2018/04/12

「大人の遠足」で「伝法院庭園散策」の日

納富さんが「伝法院に行きたい」といいだして、
大人たちが集まって、浅草伝法院遠足。
7人中4人が多摩美出身というアート系が多いメンバーで、
最近、集まるとわたしが一番年上クラス、ってのが多いのだが
珍しくわたしより上の人が何人もいて楽しい。

神谷バーでランチを食べて、
浅草文化観光センター屋上で仲見世を見下ろし、

仲見世(の脇)を抜けて伝法院へ。
伝法院って基本的に非公開で入れないのだが、
(浅草寺が観光地として開放されている代わりに伝法院という寺としての閉鎖された空間を保っている感じ)
春は特別に、収蔵されてる絵馬などと庭園を公開しているのだ。
以前から行きたかったのである。


というわけで、仕事がいっぱいあるのを無視して出かける。
いやあ、楽しいわー。メンバーも楽しいし伝法院も楽しい。
めんどくさいんで、楽しい、としかいわない。

メインのカメラはX-T2+10-24mm。超広角万歳。
さらに50mmF2も一応。

伝法院の庭園、普段は非公開なだけあって、いい感じに保たれてる。
池もきれいだし、何気なく、板碑塀があったり、発掘された古墳時代の石棺がしれっとおいてあったり。
何しろ、浅草寺は東京最古のお寺ですからな。
伝承では推古天皇の頃、
発掘によると少なくとも奈良時代にはあったことがわかってる。
いろんな文献にも「観音堂」として名前が出てくるほどである。
隅田川沿いの自然堤防の上という立地で、陸路も水路も整備されていて人々が行き来してたのだ。
この辺の歴史は掘るとすごく面白い。





とにかく、天候の良さもあり、うさんくさいほどにフォトジェニックな(写真映えする)空間なのであった。
都会のど真ん中で高い建物が五重塔だけって感じもいいし。
いやまあ、どこにいてもスカイツリーはついてまわるわけなんだがな。

これは毎年行きたい。
浅草寺が観光客でごった返してるのに比べると、
有料ってこともあるのか、あまり知られてないのか、
ゆっくり楽しめたし。

大人の遠足はよいですな。

で、夕方帰宅して、
土曜日の「文京区探索委員会スペシャル」用配布資料をなんとか作って送り、
ascii.jpに猫連載を書き、
さらにあと1本……は力尽きたので寝る。


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