次のレビュー用カメラが届いたりするが
返却してしまったレンズのレビューを先に仕上げねばならないのだった。
全体の方針というか流れは決まったので、
たまにはこういう流れも面白いんじゃないかと思いつつ書き始める。
「ぱらのま」7巻が出る。
読む。
ちょっと寝て起きたら……なんと、晴れ間が見えてるじゃん。
慌ててカメラを持って飛び出て撮影して
必要なデータを撮って、
カメラを発送。
なんとか間に合ったか。
でもって、カメラ本体のレビューを書いてメールする。
さらに、今回のLUMIXがストックフォト使ってた件で1本書けない?
といわれたので書くことにする。
天気はイマイチだったけどそうも行ってられないので近所で作例撮り。
機材は明日発送で返却せねばならないので
今日のうちに足りない作例を撮っておこうと思ったのだが、
どうも按配がよくない。
しょうがない、明け方を狙うかってことで
早朝、カメラを持って散歩。
おかげで早朝ならではのカットをちょっと撮れた。
よしよし。
天気が悪そうだけど、
そろそろ土曜日の「東京古道散歩」の下見に行かねばなっってことで行く。
行ったことあるエリアでどこで何を紹介していくかある程度頭にあるからそこを街歩きのコースに設定するのだけど、
実際に案内するという前提で歩いてみないとわからんことあるし、
東京は数ヶ月でそこにあったものがなくなった、ってことが頻出するので
下見は必要なのだ。ついでにレビュー用の作例も撮れるしね。
てなわけで、
日本橋から京橋へ。
そういえば髙島屋の屋上には行ったことなかったなと行ってみる。
笠森稲荷あり。髙島屋増築の際、そこにあった稲荷を屋上へ遷したものだそうな。
旧日本橋区から旧京橋区へ。
そこで寄り道して久安橋に立ち寄ろる。
実際に行ってみると、ちょっと冗長かな、特に何があるってわけじゃないので
そこはスルーしよう、と思う。
京橋から八丁堀へ。
途中、道路を渡るための無駄な遠回りをさせられる。まあ古道散歩あるある。
八丁堀跡は東京都下水道局の敷地になっててポンプ所とかあるのな。
中ノ橋のあたりで「本の森ちゅうおう」に立ち寄る。
郷土資料館とか郷土資料コーナーがあるし雨宿りもできる。
作りも立体的で面白く、屋上庭園の展望台からの眺めもそれなりによし。
京橋図書館兼郷土資料館といった風で、
「中央区沿革図集」もまだお安く売っております。
めちゃくちゃ面白いので東京の歴史を地図資料で辿りたい人はぜひ購入を。
3冊セットで買うと重たいけどね←持って帰るのに苦労した
京橋図書館のリニューアルにともない、在庫整理のために特価販売するのだと
言われていたけど、はたしてそうだったのか。でもまあさもありなん。
休憩したら、鉄砲洲稲荷へ参拝し、南高橋から江戸湊発祥の碑をチェック。
ついでに亀島川河口であたりで野鳥作例撮ろうと思ったら……全然いない。
以前来たときは山ほどユリカモメいたのに……季節の問題か。
困ったけどいないものはしょうがない。
日比谷稲荷に立ち寄り(もともと日比谷にあり、江戸城拡張にともなって日比谷村自体が芝口……今の新橋駅近くに移転し、日比谷神社もそれに伴って遷座したものの、氏子から日比谷神社は海沿いになきゃだめだという主張があって、日比谷稲荷がここに建てられたそうな)、
八丁堀駅から地下鉄に。
そして帰りは水道橋で降りて写真展に立ち寄る。
ascii.jpに猫連載を書いてメールする
夜の作例を撮りにいく。夜アジサイとか。
夜の写真ってコントラストがぴしっと来て楽しい。
LUMIX S9がSNSのカメラ界隈で話題っぽい。
ホットシューじゃなくてコールドシューだとか(これは斬新)
メカシャッターがないとか(これは思いきりましたな)
EVFがないとか(これは以前からいわれてた)。
まあ予想できてたけど、思ったよりそこにこだわる人が多くて、
これ、小さなカメラを欲しい人がけっこういて、
「お、これならいけそう」と調べたら、自分向きじゃなかったとあれこれ言ってる感じ?
個人的には、
GRに電子シャッターがないとか(もっとシャッタースピード上げたいときに電子シャッターに切り換えて高速シャッター使えると便利なのに)
GRにEVFがないとか(ローガンに背面モニタだけってのはつらい)
そっちの方が気になるのだが、GRにそういうこという人見ないよな。
まあいいけど。
ともあれ「〜〜は〜〜であるべき」的な考え方は凝り固まってしまうので好きじゃない。
望遠レンズを使った作例が必要で、
とりあえず天気もいいしと自転車で出動。
野川へ向かうつもりが、急に気が変わって井の頭公園へ。
途中、猫写真。
井の頭池へ行けば何種類かの野鳥がいるはず、いなければ動物園へ行くかってな感じだったのだけど、動物園に入るにはちょっと時間が遅く。
井の頭池へ行ったはいいが、なんか昔は必ず何種類かの鳥に会えたのだけど、
カイツブリとカワウくらいで、うーむ、って感じなのだった。
昔は、ゴイサギとかオシドリとか各種カモ類もいたのになあ。
まあここ数年行ってなかったからしょうがない。
最近、野鳥作例といえば清澄庭園のアオサギか不忍池でユリカモメ
が定番だったのだけど、今回はITmediaじゃないし、ちょっと毛色を変えるか
と思ったのが間違いだったか。
でもまあカイツブリの巣が良い感じだったのでよしとしよう。
まあ、いろんな鳥に出会えるのは冬だし、この季節だとしょうがないか。
そうそう、最近、Apple Watchじゃないのをつけてみようかと
先日いただいたHuaweiのWatch Fit 3(←Amazonへのリンク)をつけてみてるのだった。
iPhoneとの親和性やアプリや細かい使い勝手はApple Watchの方がさすがに上だけど、
軽くてひととおりの機能はもってて(心拍数とか血中酸素濃度とか歩数とか)ちゃんとiPhoneにも対応してて
バッテリーの持ちがいいので付けたまま眠れる(主に自動睡眠チェックを使いたかったのだ)のが良いのだった。
そして安い。
にしても、Xiaomi 14 Ultra(←Amazonへのリンク)のテレマクロって便利だわ。
こういうガジェットを撮るときにすごくいい。デジカメとしてほしいぞ。
腹減ったーと思いつつ、青山一丁目から大江戸線で落合南長崎へ。
めざせトキワ荘(の近く)。
トキワ荘(公園内に復元……というかレプリカ?) |
行きたいのはトキワ荘(を摸したマンガミュージアム)じゃなくて、
その近くの昭和レトロ館のマンガピットで開催されている坂口尚展。
昔、坂口尚の「石の花」に衝撃を受け(第二次大戦時のユーゴスラビアの話だ)、
その後に読んだ「あっかんべぇ一休」はバイブルとなったのであった。
(どっちも近年復刻されててよろこばしい限り↑のリンクで買えます)
確か、ストイコビッチがユーゴ出身でユーゴ空爆とかあって
その流れで気になって手にしたんじゃなかったかな>石の花
「あっかんべぇ一休」は室町時代後期の禅僧「一休宗純」の伝記的マンガ。
これが、一休宗純の一生を坂口尚的に解釈して当時の世相を盛り込みつつ
なぜ一休が一休となったのかを解き明かす名作なのだ。
一休の名のもととなった「有漏路より無漏路へ帰る一休み 雨ふらばふれ 風ふかば吹け」
に至る瞬間の描き方がいい。
で、「石の花」と「あっかんべぇ一休」の原画展ということで
どうしても見たかったのだ。
行ってみると、かつての古道「清戸道」がまるごとトキワ荘商店街になってて
やたら昔のマンガ推しになっててびっくりしたよ豊島区。
しかも、戦前とおぼしき看板建築も多くのこっていて、
そのいくつかが豊島区の手によってトキワ荘がらみのマンガ図書館とかおやすみどころとかになってる。
地元のじいさまによると、このあたりは空襲に遭わなかったから昔の建物が残っているんだということ。
さらにいえば、このあたりの目白通りが新しいルートになり旧清戸道がそのまま残されたのもよかった。
昭和レトロ館は戦後の建物だけど、それでも風情がある。
トキワ荘跡 |
かつて清戸道との二又にあったという地蔵尊 |
トキワ荘推しになったことで、古い建物が活用されてるというのはよいことかと思う。
帰宅して疲れたのでちょっと仮眠してから、S9についての原稿を書く。
深夜にグローバルで発表されたLUMIX S9の日本での新製品発表会が開催されたので取材に行く。
LUMIX S9である。
あれこれと割り切ってミニマムな構成にした小型軽量なフルサイズセンサーカメラ。
価格的にもフルサイズセンサー機としては(昨今の円安や物価上昇を考えると)
かなりがんばった値段。
最近、小型軽量レンズを続々と投入してきたパナソニックであるが、
それに似合う小さなカメラが出たのである。
S9が出るのはわかっていたので、今回の取材用カメラはα7C IIにする。
いつもはOM-1なんだけど、今回はα7C IIと並べて撮ってみたかったからね。
あ、そうすると、α7C IIとS9を並べた様子を撮るカメラがないぞ。
というわけで、アレです。
なんというか、「これ1台でスナップからスポーツまで、写真作品から本格的な映像作品まで何でも撮るぞ」って人向けのカメラじゃないからなあ。
個人的にはパナの軽いズームレンズや、シグマのIシリーズを組み合わせて
動画も気軽に撮れるスナップカメラとして面白いと思う。
イマドキの人はファインダー覗かないし→EVFなし
イマドキの人はフラッシュ使わないし。むしろ動画でも使えるLEDライトだし→コールドシュー
イマドキの人は電子シャッターだけでいいし→メカシャッターなし
(メカシャッターに関してはあれこれあろうが、形の歪みが出やすい動きモノ……電車とかを撮ったり流し撮りしなければ問題ないしなあ)
昼過ぎに終わったので、その足でちょいと落合南長崎へ行くことにする。
ちょいと行きたいところがあったのだ。
ちょいとテレマクロの作例が少ないなと思ったので近所でアジサイなどを撮る。
望遠カメラが2つともかなり寄れる上にクオリティも高いのがいい。
ブツ撮りもこれでできちゃうんじゃないか?
ITmediaにXiaomi 14 Ultraのカメラレビューを書いてメールする。
アイホンがWi-Fi対応してるのでうちのWi-Fiルーターにつなぎ
アイフォーンに専用アプリを入れて両者を接続したら、
アイホンに来た来客がアイフォーンから確認できるようになった。
アイホンとアイフォーンがつながったのである。
プライベートエリアの話なので写真などはなし。
さて
Xiaomi 14 Ultraのレビューに取りかかるが、
ちょっと動きものを撮るときの設定で気になるところがあったので
プラレールでテストしてたらミルに襲われた。
モーションキャプチャーをオンにすると、動いてるものを撮るときはシャッタースピードがぐんと上がるのだ。その確認。
そういう細かいところまでチェックするのだが、
全部レビューに盛り込むとやたら長く、ヘタしたら冗長になりがちなので
これについては書くかどうかわからん。
ただでさえ、このカメラは細かい設定や機能が多く、
内部で実に複雑なデジタル処理をしてるのだ。
あんだけややこしいことをしててこの完成度はすごいな、と思う。
さすがに先週はバタバタしてて、トークショーもあって疲れたので今日は休む日。
Xiaomi 14 Ultra楽しいぞ。AWBもけっこう安定してるし、HDRもかかりすぎなくていい感じに写真っぽい写真を撮れる。
夜、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
午前中、ソニーのXperia 1VIお披露目イベントに招待されていたのだが、
とてもそんな余裕はなく、
午後までかかえって、プレゼン資料を仕上げる。
そしてiPadとペンシルとHDMI変換アダプタなどをバッグに入れて背負って
自転車で「地理系ブックカフェ 空想地図」へ。
夜、暗渠マニアックスのおふたりにまじって、
「暗橋(と古道)で楽しむ駒沢さんぽ」トークショーに参加。
わたしは、蛇崩川水系と古道の話を中心によた話を江戸時代の「目黒筋御場絵図」を元ネタにあれこれしゃべる。こんな感じで。
今週は都会に出かけたり自転車で駒沢と往復したりなんやかやで疲れたー。
ばたん。
プレゼン資料、半分くらいできる。
富士フイルムのX Summit 2024 Sydneyがはじまる。
メモやスクリーンショットをとりながら視聴する。
X-T50とGFX100S II。
その後、駒沢の「地理系ブックカフェ 空想地図」へ走り、
暗渠マニアックスのおふたりの会場設営を手伝う。
わたしが作ったパネルも5つほどまじってます。
暗渠マニアックスのおふたりは期間限定暗渠メニューを試食。
暗渠と暗橋がテーマになった料理で、面白くて美味。
特にこのカレーは良いぞ。テーマは目黒川に合流する蛇崩川w
「地理系ブックカフェ 空想地図」はこちら。駒沢大学駅からすぐ。国道246と品川用水跡の間にあります。
地理系ブックカフェ空想地図帰宅して、X-Summitを受けた原稿をITmediaに書いてメール。
そしてプレゼン資料の続きにとりかかり、
下書きが概ねできたところで寝る。
Huaweiの新製品発表会へ。
場所は虎ノ門ヒルズの東京ノード。
ちょいとTokyo Node Hallへの行き方がややこしいが、一度行ってるので大丈夫。
新製品は、スマートウォッチとイヤホン。
今までのHuawei Watch Fitって縦長のスポーツ系に似合うデザインだったのだけど、
今回はデジタルクラウンもついてApple Watchっぽくなった。
Apple Watchより安くて軽いけど。
ここんとこ、スマホが出るときしかこの手の発表会に顔を出してなかったので、
すごく新鮮で、この業界の動向がわかってよい。
発表会が終わると、
スクリーンが上にあがり、後ろのカーテンが左右に開いて
東京ノードから北……つまり皇居方面の絶景が出てくるという
仕掛けがすごい。あざといくらいの森ビル演出。
ちょいとハンズオンを覗き、
窓の外を覗き(愛宕神社を高所から見下ろすの図)、
せっかくなので、愛宕神社へ参拝してから帰宅。
愛宕神社の片隅に地蔵尊が佇んでいるのだが、その足元に諸星大二郎みのある石造物があって気になる。なんだこれ。
夜は金曜夜のプレゼン用データ作成にとりかかる。