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2024/03/17

0317-01:麻布台ヒルズ初訪問-虎ノ門ヒルズから愛宕神社へ-

 麻布台ヒルズ訪問の日

・虎ノ門ヒルズ駅から愛宕神社へ

麻布台ヒルズの最寄り駅は神谷町であるが、いきなり行っても面白くない。

久しぶりに愛宕神社へも訪問したかったので、虎ノ門ヒルズ駅を使ってみることにする。

虎ノ門ヒルズあたりから愛宕神社へは、いちいち男坂へ回らなくても、裏から愛宕新坂へつながる階段があり、そこを使えば近道なのだ。

2014年撮影。ここを上って愛宕新坂へ向かう階段があったのだ


ただ、この階段が残っている気がしない。地図を見ると、その階段へつながる裏道のあたりには虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーが建ってる。

あれこれググってみると、どうも地上に出なくてもデッキでレジデンシャルタワーから愛宕新坂へつながるルートがあるらしい。

この赤い矢印にルートで行けるはずだ(2019年に日経ビジネス連載用に作成した地図を加工)

よし、それを目指そう。

まず虎ノ門ヒルズ駅で降りる。


指示に従って改札を抜けると派手な吹抜けの地下空間に出る。

飲食店が並び賑わってる……のはいいんだが、ここはどこだ?

T-MARKETってなんだ?


わたしはここから2Fのデッキに出たいのだけど、どこから行けばいいのだ?

さっぱりわからん。いろんな案内を見ても、「愛宕山方面」の案内がない。

とりあえずレジデンシャルタワーへ向かえばいいはずである。

これを上ったらなんとかなるんじゃないかと長いエスカレーターに向かう。

上る。1Fに出る。もうひとつ上った方がいい気がしたので、さらに上る(他にそっち方面へ行く人がいないので不安になる)。エスカレーターが3本あり、真ん中が少し細いのが面白い。ここは時間帯によって上り下りが逆になったりするのかもしれない。


どうやら2Fに出たようだ。とりあえずビルから出ると見覚えある風景。

数年前の内覧会の時に歩いたのだ。そして日経ビジネスの記事を書いたのである。

少し東へ歩き、ぐるっと見渡すと、ビルの隙間に森っぽいものが見える。


あれが愛宕山に違いない。とデッキを歩いていくと、小さな赤い鳥居に辿り着く。

赤い鳥居には……鳥居があるだけでなんの案内も解説も無いけど、ここを抜けると愛宕新坂だ。


急に見覚えのある風景に戻る。ここは愛宕山の裏手。見下ろしてみると、右手にレジデンシャルタワー、左手に手付かずの旧い町という東京っぽいギャップが興味深い。


坂をさらに上っていくと、愛宕神社境内に裏から出る。妙にコギレイになっていて、記憶にある愛宕神社とかなり違うのだが、虎ノ門ヒルズと合わせて整備されたのだろう。真新しい池には昔と同じように鯉がいる。

そして猫に会う。まさかど真ん中で寝てるとは。


年を取って動くのおっくうそうな白猫である。実はこの猫、10年前にも会っている。それだけ年を取ったのだなあ。猫連載のネタにしようといっぱい撮る。

猫を撮っていると不意に「あれ?荻窪さん?」と声をかけられる。よく見知った街歩き仲間が3人。

偶然にもほどがある。

そこで、虎ノ門ヒルズのあまり知られてない展望フロアの話を聞き、行ってみるべしといわれる。

帰りに寄ってみよう。

その前に麻布台ヒルズだ。

愛宕神社の男坂を下り、愛宕トンネルを抜けて麻布台ヒルズへ向かうことにする。






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