2020/02/01

東京古道散歩でガイドしながら稲付の読みを考える

東京古道散歩の日。
王子駅に集合して
そこから岩槻街道・鎌倉街道界隈を古社古刹を訪ねつつ赤羽駅まで歩くという日。



王子大坂を上った後は、清水坂を下る以外はほぼフラットな道筋なのだが、
歩道橋2回(環七を渡るときと、富士塚前)、急階段3回(若宮八幡への階段、香取神社への階段、静勝寺への階段)と細かな上り下りが多いのでありました。

途中、稲付村の地元の人が餅つき唄の話や稲付城の話をしてくれてありがたや。
そうそう、
稲付って「いねつけ?」「いなつけ?」「いねつき?」「いなつき?
城祉へいくと「いねつけじょう」とルビが振られてるけど
地元の人は「いなつけ」という。
このブログによると

もともとは「いねつけ」だったけど、1932年に読みが「いなつけ」に変更されたんだそうな。なるほど。
そうだとしたら地元の人が「いなつけ」と読んでいるのも納得。
(下見の時、地元のばあさまに聞いたら、いなつけと言ってた)
まあすでに稲付って地名はないのだけど。
なんか簡単だけど難しい読みですな。
ちなみに「日本歴史地名大系」によると、熊野那智大社文書では「いねつき」となってる。「いねつき」が「いねつけ」になり、呼びやすい「いなつけ」になったのかね。


で、こんなこと考えてると、すぐ間違えて読んじゃう。

ともあれ稲付。
地元のばあさまいわく、荒川が氾濫すると水田の稲がここまで流されてきたから、とか。

さて無事東京古道散歩も終わり、
たまたま地元の方が参加してくれたので、彼のおすすめの店で楽しく懇親会。

夜の赤羽は楽しいですな。昭和なビルもたまらん。


そのあと、超お勧めというシュウマイを買って帰宅。晩ご飯になる。美味でありました。
今度はもっと大量に買って帰りたい。



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