2018/04/30

4月が終わった

4月が終わる。
GW中に今まで積み残してきたあれやこれやを全部片付けてさっぱりさせる予定だったのだが、ペースがあがりませんな。
とりあえず、ITMediaのカメラ講座のコラムを書かねば
ファインダーの話をしよう、
と思ってかきはじめるが、どうも構成がうまくいかない。
うーんうーんといってるうちに
4月が終わった。

2018/04/29

Tello大空へ! でもテロは風に弱かった

ふう。
やっとTelloを飛ばして遊べる日を作れた。

80gのトイドローンとはいえ、無闇にその辺で飛ばすわけにはいかないので、
まずはマンションの中庭で。
私有地だし。

はじめての屋外飛行である。

ぶぉぉぉっと上昇してくるくるまわったりあっちいったりこっちいったり、
ちょっと高くまで飛ばしてみたり。

ただスマホでコントロールするので
飛ばしながら写真撮ったり動画撮ったりは大変でしたわ。


よしいけるってんで
バッグにツッコミ、モバイルバッテリーで充電しながら
多摩川の河原へ。

あれこれ調べると
都内の公園は「ドローン禁止」なので、トイドローンとはいえ飛ばすのはダメ。
河川敷は原則としてOk(200g以上のドローンだと改正航空法の規制がはいって河川敷でも住宅密集地では許可なしでは飛ばせないけど、200g未満のなら問題ないはず)。
で、鉄道や橋に近づきすぎず人がいない場所を選んで飛ばし……たものの
この日、運悪く風が強い!
風が強くてアラートが出る始末で
ホバリングも安定しない。

しょうがないのでバッテリーが切れるまでそこそこ飛ばして遊んで写真撮ってチェックして撤収。

でも屋外で飛ばすと楽しいわ。ぐふぁーっと上昇してく感じとかたまらんし
常に映像をモニタリングできるのも楽しい。
はじめてドローンを買ったのがいつだったか
パロットのAR Droneだったんだけど、あれも飛行は安定してたけどでかかったからなあ。
時代は進むもんです。

とりあえず帰宅して撮った写真や動画を編集して
トリセツにレビュー記事を書く。詳細はそちらで。


2018/04/28

猫地蔵と鉄道模型の日

練馬のケララパワンへ。
ちょっとわたしが持ってるブツ(先日ヤフオクでつい落としちゃった、カッパバッジ)を見たいというので
じゃあランチがてら打ち合わせしましょうとなったのだが
なぜかその場所が練馬駅前。

この南インド料理の店、漫画家の流水りんこさんの旦那さんの店で、
まあとりあえず、これを読むとわかりやすいのだが、
行ってみたいという話になったのである。
とりあえず、これが面白い。




で、ランチ食べて打ち合わせして、
そのあと時間がちょっと余ったので地図を見ると、
大江戸線で練馬から二駅の場所に自性院があるではないか。
猫地蔵尊があるってんで有名な新青梅街道沿いのお寺で
ここ、まだ未訪問で、8年前に近くを通りがかって以来ずっと気になってたのだ。

で、落合南長崎駅からすぐの猫地蔵尊へ。
新青梅街道沿い。
新青梅っていうと「青梅街道のバイパスとして新しく拓かれた近代の道」ってイメージになるのだけど、
実はけっこう古そうで、
明治の迅速図を見ると、この道は西へ向かい、
途中で練馬(白山神社や練馬城)へ行く道と(こっちはほぼ現存してない)、
そのまま西へ向かう道に分かれ、
西に向かう道は多少くねくねしつつ旧早稲田通り(かつての所沢道)まで達してるのだ。
新青梅といいながら、目白坂から江古田経由で石神井へつながっていたのである。

このルート、
自性院には太田道灌と豊島氏が戦った「沼袋・江古田原の戦い」の際、
黒猫が太田道灌を助けた伝承があり、
少し西へ行くとその戦場となった江古田原があり、
その際戦死した豊島氏の軍勢を鎮魂したという通称「豊島塚」がいくつもあり
さらにこの道は、豊島氏の居城であった
練馬城と石神井城にもつながってるわけで
それだけみるとめちゃ古そうではないか。
ちゃんと調べてないので、室町時代まで遡れる道かどうかはわからないけど
江古田氷川神社と沼袋氷川神社の間に「豊島塚」伝承が集まっており、
練馬城から出てきた豊島氏が江古田原で太田道灌軍と合戦するとき使った道かも、と思うとどきどきしますな。
「新青梅」の名に惑わされてはいけないって話。



で、猫地蔵。




地蔵自体は秘仏で毎年節分の日にだけ公開されるらしい。
境内には猫塚も。

この日、自性院だけ見て帰るのはもったいないと
古地図を見ながらふらふらしてたら、
年上のおばさまに声をかけられる事案が2件発生。
ひとりは、猫地蔵の由来について聞かれたり(しらんがな)
八重桜がきれいだよ自慢。
もうひとりはぎこちない日本語で(欧米系の方っぽい)
この道を行くと左手すっごく面白いものがあるから、
赤い電車の本物があるから、面白いから行ってみて
と興奮して主張する。
何がなんだかわからないがそこまでいうなら行ってみようかと足を向けると、
確かに、真っ赤な古い電車が!



鉄道模型で有名なKATOのショールームというか模型屋さんなのだった。
中は鉄道ジオラマだらけで撮影Okで
つい長居して楽しんでしまう。
ヤバいな、鉄道模型。



にしても、通りすがりの人に興奮して鉄道模型屋へ行けと主張したあの
おばさまはなんだったんだろう。
不思議だ。





2018/04/27

東京古道散歩用の配布地図を作る

GW前に何とか仕上げて担当者にPDFファイルを渡さないとヤバいってんで
がんばってPagesで東京古道散歩の当日配布用地図を作る。


ちなみに、先日Office 365を導入しまして(今まではOffice 2011だった)
1TBのOneDriveが使えるようになったんで
新潮講座の作業用フォルダはOneDrive上に置き、
ドキュメントを作ってPDF出力したら
そのリンクをメッセージで送るだけという
シンプルな体制ができております。

クラウド便利。

2018/04/26

5月5日は「東京古道散歩スペシャル」で町田の鎌倉古道いきます

5月5日は新潮講座「東京古道散歩」の日。
今までGWは避けていたのだが、
たまにはGWらしくスペシャル版やるかってんで
「多摩丘陵の鎌倉古道を歩こう」を実施することにしたのである。
やっぱ、関東の古道といえば「鎌倉古道」だからね。

その中の、キングオブ鎌倉古道というか、超A級鎌倉古道と言えば
群馬から南下して府中(武蔵国府)経由で多摩川を渡り、鎌倉へ向かう
「鎌倉街道 上の道」であり
多摩丘陵には当時の道筋がまだちょっと残ってて、
新潮講座でもいつか行かねばとずっと思いつつ、
交通の便が今ひとつなのでどう実施するか悩んでいたのだ。
で「路線バスをからめてもいい」といわれたので
その分時間を長めにとって、GWに実施する次第。

で、GW前に準備をってことで
下見。カメラは富士フイルムのX-T2に10-24mmという最近多いパターン。
この超広角ズームって街歩きやその下見にちょうどよいのである。
広い範囲を記録できるから。
しかも望遠端は24mmまであるので、普通のスナップも撮れる。
ついでに、猫と出会った時用のカメラとして、復活したパナソニックのDMC-TX1。
X-T2がけっこう安くなっているなあ。これはお勧め。
個人的にはX-H1よりこっちの方が好き。



さて多摩センターまで電車で行き、
バスで「豊ヶ丘6丁目」下車。

ここから多摩丘陵の古道にはいり、
ほぼ宮田太郎氏の調査結果に準じて歩くわけだが、
鎌倉古道本道とされる道は
大勢で通り抜けるにはキツいので
その脇の鎌倉街道(側道であり、たぶん、ちょっとあとの鎌倉街道)を
歩くことにする。
ここはもう何度も歩いてるので気楽に
みんな大好き関屋の切通しを経て小野路へ。



小野路宿は小野路川沿いのちょっとした谷地になる。
もちろん小野神社訪問。祭神は小野篁。



小野路から野津田へはどう出るか。
大山道の一里塚経由で野津田陸上競技場(町田ゼルビアのホーム)脇を抜けるか、
鎌倉古道本道という道にちかい野球場脇経由にするか。
後者を選ぶことに。
一里塚は魅力的だが、古道散歩的には鎌倉古道の近くを行きたい。



野津田から先はがんばって七国山峠を越える。
やはりここの鎌倉井戸を見ないとな。



そして山崎団地へ。

当日は時計を見て、このあたりが潮時だと思ったらバスに乗って町田へ向かっちゃう予定。
でもできれば、もうひとやま超えて、本町田までは行きたいところ。
そこからの方がバスルートがいい感じだし。

と思いつつ、
下見なのでもうちょっとがんばって
菅原神社と井出の沢古戦場へ。当日はここまでは来られないかな。たぶん。

その先、バスに乗って町田市役所へ行く。

市役所の屋上からの眺めがいいと聞いて。
曇ってたのでいまひとつだったけど。町田市役所から境川と横浜線。

市役所からは鎌倉古道のひとつという斜めの道を町田駅へと向かう。


当日は
多摩センター→バス→鎌倉古道・鎌倉街道散歩→バス→町田
となる予定。バスの本数はけっこうあるので安心。

参加申込みはこちらから。
つかれたー。ドトールで一息ついたら、小田急線+千代田線で丸の内へ。
夜は富士フイルムイメージングスクエアの内覧会へ顔を出したのである。

で、帰宅してascii.jpに猫連載書いて送る。
ついでに東京古道散歩の当日配布用資料を作って送ろうと思ったけど
さすがに体力がもたなかった。



2018/04/25

focos

ITMediaに4月中にと頼まれていたiPhoneカメラ講座を書く。
テーマは「Focos」。以前からやる予定だったのだが、
いろいろあって4月に伸びちゃったのだ。

いやあ、これは面白い。
もうちょっとボケ表現がナチュラルになるとよいのだが、
まあ、ポートレートモードで撮影した写真が持つ
3Dデータを使って遊べるアプリとしては出色。


デュアルカメラ搭載iPhoneを持っている人はぜひ
Appストアで「focos」を。

2018/04/24

休息の火曜日

さすがに疲れたので写真を整理しつつ事務処理と休息の日。
ほぼ家から出てない。

2018/04/23

箱根湯本で旧東海道と早雲寺散歩

箱根湯本駅をおり
駅前を走る国道一号を西へ。
このあたり、国道一号バイパスでもある小田原箱根道路ができたおかげで
国道一号であるものの道幅も交通量も抑えられて沿道には
温泉系観光地らしい土産物屋やイマドキのカフェ的なあれやこれやなんやかんやが並び16時過ぎると店を閉める準備をはじめるような温泉系観光地らしさを醸し出しつつ
ほどよく佇んでいて
猫とも出会ったりする。

そんな土産物街の外れ近くにある「ちもと」の「湯もち」は旨かった。
またたべたい。


小田原馬車鉄道湯本駅跡を抜け、早川を渡り、
源泉の熊野神社を訪問。

かどっこにある和菓子屋さんわきで湧いてるのは温泉。
触るとあたたかい。

そのままつらつらと坂道を上るとやがて、旧東海道、つまり江戸時代の東海道に出る。
今の国道一号は川沿いの谷地だが、旧東海道は少し高い斜面の途中を通っていたのだ。



途中、小さいが手入れされた石の祠に出会う。
なんだろねと話をしてたら向こうからやってきた地元の老女が
これは道祖神で、おうちの人がきれいにしているのだと教えてくれた。

このあたり、江戸時代の箱根湯本の宿であり、古い集落なのである。湯本茶屋というくらいだから茶屋も並んでいたのだろう。

少し歩くと、北条早雲の名をとった早雲寺。
臨済宗。三代にわたり小田原北条氏の帰依を受けていたが、
秀吉の小田原攻めの際、秀吉の本陣とされた。

でも境内には北条五代の墓がある。
これは1670年に北条氏の子孫が先祖供養のために建てた供養塔。
一番右が北条早雲。


早雲寺のはす向かいあたりに湯本白山神社がある。
ここは未訪問なので立ち寄る。


この神社自体は早雲寺境内にあったものが江戸時代にここに移されたようだが、
境内に残る「大岩」や「湧水」を見ると、もともとそういう信仰の場ではあったんだろう。


ここから少し歩くと下宿のバス停。
湯本宿の下宿があった場所だ。


にしても、箱根湯本の旧東海道で宿があったともなると、
しかも早雲寺まであるわけで
それなりに歴史スポットのはずだが、
「ここが旧東海道です」という案内一つも無いのはもったいないことである。

旧東海道から降りて駅へ向かう。
時計を見ると、次のロマンスカーに乗れそうってことで急ぐ。

EXEだったがまあしょうがない。

町田までEXEに乗り、急行に乗り換えて経堂へ。
妻と合流し、3人で夕食。

今日のログはこんな感じ。

時間がなかったので大して歩いてないが、
風祭から旧東海道を辿る散歩ってのもよさげ。
旧東海道をさらに箱根に向かいたいが、地図を見る限り、
そっちへいっちゃうと、芦ノ湖まで歩く羽目になりそうであるが、
一度は旧東海道の石畳も歩いてみないとなあと思ったりもするわけである。










新型ロマンスカーGSE70000 乗車記

2018年3月に運行を開始した新型ロマンスカー GSE70000。

友人が確保したチケットを2枚譲ってくれたのである。
ありがとう。持つべきものは乗り鉄の友人。

平日午後14時20分の箱根湯本行。
平日昼間でもなんとかなるのはフリーランスのヤバいところで
妻と行くつもりだったが、仕事の打合せが入って無理ということになり
妻の友人を誘ったら実に乗り気で、会社を午前中だけで切り上げてくれて
待ち合わせより早く来て待ってた。

入線を待ってると、
新入社員っぽい女子がふたりでスマホをどっちが縦で撮ってどっちが横で撮るかなんていいながらわくわくしてるのが可愛い。
その後ろに上司っぽい人が温かい目で見つめててそれもまた微笑ましい。


いよいよ入線。


写真で見るよりいいわ、GSE。
特に運転席の丸みがいい。
あれがチャームポイントだな。



先ほどの女子ふたり組が、上司っぽいスーツの人から何か言われてフロントのディテールを撮ってる。なんだろうと近寄るとプレートが。確かにこれは撮っておかねばなりますまい。


そして乗車。後ろ展望席という楽しい場所である。


もちろんシータ。これで味わってください。

ロマンスカー GSE展望席でシータ。 開放感スゴい! これはたまらん。 #romancecar #GSE #ロマンスカー #小田急 #展望席 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

窓でかくて開放感あるし、電源あるし、座り心地もいいし、広々としてるし。

どの駅にもカメラ構えてる人がいて「わたしたちめちゃ撮られてるよね」といいつつ
車窓も楽しいし、車内も楽しいしで居眠るする暇も無い。

シモキタをすぎ、地下から地上へ出たとこ

成城学園前で地下におりて国分寺崖線を降りる
VSEとすれ違う

相模大野で江ノ島線と交差

ひととおり楽しんだのち、
車内無線LANを試してみることにする。

これ、ちょっとややこしい。
「車内無線LAN」につないだときだけ見られる
特別なGSEコンテンツがあるのだ。

で、つなごうと思ったら、車内無線LAN用のQRコードと
コンテンツ用のQRコードが縦に並んでて、
カメラを向けると両方が一度に構図に入っちゃうので
QRコードリーダー使いづらい。
これ、デザインしなおすべきだと思うですよ。


なんとか接続完了。

Romancecar-Linkサイトにつなぐと


・先頭と後尾の「車載映像」をリアルタイムで見られる。

 これ、展望車両以外の人によさげ。画質はあまり高くないけど、晴れてたらもっときれいだと思う。後ろ展望席にいたので、前後を同時に見ながら走れます。


・乗車記念画像をダウンロードできる

 思わずしちゃいました。日付も入ってるし。


・その他、現在地や沿線の案内など



これ、車内の無線LANにつないでないと見られないクローズドなコンテンツなので、楽しむには乗るしかないのである(まあGSEが停車してるホームからすばやくアクセスすればイケるかもしれないけど)。
気づいて良かった。

いやあ思ったより盛りだくさんでありましたな。


そうこうしてるうちに小田原をすぎ、
箱根登山鉄道の単線へ。
この派手な車両が箱根登山鉄道を走ってると思うとシュールで楽しいわ。



小田原を過ぎたら客はごそっと減ったので(まあ平日の昼間だしな)
ちょっと車内探検。



そして終点の箱根湯本駅へ。


午後のロマンスカーなので到着したのは16時前。
入れ替わりに箱根登山鉄道が小田原方面へ

箱根湯本でローアングル
いやあ、特急券+乗車券で2,000円しないでこれはお得だわ。
展望席を取るのが大変だけど。

遠くへ行く時間も無いので
(まあGSE乗車がメインイベントだし)
箱根湯本あたりを日没までぶらぶらすることに。