昔お世話になった方が京都に宿をひとつ持つことになり、
レポート書いてねってことで招待されたのでいってきたのである。
レジステイという
自分の家のように宿泊できるシステムがある。
キッチンやランドリーも持ってて、
口でいうのは難しいのだけど、ホテルや旅館じゃなくて
長期滞在に向いた宿泊施設という感じ。
アメリカでこんな感じで借りられるマンションの一室に泊まったことあるのでなんとなくわかるのだが、
口で説明するの難しいな。
民泊とも違うし。
まあ京都駅前にあるレジステイのレセプションカウンターでチェックインし、
自分が泊まる宿泊施設(旅館みたいなとこもあれば一軒家もある)へ行って
自由に滞在できるというわけで、
ホテルのようなサービスはないけど、その分ゆったり過ごせるのがメリットで
利用者は海外からの旅行者が多いそうな。
確かに、日本ではこういう宿泊施設ってあまり馴染みがないだろうし。
で、そのひとつ(まだオープンしてない)にチェックインさせてもらったのである。
場所は八坂の塔のすぐ近く。
京都は何度も訪れてるけど、このあたりははじめて。
で、京都駅で待ち合わせて改札を出たわけだが、
いやあ、すごい人多いわ。
最後に訪れたのが8年前なのだけどその頃より賑わってる。
外国人めちゃ多い。
八坂の方へ行くと、
観光客だらけで、しかも街自体が清く正しい観光地的な発展を遂げてて
街並みはきれいに「古都」っぽさを演出し、
でも古い町家には老舗にならんでサードウェーブコーヒーの店なんかもはいってて
そこら中にレンタル着物の店があって
着物を着て歩いてる人たちが大勢いて
そうか、今こういうことになっているのかと感服。
八坂の塔って実ははじめてみたのだけど、
創建は8世紀で平安時代より前!
つまり平安京ができたときはもう塔が建ってたという話で、
当時の塔は残ってない……とはいえ
現存する塔も室町時代のものというからさすが京都。
招待してもらった「レジステイ 八坂庵」から徒歩数10秒でこれである。
とりあえず、ぶらぶらと歩いて坂を下り、
建仁寺経由で四条通りへ出て、ランチ難民になりかけるも
どういうわけかわたしの中で「京都でランチと言えば老舗洋食」というイメージがあり、
四条大橋のたもとにある「菊水」へ。
大正期創業どころか当時のビルがそのまま使われているようで
近代建築好きにもたまらんですわ。
で、疲れたのでいったん宿へ戻って昼寝。
ホテルだとこれができないのだよなあ。
観光地のど真ん中にあっていつでも行き来できるのはいい。
夕方起き出し、
ぶらぶらと河原町を抜けて、御池方面へ。
夜、ほっちゃんら、馴染みの京都の人たちのセッティングで
おいしいものを食べるのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿