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2016/09/03

残暑と暗渠と君とロカとFR200

街歩き……わたしがいうのは、スリバチ散歩や境界散歩や暗渠散歩や古道散歩なんだけれども、そういう路上観察的散歩の日である。

友人のW氏が言い出しっぺでわたしとT氏が一緒になって昨年から行ってる世田谷の川筋を辿る街歩きがあり、
第一弾は3〜4回に分けて北沢川。
第二弾も同様に烏山川。
烏山川遡上フィールドワーク第三回
副題が「残暑と暗渠と君とロカ」。ロカってのは徳冨蘆花のこと。

○フィールドワークとFR200

まあそういう細かいことはいいのだが
この日、たまたま記事作成用にカシオのEX-FR200が手元にあったので
持って行ったのである。
別の日にとったカットだけどイメージとしてはこんな感じ。

ベルボンの一脚にカメラ部をつけ、モニタ部はカラビナを使って腰にぶらさげての出動。
時折腰にぶら下げたモニタ部をみながらシャッターを切る。
これが予想以上にいいのだ。
一脚につけてるのでハイアングルでこんな風にフィールドワークを記録できる(違う写真も混じってるけどそれは気にしない)。サムネイルでだいたい想像できるでしょう。
魚眼(あるいは対角魚眼)なので広い範囲を記録できる。
カメラとモニタが分離するのでカメラだけを自由なアングルで撮れる。
画角が広いので記念写真も撮りやすい。
の3点ですばらしい。

特に「記録」面。
道や暗渠のつながり、野仏の設置場所や配置といった重要な情報を1枚におさめられる。
この手の路上フィールドワークって狭い場所が多いのだが、魚眼系ならあまり引かなくても全体を捉えられるのである。
上から撮ると暗渠や道筋がすごくよくわかる。
同行者が多くても頭上から人々を跳び越えて撮れちゃうので気も使わなくてすむ。
(まあ頭上から撮るので頭上を写すのが憚られる人がいればアレだけど)
同行者の様子や歩いてる様子も歩きながら撮れる。
ちょっと離れた位置にずれて遠くから撮るなんて必要も無い。

かくしてマメにシャッターを切っておけば、
1日の全行程を時系列画像で記録できるのである。

FR200はスマホへの自動転送機能があるので、
引いた絵はFR200で、寄った絵はスマホで撮るように、
ついでにGPSログも取ればその日の記録がいっちょあがりである。

街歩きに限らず、視界全体をマメにおさえておけるFR200って
いろんなフィールドワークに役立つんじゃないか?

さて実践。

○「残暑と暗渠と君とロカ」

総勢40人!
皆様ありがとうございますだ。
八幡山駅をスタートし、烏山川支流にそって京王線沿いを西へ。
途中、烏山の旧家とおぼしき「高橋家」の御屋敷をいくつも見る。
芦花公園駅から世田谷文学館方面へ南下。
このあたりはウテナである。化粧品のウテナ。
高橋家がウテナに土地を売ったそうな。
でも、高橋家の墓地だけは残したようで、元ウテナ創業者(の息子)邸裏手にある。

その南、烏山川沿いに世田谷文学館。
文学館前の烏山川暗渠(2本あるうちのひとつ)を辿り、
芦花小・中にある「会えたわ〜」を経由して、
烏山川旧流路(高度成長期に流路が変えられたのだが、旧流路も一部残存)を辿って粕谷八幡や蘆花恒春園。
旧流路沿いにプチ稲荷発見
歩道橋を渡ってファミマで休憩。小学校の壁にある壁画や東京ガスのガスタンクを愛でつつ、水無川跡を辿って品川用水との交差点へ。かつては立体交差。品川用水が築樋で水無川を越えてた。
粕谷地蔵尊を愛でたら北上してふたたび烏山川暗渠をめでつつ烏山神社。
参道で偶然出会った地元の老人に、昔話を語ってもらう。
このあたりは北条早雲がやってきて全部焼いちゃって(真偽は不明)
そのあと高橋家と下山家がやってきたとか。ほとんどが高橋と下山と志村だったとか。
今回は戦国時代に烏山にやってきた高橋一族をたどるフィールドワークだったらしい。
FR200の超広角モードでハイアングル。暗渠と下山地蔵尊
烏山神社の参道を北上して下山地蔵尊。
もうちょっと北上して複雑な水路の落合を愛でてから、
暗渠沿いに千歳烏山駅で解散。
解説付きログ。
明治後期の烏山とログ
高度成長期の烏山とログ


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