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2019/08/11

エンジンをかけなおしたいけどなかなか火が付かない月曜日

一度火を落とすと、また火を熾すのに時間がかかるタイプです。
というわけでいろいろやらねばと思いつつ、なかなか進まず、
とりあえず家電批評の短い原稿を書いてメール。

近所の寺の門前にある庚申塔が気になる。
何度も見ているのが、東京中にあるいろんな庚申塔を見た経験を踏まえてよく眺めるとなかなか珍しい。

元禄16年のもので、都内の庚申塔としては新しい方で、元禄期は都内各地(まあわたしが見てる範囲なので、江戸とその郊外)に庚申塔が多く建てられた時期。

これ、笠がのってて(ただ庚申塔と笠で石の感じが違うが気になるが)、
庚申塔自体の彫り方も他では見たことがないタイプ。


青面金剛の下に三猿が描かれているのだが三猿というよりは地下室に閉じこめられた子供のように見える。


一番下には願主(14人)の名が彫られている。
みな「名」だけで「名字」がない。

全員が同じ一族でわざわざ書く必要がなかったのか
名字を持たない農民だけで構成された講だったのか。
その辺はよくわからないのだけど。



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