神田川が削った台地とその斜面を利用した庭園を楽しむ日。
まあ楽しむのは参加者のみなさんで、わたしはガイドなのであるけれども。
江戸川橋。
神田川だけど江戸川橋。
江戸時代、大洗堰で神田上水を分水した残りの飯田橋から外堀となる川が「江戸川」と呼ばれたから。
じゃあ、当時江戸川(東京都と千葉県の境界となっている、あの江戸川区の由来となった江戸川)はどう呼ばれていたか。
よし、あのあたりが描かれてる古地図をあたろう、
ってことで、葛飾筋御場絵図。
そしたら「江戸川」って書いてありました(笑)。
どっちも江戸川だったんかい!
ともあれ、
天然の素晴らしい地形を生かした、
2段の池と3つの台地があるという椿山荘、
細川家抱屋敷跡に作られた肥後細川庭園
松尾芭蕉ゆかりの芭蕉庵(芭蕉がなくたって30年のちに作られた)
の各庭園を楽しみ、
胸突坂を上り、
旧目白坂を下り、
目白不動跡地と、正八幡神社(江戸時代は関口八幡、あるいは椿山八幡と呼ばれてた。なぜその名前を受け継がなかったのだろう?)を愛で、
弦巻川暗渠→今宮神社(これも昔は八幡だった)→音羽川暗渠をたどって
江戸川橋駅へ戻る。
「スーパー地形」アプリより |
帰りは江戸川橋から都バス。新宿駅西口行きのバスが出てるのだ。
古地図を見ながらバスに乗るってのはなかなか楽しい。
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