歳を取ると、疲れをひきずりますな。11月も最後ですしな。
ITmediaにiPhoneカメラのTips的な記事を書いて送る。
某社の某案件で両国へ。
高専ロボコン取材。
広角から中望遠用にX-T4 + 16-80mm、
望遠用にE-M1 II + 40-150mm F2.8、
人物撮影用にα7C + 35mm F2と65mm F2
という構成で出発する。
移動しながらの撮影なのでほぼ両国国技館内だけで1万歩以上あるいたわー。つかれた。腰がしぬ。
終わったら夜なのだった。
高専ロボコンは2回目。
見てる分にはめちゃ楽しい。
「作って楽しい」「見せて楽しい」「技術的な挑戦が楽しい」という3つが揃ってるとこは強い。
あと、目立ったのは「カメラ」と「通信」のトラブル。
昨今、カメラを使った画像認識とか、Wi-Fiを使ったロボット同士、あるは操縦者とロボットのやりとりが当たり前になってるのだけど、
国技館会場はスポットライトが強くそれまで動かしていた環境と違いすぎるので
カメラがうまく認識しない、
さらに会場はWi-Fiをはじめとしてどうしても様々な電波が飛び交うので
無線もトラブりやすい。
全国大会へ挑戦する高専はそこの対策も必至になるのだろうなあ。
あるいは、無線通信もカメラによる画像認識も使わないロボットに挑戦するか。
旧尾崎邸保存プロジェクトクラウドファンディングの返礼品が届く。
Amazonが米国の習慣に合わせてブラックフライデーセールやってる、ってんでいくつか買い物。
日常品で安くなってるものがあったら買っておく。
ゲロルシュタイナー500ml×24本セット
さらにちょいと欲しかったものを2つばかり。
ひとつはAnkerのMagSafe対応モバイルバッテリー。
容量は少なくていいので日常的に持ち歩けるものが欲しかったのだ。
ひとつはiPad用のスタンド。
作例撮りがてら家を出たのはいいが
つい世田谷文学館に立ち寄ってしまう。
「谷口ジロー展」なのだ。
ちょっとだけのつもりが、ついつい長居して日が暮れる。
あらためて「谷口ジロー」の作品をこうして眺めてみると、
なんとも絵がいい。どのコマも1枚ものとしてじっくり楽しめるもの。
ああ、坊っちゃんの時代とかちゃんと読み直さないとなあ。
しかも、おまけの猫トートバッグに心惹かれて「谷口ジローコレクション」を1冊買ってしまう。
みるっこが来て以来、黒猫ものに弱くなってていかんですな。
「まいまい東京」の日。
やっぱ参加者の雰囲気が今までと違う。
今までで一番女性比率が高かった気がする。平均年齢も低かったけど、地元の郷土史に詳しそうな方もいて幅広い。
まいまい東京のスタッフの人も驚いていた。
コロナ禍明け(まあ、一時的なものかもしれないけど)の晴れた祝日ってのがあるのか
他のコースはどうだったのだろう。
この日も豪徳寺中心なのだけど、ルートがちょっと違う。
東急世田谷線世田谷駅から円光院→世田谷新宿→代官屋敷と郷土資料館→世田谷城祉公園→豪徳寺→勝光院→世田谷八幡宮で解散
豪徳寺は人がいっぱいいたわー。
世田谷八幡宮で一時解散しておくと、
世田谷線宮の坂駅組と小田急線豪徳寺組で好きな方を選んでもらえる。
わたしは豪徳寺駅の駐輪場に自転車を置いてあるので豪徳寺組。
豪徳寺駅へ向かう人たちを連れて歩いたのだけど、
途中「九百屋 旬世」(地元野菜の有名な八百屋さんで、サンドイッチやスムージーがすごい)の前で「ここ、おすすめです」といったら、数人が店内に引き込まれていったのがまた楽し。
小田急まなたびの街歩きの日。
東京23区凸凹地図をネタに作った配布資料を元に経堂駅から瀧坂道を歩き、世田谷城址(含豪徳寺)とそれを囲むように川を挟んだ台地の上に設けられた寺社をめぐるという回。
経堂駅→瀧坂道→庚申塔→常徳院→庚申塔→品川橋→勝国寺→世田谷区役所→庚申塔→城下橋→世田谷城祉公園→豪徳寺→勝光院→世田谷八幡宮→豪徳寺駅
というルート。
世田谷城址をネタにしたコースは今まで何度も歩いているのだけど、
今回はいつもと参加者の雰囲気が違う。なんといったらいいのか、年齢層のバラツキが多い、というか、いつもは50代以上が中心なのだけど、3〜40代の若い人がけっこういる。女性比率が高い。人数も多め。
一番良かったのは、小学5〜6年か中学1年か、そのくらいの郷土史好きの男の子。めちゃ詳しくてめちゃ細かいところをつっこんでくる。うれしいですわ。
印象に残っているのは吉良氏の名前。吉良頼康の息子が吉良氏朝なのだ(世田谷城最後の城主)。「氏」が付くのは小田原北条氏と関係があるのかと聞かれたのである。
あ、確かに、言われてみればそうじゃん。良い視点すぎる。
で、氏朝は頼康の子供じゃなくて、小田原北条氏から送り込まれた養子だからじゃないかなと答えておいた(北条氏綱の娘の子)。記憶が曖昧だったのでお母さんが小田原北条氏の娘だと言った気がする。
6時半に起きて外を見る。
富士山微妙。わずかに稜線が。。。
ひとりで周辺の散歩に出る。田舎の散歩は楽しい。回りはほぼ畑だし。
この写真の真ん中にぽつんとあるのがデザイナーズ一軒屋的アブラサスホテル。
徐々に雲が晴れてきて、一瞬だけ富士山が見えたので撮る。
生の珈琲豆が用意されていたので自分で煎って淹れて飲んだり、
朝食を撮ったり、記念シータしたりしてたらチェックアウトタイム。
拡大すると富士山みえます。
アブラサスホテル富士河口湖のオープンテラスから記念撮影シータ。 ギリギリ富士山見える? #abrasushotel #レンズ沼 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
いやあ、非常に気持ちよい時間を過ごせる宿でした。
冬は日が短いのでチェックインしてのんびりしたらすぐ日が暮れちゃうのだけど、
雪が降ったりしたら、夜の雪景色を見ながらオープンテラス(電気毛布あります)で
珈琲でも飲むとか楽しげ。
チェックアウトしたら一路東京へ戻る。
詳細はいずれ「レンズ沼」連載で公開されるはず。
帰宅して仮眠して
ITmediaにPixel 6 Proのカメラ機能レビューを仕上げてメール。
このカメラ、すごいわ。シンプルなメインの撮影機能は安定してるし機械学習駆使したデジタルズームきれいだし(たまに外すけど)、新しい機能にも挑戦してるし(消しゴムとか)。
今、Android機買うならこれかなあ。
modul.jpのレンズ沼一行で久しぶりの旅。
メンバーはいつものいしたにさんと松嶋初音嬢。
行先はアブラサスホテル富士河口湖。レンズ沼一行で招待をうけての訪問だ。
河口湖&西湖の南にある1日1組限定の小さなホテル。
場所はココ。
各種サービスがついた1日限りの庭付デザイナーズ一軒屋貸切ホテル、と思った方がイメージに合うかも。
玄関はなくてソファの置いてあるオープンテラスから直接大きな窓で明るいダイニングキッチン。
北側は廊下が東西に延びていて、左手には洗面台付の大きなベッドルームが2つ。
右手奥にはお手洗いと大きな浴室。
どの部屋からも(雲で隠れてなければ)正面に富士山ビューである。
特にオープンテラスでソファに座って眺める、庭石(たぶん溶岩)と塚と(雲で隠れてなければ)富士山という設計は素晴らしいのである。なのでオープンテラスからシータ。
あっちに富士山が見えているはずシータ。 #abrasushotel #レンズ沼 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
で、この日は厚い雲がかかってて、下の方の稜線がちょっと見えただけなのだった。
でも富士山は見えなくても、
庭は広くてきれいだしベッドルームもキッチンもオープンテラスも快適だし空気は綺麗だし夜は真っ暗だしWi-Fiもあるし、車があれば河口湖も富士吉田の浅間神社もさらには風穴も氷穴も溶岩樹型も楽しめるわけで、めっちゃ良い場所です。
珈琲好きな人は豆を持っていくとなおよし。こういうとこでお気に入りの豆で珈琲を淹れて楽しむとかよいですよ。
夜、食事後、初音さんがとつぜんバックヤードから(ホテルにいくつかボードゲームが用意されてるのだ)ドラえもんのドンジャラを持ってきて、ドンジャラをYouTubeで生配信しようといいだしたのである。
というわけで大人3人でドンジャラやってます。役がわかんねーとかルールブックが簡単すぎるーとかポンとチーはないのかーとか、老眼でよくみえねーといいながら。
近所でPixel 6 Proの作例撮り。
ベーシックな作例はすでに終わってるのだけど、掘れば掘るほど
ユニークな機能が出てくるのでそれ用の作例を追加して図版づくり。
原稿を途中まで書いてタイムアップ。
残りは明後日だ。
次の土曜日は「まなたび」の街歩きなので
当日の配布資料をPagesで作って送る。
テーマは瀧坂道と世田谷城。
さらにascii.jpの猫連載を書いてメールし、
ITmediaのEOS R3のレビューを仕上げて送る。
ITmediaにEOS R3のレビューを書く。
このクラスのカメラになるとカメラとしてのバランスが大事なんだけど、
そこはさすがキヤノンだなあと。
個人的には「縦位置グリップ」はいらないので
EOS R3のセンサーとAFがEOS R5クラスに降りてきたら欲しいなあと思った次第。
で、気になるのがこれの位置づけ。
キヤノンは自社サイトでカメラを「プロフェッショナルモデル」「ハイアマチュアモデル」「ミドルクラスモデル」「エントリーモデル」と4つの分野に分けてるのだけど、
EOS R3は「プロフェッショナルモデル」じゃなくて「ハイアマチュアモデル」にいるのだ。
ってことは、まだ上があると考えて良さそうで、
世間では「EOS R1」だといってるけど、キヤノンがフィルム時代からずっと使い続けてきたプロフェッショナルモデルの「EOS-1」という称号をここで手放すとは思えないのである。
デジタル一眼レフの時代、「EOS 5D」「EOS 60D」というネーミングの中、プロ向きモデルだけは「EOS-1D」と「EOS-1」を継承し続けたのだ。
ミラーレスになってそれを捨てるとは思えないので、プロ機が出たら「EOS-1D R」か「EOS-1R」になるんじゃなかろうか。
で、書いてたら土曜日になっちゃったので、一晩寝かせてからゆっくりチェックして図版を揃え直して送ろうと、下書きの段階で寝かせることにする。
にしても、
ソニーはいち早く「高速読み出しの裏面照射型センサー」をα9で投入して電子シャッターを実用的にし、ニコンはZ 9で電子シャッターオンリーというフラッグシップ機を出し、キヤノンも高速読み出しのデュアルピクセルCMOSセンサーを新開発して電子シャッターに力を入れてきたわけで、いよいよ「電子シャッター+ブラックアウトフリー連写」の時代が来るんだなと思うと感慨深いのである。
個人的にはメカシャッターに対する思い入れはないし。
LUMINEカードで10%オフ、ってんで新宿のLUMINEへ行ってUR DOORSで
モッズコート買う。ほんとは違うものが欲しかったのだけど、コートが気に入ったので。
Casa BRUTUS別冊のホンマタカシ写真集「Tokyo New Scapes」が届く。
東京オリンピック直前の東京を、オリンピックまでカウントダウンしながら(途中で延期が決まって数字が戻ったりする)撮影してまわった写真集。
2000年の8月、どういう経緯だったかまったく覚えてないのだけど、ホンマタカシの「東京郊外」がすごく気になってて、でも知ったのが遅くて入手しづらくなってて、なんかの拍子で入手できたのである。分厚くて重い写真集。
今「日本の古本屋」サイトを見たら、45,000円だった。
この写真集が見せる東京郊外の姿が、人がまったく写ってなくて、でもちゃんとそこに生活してる人がいるよって写真も随所に入ってて、その人と街を見つめる視線がすごく心に響いたというか、ホンマタカシとわたしは1歳違いなので、たぶん、人がどっと増えて、何もないところが造成されて団地ができて、新興住宅街ができていって、そこで子供たちが育って、っていう様子を同じような目線で見てた気がしたのだ。
わたしが現代的な街の隙間に残滓を残しこっそり生き延びてる小さな歴史に面白さを感じるのはそういう時代を見てきたからなんじゃないかという気はしてる。
で、Tokyo New Scapesもオリンピックに向かって変化したりしなかったりする街を見る目線が面白い上に、ムックという形だからか、めちゃリーズナブルで永久保存版として買うべし、と思ったのである。
東京人の記事用にちょっと写真が欲しくて自転車にまたがってカメラを持って駒留へ。
環七脇の昔からの生活道に地蔵尊発見。
この地蔵は知らなかったーーー。すぐ横に巨大な旧家があるのでその家がらみか。
このあたりの環七は昔の堀ノ内道を拡幅したもので、古地図を見るとそこに2本の道がつながってたので、きっとその合流点に建てられて集落を護っていたのだろう。
必要なカットを撮ったらその足で駒込八幡神社へ。
ここ、本殿が塚の上に建っており、昔からその塚がなんなのか気になってるのだけど、
よくわからない。
江戸時代、経塚から徳治3年の経筒が見つかり、そこに北条左近太郎入道成願の名があったという記録がある。ってことは、経塚か。塚に経を埋め、そこに社殿を設けたと考えればしっくりくる。
新編武蔵風土記稿には本殿は石段の上にあると書いてあるので、江戸時代から塚の上に本殿があったのだ。
境内には常盤姫を祀った弁財天が水のない池の中にある。これは戦前期まで神社前にあったもの。神社自体は蛇崩川が削った小さな段差の上にあり、弁天と池は蛇崩川の低地に鎮座していた。おそらくはそこに湧水があり、水があったから弁財天が祀られその上に八幡神が勧請されたのだろう。神社の立地としてはよくわかる。
天気がいいので松蔭神社前の商店街へ行き、
明治時代創業という老舗のパン屋(ニコラス精養堂)でパンを買って帰る。
安くて旨くてよいパン屋である。これから近くへ行ったら絶対に立ち寄ろう。
flick!のマップアプリ連載を仕上げて送る。
今回のテーマは吉祥寺と吉祥寺。吉祥寺に吉祥寺はないけど吉祥寺はあるのだ、という話とそもそも完全に別の集落だった吉祥寺(吉祥寺村)と井の頭弁財天(牟礼村)をつないだのが鉄道だったという話。
夕方からは中野のケンコー・トキナーでジェット・ダイスケの写真展&ローファイ写真コンテスト写真展。
設営が終わったばかりの会場に内覧会と称して
いつものいしたにさんと松嶋初音嬢の3人でお邪魔する。
終わったらジェット・ダイスケ先生もケンコー・トキナーの方も一緒にみんみん。悪役令嬢の笑顔が似合う初音嬢にあれこれいぢられる。
その顛末はこちらにあがっておりますのでぜひ。
レビュー用のEOS R3が届く。
晴れてたのでセッティングもそこそこに飛び出してガスタンクなぞを撮り、
その足でqueueへ行って猫。
なんかカッコいいぞR3。
夜、新たに届いたネットワークカメラのセッティング。
週末、父の一周忌で実家へ戻るので、
猫の様子をチェックするカメラを増やすのだ。
せっかくなので新しいものを、とXaiomiの上位機を買ったら
日本での発売は念頭においてなかったらしく、
電源プラグのアダプタがついてきて、マニュアルも日本語は無し。
急遽発売だけすることになったのかしら。
ともあれ、セッティング完了。
文化の日。
新潮講座の「東京古道散歩」で矢野口へ。
矢野口から南多摩駅へ川崎街道旧道を歩き、
そこから山崎街道を南下して大麻止乃豆乃天神社と青渭神社を経由して稲城長沼駅でムセルというコース。