わたしがパソコン雑誌のライターとしてデビューしたのが学生時代。
「Oh!MZ」の1986年1月号なのだった。だから原稿を書いたのは1985年秋だな。
MZ-2500を買ってお金がないので、BASICで簡単なプログラム(FM音源エディタ)を作り
公衆電話から編集部へ電話して「プログラムを作ったのでみてください」といったら
じゃあ編集部へ遊びに来ない?といわれ、
プログラム自体はボツになったけど、
話をしてるうちに「BASIC特集でまだ誰が書くか決まってないページがあるからやってみないか?」と言われたのが最初だ。
その後、X68000が出て誌名が「Oh!X」に代わり、やがて休刊になるのだが、
90年代初頭くらいのライター陣(わたしよりちょっと下)は比較的仲がいいようで、
当時のスタッフで集まって酒を飲もうという話が出て、
当時の編集長と編集者数人とライター陣、気がついたら全部で15人という大所帯で
新宿で集まったのである。
数年前に会った人もいれば、30年ぶりくらいじゃね?という人もいて、
90年代になるとわたしはあまり編集部に出入りしなくなったので
(80年代の頃はしゅっちゅう入り浸ってたのだけど、フリーのライターとしていろんなところに書くようになるとそういう時間もなくなったのだ)
名前は知ってるけど顔は良く覚えてない人ってのもいるわけだが、
でもまあみんなその筋の人なので話は通じて楽しいのである。
ほぼご隠居さん状態の人とか、会社立ち上げてCEOな人とか、普通に会社員の人とかいろいろといて面白い。
当時お世話になった副編集長だった永野さんとか、当時一緒によく遊んだ泉大介さんとかと連絡がつかなくて会えないのが残念。元気でいるだろか。
もしこれを読んでいたらなんかおごってください。
ちなみに当時の「Oh!X」はアーカイブされてるので気になる方はこちらへ。
にしてもなつかしすぎる。
今でこそヒマでヤバいけど、当時はいろんなメディアで書き始めててすごく忙しかったわけで、よく毎月ゲームレビューとか書いてたよなと思う。ゲームレビューって(特にRPG系は)1本書くために何日もプレイする必要があったのだよな。
1986年1月号もweb archiveにありますね。便利な世の中です。
返信削除https://archive.org/details/OhMZOhx19861989/Oh%21MZ_1986-01/