……
だから好きな神社だけど周辺事情からはずしたとこいっぱいあるのであった。

個人的な趣味で古い神社ほど大きく取り上げてるので
明治以降の神社は……エリア的に無視できなかった2つをのぞけば
スルーしてます。わはは。東京の神社本で明治神宮を華麗にスルーしてるとかありえんわ、と自分で思っております。

で、ある程度赤を入れたらそれをScanSnapでスキャンして
Dropboxの共有フォルダにおいて
作り直した地図も共有フォルダにおいて
編集者さんよろしくーって感じで作業しております。
ScanSnapとDropBoxのおかげで初稿のチェックがかなり効率よくできております。



2017/04/16

何代目かの猫スリバチ購入

そろそろ作例を撮らねばということで
パナのGH5を手に近所で作例撮り。
天候は今ひとつ。いや悪くないのだがよくもない。
薄く濁った青空の春。
GH5の6Kフォトおもしれー。

昨秋から今年にかけての各社本気のフラッグシップ機がどれも魅力的で
やっぱこうじゃないと面白くないと思うわけである。

かふかがまた猫スリバチを破壊したので新しいのを買う。
昨日注文して今日届くという時代。


2017/04/15

休息の土曜日

さすがに疲れたのでいっぱい寝る。起きる。
さて続いて6月に出る予定の単行本の初校チェックと赤入れにとりかかる。

なんと東京の神社を紹介する本。
それも、御利益やパワースポットはほぼ無視して(だって興味ないし)、
神社の立地や歴史を楽しむ内容となっております。
地形と古地図で楽しむ神社散歩本、的な。
売れるのかどうかはわからないけど
たまにはそういう本もいいよね、ってことで。

ああ、本職はIT系ライターなんだけどな、わたし。


2017/04/14

幸手へ……内国府間の語源は?

都内某社の仕事あり。
幸手へ。

さすがに3日レンチャンは疲れますな。
幸手は「さって」。はじめて訪れる地である。
この3日間の行き先は下記地図の感じ。
真ん中が熊谷、左上が前橋、右下が幸手。
標高的には、幸手が一番低い。関東平野というより関東低地である。

「スーパー地形」アプリより

荒川→利根川と来たので今度は何川か。
権現堂川。今は「中川」。
江戸川の支流だったが、昭和になって中川の上流に付け替えられた。
ここ、低地であるがゆえ何本もの河川が複雑に入り組んで洪水が起きやすく、
昔からあれこれ治水されつづけてきた。
有名なのが「利根川の東遷」だ。

平凡社から出てる「地図で見る東日本の古代」から引用する。
「地図で見る東日本の古代」(平凡社)より
右下に幸手宿がある。
左に古利根川。権現堂川は古利根川の支流だったが、
江戸時代初期、上流部が掘削されて今の権現堂川になった。
この地図にはないが(別ページだったので)、この右側に江戸川や利根川が流れてる。

現代図だとこんな感じ。
左下の幸手駅のあたりが「幸手宿」。権現堂側は茨城県と埼玉県の境になってる。
川を渡ると茨城県である。
東京湾に注ぎ込む中川と江戸川、銚子に注ぎ込む利根川がここでは一緒になってるというのが面白い。
「スーパー地形」より。
同じエリアの明治初期である。
今は茨城県だが、昔は下総国(今の千葉県)の一部だった。
実は、江戸時代の途中まで、幸手も下総国だったのである。
武蔵国と下総国の境界は「利根川」で、中世の利根川の流路は今の「古利根川」であり、当時は銚子ではなく、今の隅田川に注いでいたのである。
そう考えると、往古の武蔵国と下総国の境がどうであったかわかりやすい。

超ややこしい利根川の変遷についてはこのサイトが詳しい。
利根川東遷の詳細 精密な地図で開削・締切・付替・廃川を示す Googleマップで現場を見てみよう


このあたりは徳川家康が江戸入部以来、いじられ続けているのでとてもややこしいのだが、それだけ水害が多くほっとくと流路がころころ変わる低地だったのだ。

でまあ、権現堂川沿いの権現堂堤は桜の名所になっていてこんななのである。
もう終わりかけてたけどね。




桜が終わりかけてたこともあり、こちらの狙いに合致した撮影ポイントも少なく、
午後早めに引き上げることに。

駅までちょっと距離はあるが、
何しろ幸手は古い街である。
日光街道の宿場はあったし、日光御成道もこの手前で合流してたし、
中世には鎌倉街道中道も通っていた。
何しろ、江戸や鎌倉から岩槻を経由して古河へつながる街道である。
室町時代の古河といえば古河公方の足利氏。
対するは関東管領の山内上杉氏と扇谷上杉氏。
利根川(もちろん古利根川)〜荒川(もちろん元荒川)間の低地を挟んでにらみ合ってたのである。

というわけで、タクろうというクライアント様を制して、
駅まで歩きましょうというわたし。

ちょっと歩くと「内国府間」なる妖しい地名。
何しろ「内国府間自主防犯隊」である。
なんかスゴそうというか、破壊力抜群な名前じゃないか。

気になって帰宅してから調べた。
内国府間。読みは「うちごうま」。国府を「こう」と読むのはポピュラーで、国府津(こうつ)や国府台(こうのだい)など各地で観られる。
でも、幸手あたりはどこの国府からも遠い。
国府と国府の間にあったからじゃないかという話もあるが、
ちょっとこじつけくさい。
幸手市のWebサイトで信憑性高い見解を見つけた。
幸手市の文化遺産便り(VOL.10 PDF版)
[由来]「コウマ」とは河間の地の意味。
国府は当て字だったか。「河間」の「コウマ」なら、確かに地形的にそんな感じであり、納得できる。
にしても、「内国府間」「外国府間」って強力な字面だよな。

ちなみに「権現堂川」の権現堂は、昔、熊野・白山・若宮の三社の権現堂があったかららしい。今は熊野神社……だけど帰り道から離れてたので立ち寄れず。

3日連続のロケは体力的に死んだけど
普段、縁の無い熊谷・前橋・幸手と(特に中世の)歴史的に要チェックなポイントをちょいと訪れられたのでよしとしよう。

にしてもだな、
古い街はどこへ行っても面白いな。
今は「スーパー地形」アプリで古地図と地形を重ねて表示できるので
たいていの場所で古地図を散歩楽しめる。


2017/04/13

前橋へ……再築前橋城址……ってなぜわざわざ再築とつける?

都内某社の仕事あり。
前橋公園へ

群馬県前橋市。
赤城山の麓であり、群馬県庁所在地なのであるが、
前橋駅は「両毛線」のみで、高崎まで新幹線でいったはいいものの
両毛線の本数が少なくて駅でぼーっと待つ。
まあなんというか、公共交通期間的には不遇な場所。

前橋駅から少し北上すると、利根川沿いに前橋城があった。
その前橋城本丸跡に作られたのが群馬県庁である。

廃城となった城址は広い土地を持っているので官庁街を作るのに都合がよかったのですな。
で、土塁を一部残したまま作られたのが群馬県庁。
昭和初期の建築。後ろに見える高層ビルが現県庁。
まわりに高いビルが一切ないので、やたら目立ってる。

この群馬県庁昭和庁舎の裏手に土塁が残っている。
なかなかよい土塁である。
群馬県庁の北側には「前橋城跡の碑 入口」……って、城址じゃなくて碑の入口かよw

このように
前橋城址の土塁はけっこう残っていながら無造作な扱いを受けているのであった。

群馬県庁の北にある前橋公園にも土塁が残っている。
どうも桜並木が植えられた土手がその土塁のようだ。

よいですな、土塁桜。

ちなみに県庁前にある解説板には「再築前橋城」とある。

どうやら、前橋城は18世紀に利根川の浸食により、いったん廃城となる。
その後、幕末に新しく前橋城を再築……でもその半年後には大政奉還というなんとも江戸末期らしいドタバタで、だから「再築前橋城」というのだろう。

前橋城についてはここが詳しい。
前橋城

あ、城址観光に行ったわけではありませんからね。
某仕事の合間にちょこちょこと撮っただけです。

さすがに疲れたので新幹線の中で爆睡して大宮で降りそびれて東京駅まで。

帰宅後ちょっと仕事して寝る。









2017/04/12

熊谷へ……熊谷堤は北千住からここまでつながってた?

都内某社から依頼された仕事あり。
熊谷堤。

仕事の合間に撮ったので大した写真はないけどこんなとこ。
ZR4000

ZR4000

E-M1 II

熊谷堤というからには堤である。
何のための堤かというと、荒川である。
ZR4000


荒川はここの少し下流で「元荒川」と分かれる。
江戸時代に行われた土木工事で荒川の従来の流れはここで変えられ、入間川へ注ぐようになったのだ。下流は隅田川である。

北千住には「熊谷堤」と呼ばれる堤が残っている。
江戸時代、荒川の左岸を熊谷まで人工の堤防が続いていたらしい。
えらいもんである。
もっとも、今桜で有名な熊谷堤は当時のものではありません。

帰宅後、トリセツの仕事をし、
さらに明日も出動するので1日早くascii.jpの猫連載を書いてから寝る。

2017/04/11

「東京古道探訪」がまもなく出ます

見本誌が届いた。


よろしくお願いします←誰となく。


夕方から明日の撮影の打合せ。
夜は新潮社の人と皆川さんと夏の新潮講座の打合せしつつ旨い蕎麦なぞを食う。


ちょっと仕事して明日の準備して寝る。

2017/04/10

はなぐもり

桜の下でランチを食べながら
75mm F1.8で近所の桜。

桜並木を狙おうと思ったら、スマホで桜を撮ってた人がレンズをこちらに向けたので撮り返す。


白い背景と黒い背景。


あれこれ細かい作業をする。

2017/04/09

X100FとかClipsとか

ITMediaにX100Fのレビューを書く。
これ、X100Tから操作性も画質もAF性能もぐんとあがってるので
X100を狙うなら多少高くてもX100Fですよ。
よいオトナのカメラです。
今回の富士フイルムはよいですなあ。
X-Pro2、X-T2、X-T20、X100F。さてX-E3はくるか。

個人的にはX30の後継機が欲しいのだけど……このご時世では難しいよね。

ITMediaにClipsの記事を書く。
もう夜はひたすらClips。
あれこれ作ってみて、スクリーンショット撮って
記事の構成を考えて、
ああ、こういう機能がないーでもそういうアプリじゃないんだよな、と
自分につっこみつつ書く。

これ、カメラアプリで撮っておいた素材を組み合わせるのにいいな。
めちゃ簡単だし。
トランジションエフェクトは自動でつけてくれないかな。
そうすれば簡易スライドショー動画作成アプリとしてめちゃ便利そう。

逆に、Clips上でいきなり撮るとツブシが効かない。

まあ細かいところはITMediaで。

2017/04/08

東京古道散歩+スリバチ学会の2本立ては歩きすぎ

朝、新潮講座の「東京古道散歩」。
朝10時に白山駅。はえーーっ
しかも小雨交じり。

メインの古道は岩槻街道。
これ、中世に遡る古い道。中山道より古いのだ。

街道筋には中山道よりずっと古い伝承が残ってるし。

白山神社ではちょうど「白山旗桜」がいい感じ。
裏手には富士塚(古墳)にソメイヨシノが咲いてるし。
そこから岩槻街道に出て、
街道沿いの桜の名所吉祥寺(江戸名所図会でも参道の桜が有名と書いてあったほど)。
さらに駒込神明宮や富士権現(ここの富士塚も古墳)。

コンビニで休憩入れて、
六義園の前を通り、駒込駅手前で斜めのまっすぐな道にはいる。
これ、昔からある染井道。染井村への道だ。

染井村といえば「染井吉野」発祥の地。
染井村のどこで作られた園芸種かはわからないけど、
染井村で桜を見つつ、染井稲荷訪問。

染井坂を下って谷田川暗渠の商店街を越えて無量寺。
そこから無量寺の参道を北上して平塚神社で解散。

白山から吉祥寺経由で平塚へ歩きました、っていうといったいどこいったんだって思うけど、その辺がまた面白い。

参加者ふたりと一緒に「榎本ハンバーグ研究所」でハンバーグ。
平塚へ来るとついきてしまう。

和田さんがこのあと「カヌマ大学×東京スリバチ学会」のフィールドワークに途中乱入する予定というので、一緒に行くことに。

ここは都営荒川線で大塚へ行ってそこから山手線に乗ろうということで
荒川線飛鳥山停留場へ向かうと、カメラ持った撮り鉄っぽい人が集まってて
何事かと思ったら、どうも都電7000形がまもなく運行終了だかららしい。
慌ててカメラを構えるが、
シャッタースピードを落とす時間がなかったので
行き先表示が切れてしまった。ああ。まあしょうがない。



初台で、「カヌマ大学×東京スリバチ学会」フィールドワークに乱入。
カヌマ大学は栃木県鹿沼市の人たちによる任意団体。
ホーム | カヌマ大学
鹿沼の人たちがスリバチ学会会長の皆川さんに連れられて
東京の地形を楽しむという会である。

最後の2時間ほど、宇田川の水源とか玉川上水とかその辺を一緒に歩く。




ゴールは笹塚だったがちょっと時間があるということで
世田谷代田まで歩く。このおまけがまた面白い。
特に「玉川上水緑道環七横断地下道」は必見。
ここ、この近くは何度も来てるんだけど、自転車だと地下道はいらないからまさかこんなことになってるとは思わなかったのですよねえ。


これは面白い。

で、世田谷代田駅でみなと別れて
夜、なんとか帰宅。
28,000歩越えだった。足が疲れたー。健康すぎて身体によくないですな。
ってことでダウン。