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2016/06/13

モバイルレーザープロジェクターが街歩きの必需品に!

昨日のフィールドワーク(混沌の屋形風呂: 第2回烏山川FW)打ち上げで
プロジェクターが大活躍した話。

「SmartBeamLaser」というモバイルレーザープロジェクターがある。
小さくて四角くてゴロゴロしたプロジェクターなのだが、
ひょんなことから少し借りることができたのである。

・小さくて軽くてスピーカーも内蔵
・レーザープロジェクターなのでピント合わせが不要でどんな距離でもすぐ映せる上にけっこうシャープ
・AirPlayに対応してるのでiPhoneからWi-Fiで映像をすぐ飛ばせる

 そうだな、小さくて持ち歩きやすいから今日のフィールドワークに持って行けば、打ち上げの余興くらいにはなるかも。

 そしたら街歩き仲間に想像以上によろこばれ、「街歩き(後の打ち上げ)の必需品認定」扱いに。
 わたしなんかIT系の人間なので、新技術の新しいガジェットそれ自体を面白がるけど、多くの人にはそれが自分の生活にどうはいるか、どう発展してくれるかが大事なのでアリ、こういうIT業界とはまったく関係ない人たちの評価って大事なのだ。
 

 何しろ使い方がめちゃ簡単。
 iPhoneからWi-Fiを見て「SMARTBEAMLASER」をつかんだら、
 AirPlayをオンにして出力先を変更し「ミラーリング」をオンにする。
 それだけ。

 そう、それだけなのである。だからiPhoneを持っていればその場にいる誰のiPhoneからでもつないで映像を出せるのだ。これがすごい。
 上の写真もつながってるのはわたしのiPhoneじゃないし。。。

 で、今日のGPSログを「スーパー地形」に表示したというメンバーがいたので、彼のiPhoneをつなぐことにする。


 地図を選び、iPhoneを回転させて横位置にしてスーパー地形アプリの画面をそのまま上映。
 操作しながら、今日はどこをどう歩いてここはこういう地形になってて、ってのをその場で見返せるのである。
 こんな風に指で示して解説しながら。

 土地勘がない人だと、自分がどこをどう歩いててそのルートにどういう意味があるのかなかなかピンとこないもんだけど、終了後すぐログを見ることができれば問題なし。
 写真も動画も上映できるのですげー楽しめる。
 THETAで撮ったパノラマも大画面でみんなで楽しめる。
 THETAのおともにいい!

ちなみにスクリーンは単なる居酒屋の壁です。わはははは。
奥にいる別のグループの人も興味を持ってくれて、いろいろ聞かれました。

これが上映中の図。
昼間に使ったメガホンを逆さにしてプロジェクターをのっけております。

結局、バッテリーがなくなるまで
各自が勝手にiPhoneをつないでは
写真や映像を居酒屋の壁に上映しまくって盛り上がったのでありました。

時代はまた一歩進んだなあと思うことしきり。
誰かがSNSに上げたのを自分のスマホで見て感想を……という手順をさらに超えた感。

大昔、街歩きは紙の地図とカメラとフィールドノートが欠かせなかった。
やがて、GPSロガーとデジカメが登場して、撮った記録を帰宅してパソコンで整理できるようになった。
今はiPhoneである。それだけでいい。

iPhoneの地図を見ながら歩き、iPhoneでGPSログを取り、iPhoneで写真を撮り、
その日の打ち上げで、iPhoneから映像を出して振り返るのだ。

時代が変わっていくのを体感できるって面白いわ。

かくして、
街歩きに限らず、何人かで1日かけてフィールドワークを行って
終わったら腰を落ち着けておつかれさまーってやる人たち
必需品ですよこれ。

面白いガジェットがでたもんである。
LEDモバイルプロジェクターに比べるとかなり、DLPモバイルプロジェクターに比べてもやや値段は高いけど、レーザーの威力はすごい。
こんな居酒屋の決して白くはない凸凹した壁でもきちんと映せて
地図の文字も読めるレベルなのだから。
欲しいわ、これ。
もちろんHDMI接続も、miracastでのWi-Fi接続も可能。
各スリバチ学会の会長さんたち、どうですか?

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