2011/12/31

よいお年を

新幹線のぞみ自由席で福山へ。
帰省ラッシュ真っ只中だけど、2~30分待つ気があれば座れるものです。
でも混んでたなあ。
今年の年末はのんびりだらだらと過ごすことにする。
鞆の浦

なんかね、いつもの年末とは違うね。なんとなく。
何も終ってない感が蔓延してるからかね。
ともあれ、間もなく2012年ですな。
みなさまお世話になりました。来年もまた。


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日本書紀がなかなか面白い

寝る前にパラパラ読む本として枕元にいつも置いてあるのが「日本書紀(全現代語訳)」で、これがまた、漢字で書かれてもかなで書かれても頭にはいってこない名前が羅列されるおかげですぐ眠くなるという効用があるわけだが、全訳をイチから読んでみるとこれがまたなかなか面白いのであ
日本の正史であるからして、神代の話は短めで、各天皇の治世について細かく描かれている。
まあ、どのくらい史実かというと、たぶん、前半は1割くらいなんじゃないかと。
で、目に付いた点をあれこれと。
  • 出雲と日向:スサノオのミコトが降りたってヤマタのオロチを退治したのが出雲の地。今の島根県ですな。で、アマテラスオオミカミの子である、タカミムスミのミコトが、その国を孫のニニギノミコトに治めさせたいといって、それを了承させる。まあ奪っちゃったわけだけど、これがいわゆる「国譲り」。日本書紀には各説が述べられてて内容がそれぞれ違うのだけど、古事記にある大国主命の国譲りに相当する。で、国を譲られたニニギノミコトはというと、これが出雲じゃなくて、九州の日向に降り立つのである。これが不思議で、出雲を支配してる神に「その土地を譲れ」といったくせに、降り立ったのは出雲から遠く離れた日向だったとはこれいかに。不思議だ。
  • 天皇の名前:とにかく漢字がずらっと並んでるとこにやまとことば式で読むのでわけわからんのが人名。ちなみに「神武天皇」なんていう我々の目に触れる天皇の名は「漢風諱号」で、あとからつけた「中国風」の名前。で、「和風諱号」というやまとことばの名前もあって、神武天皇の場合「カムヤマトイワレヒコノスメラミコト」となる。カタカナで書かれても漢字で書かれてもわからんのだが、こいつを3つに分解すると見えてくる「カムヤマト」は神倭で接頭辞みたいなもん、「スメラミコト」は天皇のこと。「ヒコ」は彦で男子につく。女子は「ヒメ」で媛とかく。つまり神武天皇の名前は「イワレ」、あるいは「イワレヒコ」ってことなのだ。で、そのイワレヒコの本名は「ヒコホホデミ」だと日本書紀。でも本名は諱(いみな)といって、普段は使わない。名前は大事なのだ。
  • それ以外の名前:みなさん漢字6文字以上でややこしいのだが、だいたい「地名や役職名+名前+その位」な感じに分解できそうで、モノノベノアラカイノオオムラジは「物部」の「アラカイ」の「大連」で、アラカイが名前と思ってよく、勝手にそうやって頭の中で省略してやるとわかりやすい。
  • 武内宿禰は長寿すぎ:そもそも初期の天皇って平気で120年も生きたことになってたりしてるわけだが、それを上回るのが武内宿禰で、5代の天皇に仕えてて、数えたら300歳くらいになるんじゃなかろうかという。日本書紀を読んでると「あれ? さっきもこいついなかったっけ」が連続して頭が混乱します。
  • 卑弥呼とヒメミコ:天皇の子どもは皇子(ミコ)。男なら名前に彦がつくので「ひこのみこ」。女なら媛か姫がつくので「ヒメミコ」(皇女と書いてたりする)。で、ヒミコはこの「ヒメミコ」が転じたものだ、と誰かが書いてたのを思い出した。日本の使者が上げた名前を、中国人が聞き取って同じ音の漢字で表記したわけで、ヒメミコがヒミコになるくらい十分ありそう。でも日本書紀的には神功皇后(おきながたらしひめのみこと)が卑弥呼だと考えている節あり(神功皇后の章に、魏志にいう、として当時の出来事として引用されてる)。
  • よく出てくる地名:九州各地や倭(大和)地方は当然として、よく名前が出てくるのが、越の国(今の北陸。越前越中越後加賀、さらに出羽国の一部も)、吉備国(今の岡山と広島県東部)、淡路といったあたり。古くからいろいろあった土地なんだろうなあと思わせられます。特に越の国。継体天皇の出身地でもあるし、神功皇后と仲哀天皇が九州征討に行く際、仲哀天皇は都から瀬戸内を通り、神功皇后は越の国から日本海ルートを通って、今の山口県で合流してる。
  • 手段は選ばぬ:前半は、天皇を中心とした政権が日本を征服したり、反乱を鎮めたり、そんな話がメインなんだが、勝ち方をよく見るとかなりアレで。日本武尊(ヤマトタケルのミコト)が熊襲征討にいったとき、敵の大将である熊襲武(クマソタケル)を討つため、日本武尊は女装して宴会に潜り込み、熊襲武をいきなり殺したという……えっと、それって、ずるくない? しかもそのとき熊襲武から「武」の名をもらったというのがまたよくわからんとこで、こんなだまし討ちは普通。主君を裏切らせて殺させておきながら、いざ実行したら「こんな主君を裏切るようなヤツはまたほっとくと裏切るに違いない」と殺してしまったり。そこらじゅうできな臭い戦い、あるいは謀略戦をしております。
  • 雄略天皇と武烈天皇:このふたりが特に傍若無人に描かれてて、武烈天皇は特にデタラメに書かれていて、「女たちをはだかにして平板の上に座らせ、馬を引き出して面前に馬に交尾させた。女の陰部を調べ、うるおっている者は殺し、うるおっていない者は官婢として召し上げた。これがたのしみであった」とかこんなのがたくさん。癇癪を起こしてはすぐ殺す人物として描かれる。実は次の天皇が越の国からやってきた継体天皇で、ここで新しい王朝になった(つまり違う血筋になった)といわれており、その正当性を際立たせるために武烈天皇を暴君として描いたという話もあるけど、もちろん、史実がどうであったかはわかりませぬ。
  • 朝鮮の話がやたら多い:神功皇后の三韓征伐はおとぎばなしとしても、今の日本と韓国よりずっと近い存在だったんじゃないかというくらい、朝鮮(特に任那や百済)の話が出てくる。おおむね、百済が日本に朝貢したとか新羅が朝貢しなかったとか、そういう話で。「百済本記」などの書物(現存しない)を参考にした記述も多々登場する。大陸をいかに意識してたかがわかる。
  • 武蔵国造の争い:武蔵国の国造をめぐる争いについて、安閑天皇の時代にでてくる。
  • 継体天皇:天皇家は一子相伝……じゃなくて、万系一世ということになってるけど、実は武烈天皇で途切れて、今の天皇家は継体天皇から始まってるという説あり。日本書紀によると、武烈天皇に子どもがなく、応神天皇の五代の子孫である継体天皇を越の国に見つけて連れてきたってことになってるが、5代って遠縁過ぎだろう、と。ちなみに武烈天皇の兄弟は、他はみな女。その前まで遡ると、確かに跡を継げそうな人物は見当たらない。仁徳天皇の息子の世代で天皇の座を巡って戦ったり殺し合ったり権謀術数駆使してるのでその時点で皇子が減り、武烈天皇の代で断絶、という漢字にはなってる。ちなみに応神天皇の次が仁徳天皇であり、そこまで遡ったってことなんだろう。応神天皇の子どもは男女合わせて20人もいるそうだし。それにしても、5代はねえ。

うーむ。箇条書きならシンプルにおさまるかと思ったのに、やっぱ長くなるなあ、というわけでこのへんで。
ともあれ、読んでみると適度に眠くて適度に面白い。今は下巻をつらつらと読んでおります。

2011/12/30

がほげ……くらいにおさまってきた

徐々に咳攻撃が弱まってきたようで、よかったよかった。
このペースだと正月くらいにはよくなるでしょう。ほっ。
でも日本カメラの仕事が終わったような終わらなかったような微妙にもやもやしててアレだが、
咳が出るんだかでないんだか喉元でもやもやしてるアレと同じで
まあしょうがあるまい。
明日は午前中から延々と新幹線で西へ向かう予定。
その前に、各ドライブのバックアップをとっておかねば。
今年のバックアップは今年のうちに。

2011/12/29

げほごほといいながら日本カメラの原稿を書く

咳のしすぎで腹筋がいたいー(泣)。
それにしてもまあガタのきやすい年頃になったということですなあ。
なんて思いつつ日本カメラの原稿をなんとか書いてなんとかメール。
そんな締まらない年末もまたよし。

2011/12/28

げほごほがほげほといいながらオリンパス

昨日に引き続きFlick!別冊(っぽいムック)のお仕事で八王子のオリンパスに取材。
ここ、数年ぶりに来たんだけど、いやあきれいにモダンになっておりました。
びっくり。
で、デジカメの話をあれこれと取材。
そのまま用賀のエイ出版へ行き、夕方までFlick!次号の打ち合わせ。
帰宅してバタンと寝て咳で目が覚める。
これで仕事おさめのはずだったのだが、一昨日〆切の日本カメラの原稿を書けてないのである。
とってもまずいのだが、クスリを飲まないと咳がひどくて仕事にならんし、
クスリを飲むと咳は1/3くらいにおさまるが頭がちょいとぼーっとして仕事にならんし。
さてどうしたもんか。

2011/12/27

げほごほがほといいながらいいよねっと

Flick!の別冊(っぽいムック)の仕事でGarminの日本語版を出してるいいよねっとへ。
あれこれ見せていただく。
行きは編集長の車で。
帰りは電車なので、ふじみ野駅から東武東上線。東武東上線ってはじめてのったかも。いや、一度東武練馬へフットサルしにいったことがあったな。
富士見市とふじみ野市ってまぎらわしい、というかわけわからん。
疲れ果てて帰宅。

2011/12/26

もう1回休み

あまりに咳が止まらないので不審に思い、かかりつけの医者へ。
風邪ではない感じもあるし、アレルギーかもしれないし、とりあえず対症療法的な薬をもらい、血液をアレルギー検査に出してもらう。
結果は来年。それまでに咳が止まってるといいけど、咳が続くと集中できなくて仕事にならんのだ。。。
で、日本カメラの仕事をちょっとだけしてダウン。

2012年に買うもの

2011年を振り返るシリーズその2。

2012年に買う予定のもの
  • 7インチのiPad……出る気がするんだよねえ。故ジョブズが一度強く否定するというフラグも立ってるし。10インチの高解像度版(iPad3)と、7インチの解像度変わらない版の2ラインナップになるような気がする。高解像度版はきっとシャープのIGZOってことで。もし2ラインナップになったら……両方買う気がする。Retinaまでいかないとしても、電子漫画や電子雑誌を楽しむならもうワンランク上の解像度が必要だもの。
  • iPad 3……というわけで、出たら買う
  • iPhone 5……いうまでもなく、出たら買う。どう進化するかわくわく。
  • デジタル一眼レフ……APS-Cサイズの一眼レフは今使ってるD7000でけっこう満足してるわけで、欲しくなるとしたらフルサイズ版のD800か。画素数をあまり上げないで(1800万画素くらいでストップ)、D700並の高感度特性を持ってて、SDカードデュアルスロットだったりしたらかなり欲しい。いつ発表されるかねえ、D800。
  • ミラーレス一眼……これは2012年もどれかを買うでしょう。ソニーになるかニコンになるかまたパナになるかはたまたオリンパスになるかは不明だけど。EVFとチルト式LCDと電子水準器と(実用になる)GPSを持ってて操作系が使いやすくてコンパクトでカッコいいのが出ないかな。NEX-5NにEVFをつけてもいいんだけど。今年、マイクロフォーサーズばかり使ってたのは、ひとえに、レンズラインナップが面白かったからで、NEX-5Nを買いそびれたのは、ひとえにレンズラインナップが好みとちょっと合わなかったからで。APS-Cとフォーサーズのセンサーサイズやクオリティの差を考えても、標準ズームと標準単焦点では開放F値が2段くらい違うわけで、室内や日陰で猫を撮りたいわたしにはその差はセンサーサイズ以上にでかいのだ。それにセンサーサイズが小さい方がレンズもコンパクトにできるし。逆にNEXには明るめの使えるズームレンズをつけて使いたい気がする。倍率重視の16-85mm/F3.5-5.6とか……明るさ重視の18-70mm/F2.8-4.0はいかがでしょう。
  • コンデジ……Powershot S100のGPS機能がニコンのAW100やカシオのH20G並だったら即買いしたのになあ。
  • Android機……たぶん、どっかの時点で買い換えます。どうせメインはiPhone系なので、Android機に求めるのは片手で握りやすいサイズでデュアルコアのサクサク動くCPUでテザリングができるヤツ。
  • パソコン……は予定無し。よほど画期的なのがでない限り、今のAir13とMacProでOk。PCは……まあよほど仕事上必要にならない限り買わない。
  • Appleが出すなんか面白そうなもの。
  • ロードバイク……は買わない気がする。欲しいけど。買うならコルナゴあたりか。

2011/12/25

一回休み

朝、ITMediaのレビューを書き上げてメール。
そののち、体調不良に付一回休み

2011/12/24

クリスチャンとキリシタン

それは日本ではキリスト教という。開祖はイエス・キリストである。しかるにその教徒はキリシタンである。
なのにいつの間にクリスチャンなんて可愛い響きの英語読み風になってしまったのか。
日本人ならキリシタンといおうっ!
クリスマスは「キリストマス」だっ。
まあ、どうでもいいことで、今の日本のキリスト教的文化は明治以降に英米から入ってきたものだからだし。
高校生の頃、ジーザス・クライストという表記を見て、イエス・キリストと似てるけど、同じ人かなあ別かなあ、ううう、と悩んだ記憶が蘇ったのでした。
今ならググればすぐわかるんだけど、あの頃はなかなかねえ。

日本大百科全書(小学館)によると、
「イエス」は「ヤーウェ(イスラエルの神)は救いである」という意味のヘブライ語の人名イェホーシューア(短縮形ヨシュア)のギリシア語音訳(正確にはイエースース)。「キリスト」は本来固有名詞ではなく、「油注がれた者」を意味するヘブライ語マーシュィーアッハ(メシア)にあたるギリシア語(正確にはクリストス)である。
だそうです。さらにクリスマスは「キリストのミサ」って意味で、
日本国語大辞典によると
日本ではキリスト教再渡来の頃の一八五六年に始まったといわれる。英米語の「クリスマス」は明治初年からで、それまではポルトガル外来語の「ナタル」であった。
 だそうです。ナタルと呼ばれていたとは知らなかった。フランス語でいうノエルですな。キリストマスではなかったのね、と思いきや、用例として 
東京日日新聞‐明治一四年〔1881〕一二月二六日「昨日はキリストマスにて、横浜本町通の天主堂は大繁昌にて」
が上がってたから、キリストマスと呼ばれたこともあったらしい。

そういうわけであるが、わたしは先週から止まらない咳に悩まされながら、普通に、ArrowsXの作例を撮りに馬事公苑や蘆花公園に行ったり、製品の返却で宅急便を呼んだりしてたのでした。普段とかわらん。
でも鳥の丸焼きとかブッシュ殿エルとかは食べました。ぶはっ。
iPhone4S



2011/12/23

晴れると思ったら曇ってたので

一昨日の天気予報では昨日曇で今日は晴れるといってたのに1日ずれたようで
馬事公苑へ作例撮りに行く予定を明日にし(ギリギリだ)
コルティでランチ食べつつ作例撮り。うーむ。なんというか。
ここまでやっておきながら、これはなぜ? みたいな謎仕様炸裂。
何考えてんだかわからん。
室内作例とブツ撮りして続きは明日かな。


2011年に買ったデジタルもの

年末なので振り返りますシリーズその1。
年初から適当に。忘れてるのあったらこっそり追加する。。
  • Apple LEDシネマディスプレイ 27インチ……壊れた23インチシネマディスプレイの代わりにあわてて購入。古い壊れたディスプレイを修理しなきゃ。欲しい方いつでもおゆずりします(ただし要修理)
  • 大量のLED電球……震災にともなう節電モードついでに大量に入れ替えてみた。その他あれこれ対処した結果、月々の電気代が3〜4割減に。東電に払う金がそれだけ減ったということですな。……あ、これデジタル機器ちゃうやん
  • Apple iPad2……震災の影響で発売が遅れ、発売日も行列ができないよう前日に発表という中、AppleStore渋谷でゲットしました。
  • au IS05……Androidのいわゆるガラスマですな。通話もできるおサイフとして活躍中←をい
  • LUMIX DMC-G3……新しいミラーレス機が欲しかったのだが、めぼしいもの(NEX-5NとかPL3とか)はみな秋の発売で、ついつなぎのつもりで買ったら、意外と具合がよくてそのままというパターン。
  • マイクロフォーサーズ用レンズ……パナライカの25mmF1.4、パナの100-300mm望遠ズーム、オリンパスの45mmF1.8の3本です。
  • ニコン用レンズ……50mmF1.8と40mmF2.8マクロ。このマクロレンズは標準レンズとして常用してもいいかも
  • Apple iPhone 4S……ヨドバシに予約し、発売初日にゲット。システムダウンでなかなか買えなかった記憶。
  • ニコン COOLPIX AW100……GPSに地図も搭載できて防水というのに惹かれて。画質はイマイチだけど、アウトドア対応のコンデジが手元に1台もないのに気づき、もっておくかと。モノとしては大変気に入ってます。
  • Adobe CS5.5アップグレード……キャンペーンで何かと安くなってたので購入。とうとううちもCS5に。
  • ジャストシステム ATOK2011 for Mac……こちらも毎回律儀にアップデートしております。やっぱATOKは賢い。いつか徳島ヴォルティスの胸か背中にATOKってはいらないかなとひそかに思ってます。
  • Apple Lion……なんだかんだいっておりましたが、今はすっかりLionに慣れて快適に使ってます。
今年は買ったパソコンゼロ。昨年秋のAir13で大満足中。Windows機は欲しいのないし、デスクトップ機は今のMacPro(early2008)をあと1年は、壊れなければあと2年はスペック的に問題なく使えそう。
買ったデジカメは2台。少なかったな。NEXとPL3は最後まで迷ったのだけど。
モバイル系はiPad2にiPhone4SにIS05。来年もたぶん3台買うでしょう。

2011/12/22

まもなく今年も終わりますなあ

23-25日が連休で、26日からはもう年末ムードなわけで、もちろん年末進行というのもあり、
なんか忙しい今週でありまして、
やっと今日、今年最後のascii.jpの猫連載を書いてメール、
さらに来年の1月20日売りのデジタルカメラマガジンの連載も書いてメールし、
残るはITMediaのレビューと日本カメラの原稿だけとなりました。。。よね。
まだ残ってたらごめんなさい>関係各位

でも来週早々、来年発売のムックの取材が2件とflick!の編集会議が入ってるのでした。
結局、仕事納めは28日になりそうな気配。
昨年はけっこうはやくに仕事納めしちゃって、大掃除がはかどったんだが、今年は無理っぽいですな。

ところで、クリスマスってもう廃止されて何年にもなるよね。ね。ね。

フィルムを剥がしたった話(あるいは国産スマホへの不満)

自腹で買ったIS05を含む国産のAndroid機を何台か触ってて感じた不満。

・防水でもないのにコネクタ類全部にカバーがついてる。あれ、うざい。ヘッドセット端子にもUSBコネクタにも。特にUSBなんて毎日使うものなのになんでカバーが必要なん? 毎回開けるの面倒やん。
ちなみに、ソニエリや海外のブランドものはどれもカバー無し。剥き出しなのですぐ使える。
コネクタにはカバーを……にとらわれすぎ。

・ACアダプタを選ぶ。あれもうざい。microUSBに統一されたのはいいんだけど、ケーブルだかACアダプタだか、何をチェクしているのか知らないけど、充電できる組み合わせとできない組み合わせがある。あれもうざい。
iPhoneはだいたい何につないでもOk。IS05は比較的どれにつないでも充電できるから助かってる。
(ちなみに同じシャープ製でもINFOBARは選ぶのだ)

・電源スイッチが小さくてわかりづらい。ソニエリのは上にある。iPhoneも上にある。色も違うのでちょいと目立っててすぐ押せる。IS05もArrowsもその他多くの国産端末はサイドに、音量調節の近くにある。スマホって使い終わったら自動スリープなんて待たないでボタンを押してスリープさせちゃうことが多くて頻繁に押すことになるんだけど、いつも探しちゃうのだ。なんで頻繁に押すボタンをあんなに小さく目立たなくするかな。謎。

・ディスプレイにフィルムが張ってある。それはいいんだけど、かなり分厚いフィルムががっしり張り付いていて、剥がそうとして失敗して角を傷つけちゃったのでそのまま使ってたのだけど、見づらいしうざい。
ざらざらの写真しかみあたらんかった。でもフィルムが1枚張られてるのがわかるはず。
そしたら本田さんが剥がしたって書いてるのを見て、わたしも再挑戦。結局、ナイフを隙間にねじ込んで無理矢理ベリッと剥がしました。そしたら画面みやすいし、フリックに対する反応もこころなしか良くなった感じで満足。
なんで剥がせないようなフィルムをはるんだろう。謎。
もしかして剥がしちゃまずかった? まいっか。どうせ自腹で買ったヤツだし、気にしない。
ちなみに、iPhoneも保護フィルムを貼ったことは一度もありません。生が好き。

どれもちょっとしたことなんだけど、
「ほこりがはいるとか汚れるとか傷つくとかそういうことに過敏すぎて使い勝手を落としてる」ってどうよ、と。
そういうところから見直さないとヤバいと思う。
特にフィルムは癌だよなあ。そういうのは、汚れや傷を気にする人が保護フィルムを別途買えるよう誘導した方がよくない?

2011/12/21

家から一歩も出なかった水曜日

ITMediaのコラムを2本書いてメールして寝て起きて
ITMediaの連載を1本書いてメールして寝て起きて
急ぎのゲラチェック依頼があったので赤をいれて
あ、デジカメマガジンの連載をやらねば、と思ってたら
家から一歩も出てないのでした。まあそんな水曜日。
いや、来週も2本書かねばならないのか。あう。まあ、予定では28日から正月明けまで休みだっ。

2011/12/20

まもなく年末ですなあ

というわけで、
ITMediaのお仕事を何本か。
1年を振り返るとか。

flick!07号の発売日ですよ

flick!07号が届きましたのでお知らせ。
今回はiOS5がメイン。
フォトストリームの話やら、電子書籍の話やら、スタイラスペンの話やらをわたしは書いております。
特にiPhoneユーザーは必見。フォトストリームでは実はこんなことができる!
とまあ、flick!が出るたびにこうして宣伝しておりますが、
ひとつには編集長がお友達だから、もうひとつは新しい雑誌なので少しでも支援を、なかなか面白い雑誌であり、こっちから企画も出せる面白い仕事でもあるので(スタイラスペンの特集をやろうよお、とか)、ってことでありますな。。
ついでに、同じ20日売りの日本カメラも。こっちにもちょっと顔を出しております。

2011/12/19

G3を受け取りにいってチラシをもらってきた秋葉原

家電批評の原稿を書いてメール。
午後は秋葉原へ。千代田線の新御茶ノ水から徒歩。
夜の秋葉原をぶらぶらと目的地(パナソニックの修理受付窓口ですな)へ、
前回と違うルートで向かったら、道に迷ったようで、うろうろしてるうちにたくさんチラシをもらってしまった(笑)。
大昔、マハーポーシャが出現してたあたりは今でもチラシ配りストリートらしい。
受け取ったチラシはといえば、メイド喫茶ではなく、膝枕耳かきとかリフレクソロジーとか、面白いのは「デリカラ」(カラオケ店に女子が派遣されて一緒に歌ってくれるらしい(笑))、それから、女子とお散歩。
60分いくらで秋葉原を一緒に散歩しつつ案内してくれるらしい。
そんな人たちが何人もいて、時には実際に客を連れて歩いてる姿も見かけたので、ビジネスとして成り立ってはいるようで、なんとも、不思議な面白い街である。その手のビジネスが定着するとは思えないけど、でも、こういうのを思いついてやってみてそれが成り立つというだけでも何でもアリっぷりが素敵だよ、ここは。

雨天限定相合い傘1000円とか、ビンタ一発1000円とか、ネタなんだかマジなんだかわからんオプションも面白い。
ここまできたらもうもはやどこからどうツッコンでよいのやら。
ともあれ、
無事、メイン基板と液晶パネル部が交換されたG3を受け取って、じゃんがらラーメンでラーメン食って(秋葉原のじゃんがらなんて何年ぶりだろう)帰宅。

夜はITMediaにGX1のレビューを書いてメール。

2011/12/18

飯食ってお菓子食って酒飲んで飯を食う

先日の月食で、こんな写真もしかけてたのすーっかり忘れてた。
ふと思い出してひっぱりだしてみた。
D7000をインターバルタイマーで空に向けてしかけて放置しておいたものをPhotoshopで合成。
ちょいとセッティングに手間取ってちょっと欠けたところからのスタートになったのが残念。

さて今日は、ロカンダ世田谷で友達らと待ち合わせて昼飯を食い、
マンションにいなきゃいけない作業があったので一足先に帰宅して待機。
夕方からは経堂コルティ4FのKyodo 406で5人で忘年会っぽい宴会で酒を飲んで飯を食う。

そんな日曜日。

2011/12/17

リス!リス!リス!リス!リス!リス!

ブ写会で、町田のリス園と薬師池公園に撮影に行こうって話になってて、リス園はともかく、薬師池公園には行ってみたかったので、朝からでかけたのである。
メインカメラとして使う予定だったG3は入院中なので、レビュー用に手元にきてるGX1を持っての参戦。
D7000は重いし(最近、軟弱)、NEX-5は使いたいレンズがないので、ついマイクロフォーサーズになっちゃうのだ。

で、リス園だけど、小さくてなんてことない公園なんだが、リス放し飼いコーナーがおもしれー。
とにかくリスがわらわらと飛び交ってて、落ち着きがなくて、うじゃうじゃと人の身体に上ったりひっかりたりとびついてきたりするのだ。いやあ、小動物に襲われるってのも楽しいもんですわ。その傍若無人っぷりが最高におかしい。
ただ、冬に行くのがいいかもね。夏の薄着だとひっかかれて痛い思いしそう。。。
ずらっと6枚いきます。
リス
iPhone 4Sで撮影。いやああの素早いリスをよく撮れたもんだ。
台湾栗鼠たち
ひまわりの種は100円です。
台湾栗鼠たち
餌を買うと安全のためのミトンも貸してくれます。これがないと指噛まれたりします
台湾栗鼠たち
リスのつなわたり
台湾栗鼠たち
45mmF1.8で
台湾栗鼠たち
100-300mmで

とにかくリスはじっとしてないので、シャッタースピード優先で高速シャッターにして、あとはAFが間に合ってくれたらラッキーみたいな。。。。
でもまあ、リスの容赦ないところがおもろいですわ。
なんか、30〜40代の大の大人が6〜7人でリスの放し飼いを面白がってる姿というのもアレなんだけどね。

そのあとリス園から現鎌倉街道を挟んだ反対側の薬師池公園へ。
この薬師池、きれいな谷戸地形になってて、16世紀末にせき止められてできたのが池。
農業用水として使われてたのだな。
崖の上には8世紀と伝わる薬師堂(寺はなくなったが、薬師堂は残った)あり。
薬師堂の裏にある尾根道が古鎌倉街道として伝わってるのだ。本道はもうちょっと西に尾根道なんだが、まあ、こちらも尾根沿いを相模国と武蔵国国府(つまり府中)を結ぶ中世の道として使われていたのだろう。

昼飯はその尾根近くにある民家改造ナチュラルカフェ橙でランチ。なかなかよいところでした。アルバイトの女の子も面白かったし。

どんな地形かだいたいわかったので、今度ゆっくり古道散策に訪れてみようっと。

宴会には出ないで早めに帰宅して、MacPeopleの原稿を2ページ書いてメールして寝る。

2011/12/16

髪切った

ブツ撮りしたり、猫撮ったり、公園のイルミネーション撮ったり、髪を切ったり、レビューの下書きしたり、突然夜になって日曜日の14時締切でよろしくとレイアウトを送られたり、来週は金土日と三連休だから、年内の仕事は来週木曜までに終わらせないとまずいじゃんってことに今更気づいて青くなったり、タモリ倶楽部見損ねたり、事故収束宣言に疑問視したり。

2011/12/15

カメラの修理をしに秋葉原へいったついでに

ascii.jpの猫連載を仕上げてメール。

液晶モニタが点灯しなくなった(正確にいえば、バックライトがつかない)DMC-G3を修理すべく、秋葉原の「LUMIX & Let's Note修理工房」へ向かう。

即日修理してくんないかなと期待したけど、部品の取り寄せが必要なのでそれは無理らしい。残念。
あとから電話がきたんだけど、メイン基板の交換もしなきゃいけないそうな。修理が上がるのは土日あたり。

せっかくここまで来たので神田明神やら秋葉原やらを散策。
いやあ、秋葉原をブラブラするのって十年ぶりくらいなんだけど(駅前のヨドバシには何度か行ってるけど、昼間の街中に出るのはほんと、久しぶり)、面白い街になってますなあ。まるで歓楽街。
90年代の後半、わたしがMACLIFE誌で「たどりつけばアキバ」(だっけ?)なんていう秋葉原連載をやってた頃とはえらい違い。
「ツンでれみみかき」とか「萌え系鉄道居酒屋」とか「コスプレっ娘と麻雀」とか「メガネスーツカフェ」とか。メイド喫茶ってもうポピュラーで当たり前のようにあるのね。
ここまで面白い発展を遂げてたとはなあ。びっくり。これだけあるとどこか入ってみたくなりますな。
でもちゃんと、秋月電子とかドスパラとか秋葉館とか千石通商とかは健在でありました。
いやあ、時代に合わせて容赦なく自由に変わっていく街ってそれだけで面白いわ。
その転がりはじめたら止まらない過剰さが魅力なのだ。

あ、秋葉原へ来たなら柳森神社へ行かねば。ここに来るのも十数年ぶりなのだが、猫がいると聞いたので。
神田川沿いの小さな神社だけど、稲荷なのにおたぬき様が鎮座してたりして、穴場。創建は太田道灌の時代とか。

これはたぬき……だよね
と散策した後、日比谷線で人形町へ向かい、日本カメラ編集部で打ち合わせ。
編集者と、今度の打ち合わせはメイド喫茶でやりましょうと盛り上がる(あ、その編集者は女性ですがw)。
でも風邪を引いたかも。そういえば打ち合わせ中、なんか頭が回らないなあという感じではあったのだ。

2011/12/14

Photoshopと久しぶりに格闘してみた

MacPeopleのお仕事で、ひとさまの顔写真をPhotoshopなどであれこれする日。
最近はApertureで済ませちゃうこと多かったから、久しぶりにPhotoshopでちゃんとレタッチ。
でも、Photoshopなどの相手をしてたら、レイソルvsサントス戦、見そびれた。がーん。
かなりショック。
ascii.jpの猫連載の写真セレクトと下書きだけして寝る。

2011/12/13

終日自宅作業の日

書きかけのママ止まってた原稿を2本仕上げてメール。
ITMediaに、富士フイルムのX-S1のレビュー。
同じく、シャープのSH-1Dのカメラ機能レビュー。
どちらも、良しと悪しがはっきりしておりました。

その間に、溜まってた請求書作成。。。
ああ、なぜ請求書を4通EXCELで作って捺印して宛先を書いて封筒に入れて切手を貼って投函するというだけの簡単なお仕事に何時間もかかるんだろう。とほほ。
事務処理は苦手だ。昔から苦手だったがどんどん苦手になっていく。とほほ。

「古地図とめぐる東京歴史探訪」が売れてます……え?

偶然、Amazonの自分の本を見たら(ほんとに数ヶ月ぶりなので以前どうだったか覚えてない)、
在庫が切れてて、めずらしいこともあるもんだなと思ったら、あれ? 順位がやたら上の方にいるではないか。
「古地図とめぐる東京歴史探訪」という本です。発行はちょうど1年前。
増刷もかかってない本であります。それがなぜ今頃?

めちゃ謎なんですが。何かで紹介されたって話も聞かないし。不思議。
でもうれしいのであります。ついでに増刷もかかんないかな。
ちなみに、たいていの江戸本で紹介されてる「江戸時代の有名な場所」はほとんどスルーして、
室町時代以前の、しかも、ちょっと郊外をメインに扱っております。
江戸城といえば太田道灌、東京の城といえば渋谷城や世田谷城、東海道といえば古代東海道。そんな感じで。
東京は江戸からはじまったかのような本に飽いている人、今は東京なのに江戸からはずれてるからその歴史が全然紹介されないーと嘆いている区の人にとくにお勧め。
せっかくなので「東京古道散歩」もどうぞ。

というわけで、ついでの宣伝でした。
ちなみに今は東洋文庫の「江戸近郊道しるべ」(村尾嘉陵)をiPadで読んでて(eBookJapanから買えます)、
江戸から近郊(今でいう練馬杉並世田谷大田区川崎市などなど)へ日帰りで散歩しては道中記を書くという
なんとも楽しい江戸時代の紀行本なんだけど、
そこに出てくるルートを現代の地図で探索してニヤニヤしております。
暇ができたらちょっとずつこのブログにのっけようかと考えてるけどいつになるやら。

あ、宣伝ついでに、年末の年賀状印刷にはエプソンのプリンタをもどうぞ(ボウヨミ)。
でもまあわたしが今使ってるプリンタもエプソンのEP-902Aなので、そのついでってことで。



2011/12/12

下書きだけの原稿が積まれてます

X-S1の作例をチェックしてて、とんでもないミスを発見。
一部の作例の画像サイズがフルサイズじゃなかったのだ。ああ。
てなわけで、あわてていくつか撮り直し。

X-S1のレビューの下書きだけ書く。これで下書き状態の放置が2つめ。はやくまとめないと。

flick!のゲラをチェック。これで完了かな。
今回はeBookJapanとマガストアに取材に行けたのでなかなか楽しいお仕事でありました。

深夜、X-S1を宅急便で返送する。

ああ、ヒマ見つけてDMC-G3を修理に出さないとなあ。
今週中になんとかしよう。

TwitterとGoogle+とFacebook

なんか、Google+は面白いのか、というネタが流行ってるらしいので便乗。
SNSってさ、つまみ食いで面白さが予想できたら世話ないわな。
以上。
いやそれはひどいか。

mixi、Twitter、Facebook、Google+とそれなりにやってみたんだけど、
最初に落ちたのがmixi。mixiを続ける意味が見いだせなくて。
mixiの庭でずっと遊んでるのならいいだろうけど、他に手を出しちゃうと、mixiじゃなきゃいけない理由が見つからない。

Twitterはオープンに言いたいときに使ってる。
くだらないこともいうし、役に立ちそうなこともいうし、
サッカーやってりゃ同じ試合を見てるもの同士で時間を共有できるし、
地震があったら以下同文、
仕入れたい情報のとっかかりはたいていだれかがつぶやいてるのでマメに拾う気分の時は拾うし、
でも気分がノラないときや他に集中してるときはまったく読んでないし、
知りたい時事ネタがあったら検索かけるし、
幸い、フォロワーが3,000人強ほどいてくださるので伝えたいことや知りたいことがあったら
何らかの反応を期待して書き込むこともある。
そんな便利な場。「場」だな。Twitterは。

Facebookはリアルあるいはネット上での知人しかフレンドにしてない。
リクエストがあっても誰だかわかんないときはスルーしてる。すみません、リクエスト下さった方。
だからそれなりに知ってる人とやりとりしたり情報を得たり会話したり何やらに参加したりとかなり便利な存在。
Facebookでイベントが立たないと忘年会にも行かないし。。。。

Google+はサークルに入れてくれた人をかたっぱしからこっちのサークルにも登録してみてる。その方が面白い気がして。
サークル機能が便利で、ジャンルごとにサークルをいくつも作ってるし、
見ず知らずの人の書き込みも面白いし、
不特定多数の中を覗きたいときに覗いて遊んでる感じ。
でもまあ発展途上ではあるよな、これは。まだいろいろとやってくれそうだもん。
みんな、ベースは作ったから好きに遊んでみてね、それを見て今後どうするか考えるから、って状態にある気がする。
そういう新しい場があったら積極的に遊んでやろうと思う人には面白いだろうし、
もうそんな元気はないよって人にはまあ退屈なんじゃないかね。
わたしは好々爺を目指してるので新しく遊び回る元気はないけど、
同じようなネタでも、明らかにTwitterとは反応が異なってるのが面白いなと。Google+の方が「混沌」としてる。
Twitterは「流れ」てるけど、Google+はときどき「淀んだり」する。

TwitterもFacebookもGoogle+も基本は流れてるのよ。
流れに飛び込んだり流れをすくったりしてるだけで楽しい。
でも、Google+は支流がそのまま池になって淀むことがある。それが面白いとこなんじゃないか。

でもねえ、名前を出して仕事してる以上、どんなSNSも一目で「あ、荻窪圭だ」とわかるような使い方してるから、
公私が常時混ざり合ってるわけで、この辺の感覚は、個人名をさらす仕事をしてる人とそうじゃない人でかなり違うんだろな、とは思う。

2011/12/11

年に数回の服を買う日でした

flick!07が(自分の担当分は)一段落付いたので妻と新宿へ買い物に。
Victrinox(アパレルもやってるのだ)で冬物を買って散財して帰る途中、
何気なく寄ったルコックで、背中にポッケがある自転車用ダウンジャケットを発見。
いかん。でも、背中にポケットがあるダウンなんて面白いものははじめてみたのでつい衝動買い。自分で買っといてなんだが、ヘンだと思うぞ。

背中のポケットって撮影時にレンズやストロボやその他小物をさっと突っ込んどくのに重宝するからひとつ欲しかったのだ。まあ実際にそんな用途で使えるかどうかは別として。

そういえば、これの活躍する季節になりましたな。NORTH FACEのE-TIPグローブ。はめたままiPhoneを操作できるというすぐれもの。安いのもでてきてるけど、その手のてぶくろの元祖。使い勝手はなかなか。ただ、今日、NORTH FACEのお店で聞いたらメンズ用のMやLはもう売り切れ状態らしい。ただ、指に遊びがなければないほどiPhoneの操作はしやすいので、普段よりワンサイズ下を買ってもよいかと思う。ストレッチ素材だし。


帰宅後は真面目にお仕事モード。レビュー用のカメラとかスマホとかをブツ撮りして、1台は明日返却なので深夜に宅急便を出しにいき、で、原稿をだだだっと下書きする。

2011/12/10

怪奇月蝕の夜

晴れたので馬事公苑と蘆花公園でレビュー用の作例撮り。
帰宅してflick!07の原稿を2ページ書いてメール。
夜になり月蝕タイム。

カメラの準備してたら、パナのDMC-G3が壊れてる。えっ。
LCDのバックライトがつかないのだ。
今日の皆既月食はほぼ真上で起きるので、回転式液晶モニタは欠かせません。
どうもしばらくあれこれしてると点灯してくれるのでだましだまし使うことに。

真上すぎてベランダから見るには上の階のベランダが邪魔、ということが発覚。
マンションの中庭に出て三脚を立てると、今度は、もってくる雲台をまちがえた、真上にむけられへん。
いやでもこいつ(SLIKのSH-707E)はカメラ台が回転するから180度回せば真上にもむけられるんだった。

てな調子で、G3に100-300mmをつけ、マニュアルフォーカスで合わせ、
あとは露出を変えながら、あれこれ撮ってみた。

撮ってるとマンションの住人が三々五々あつまったりはなれたりと月食見学に来たのが面白い。
というわけで、月食写真2点。
月が食べられていく
月蝕とはよくいったもので月が食べられていく感あり
月蝕
ガンダムのオープニング的なアレ

そういえば、月蝕歌劇団のお芝居を大昔に何度か観に行ったなあ。そういう時期もあったのだ。
今でも続いているようで、すごい。

部屋に戻りかじかんだ手が元に戻ったら最後の担当ページのレイアウトが届いてたので
残りの原稿を書いてメールして寝る。これでわたしの担当分は終わったはず。
さてflick!07は本当に発売日に間に合うのか。乞うご期待。



2011/12/09

Twitterとバルスの日?

シャープのガラパゴスストア発表会。

ガラパゴスストアに書籍以外のコンテンツが並ぶというのがメインのお話。
いや、以前は、シャープの端末とアクオスを……みたいな自社の製品で囲い込み的ニュアンスが強かったが、今回の発表ではそれがきれいに消えて、Androidが動く端末はどれでも幅広く対象にいたしますというテイストが前に出てきた。そこが一番違うところかもしれない。ガラパゴスストアの特徴はいまのところ自動配信か。雑誌や新聞の定期購読に加えて、いろいろとおすすめを配信してくれるそうな。
iOS版のガラパゴスストアも考えているというニュアンスの発言も聞けたし。
そうなってくると面白い。

それにしても乱立感は否めないですな。特定のコンテンツホルダーとの利害関係がない独立系(eBookJapanやマガストアやZinio)とメーカー系(ガラパゴスストアやソニーリーダーストア)と業界構造ひきずってます系(書店系や出版社系や取次系)の3種類があって、何がなんだか。

発表会が終わったら外は晴れてた。でも寒かった。
HDRアート風東京タワー
HDRアート風東京タワー

今日のTLは新Twitterアプリとバルスで持ち切り。
Twitter公式アプリとWebサイトのデザインが一新されたけど、あれはあれでいいんじゃないか。
公式アプリやWebサイトははじめてTwitterに触れるユーザーが最初に手にする世界だから、機能を使いこなすよりはわかりやすくてぬるい方がとっつきやすい。そういう意味ではTwitterの基本機能である、つぶやき系とメンション系(つながり、となってました)と検索系をメインにして、馴染みやすくしてる。
逆に、リストと複数アカウントの切り替えとDMはメニューの奥に隠れた。DMも奥に隠れたってことは、TwitterとしてはDMはメインの機能じゃないってわけだ。
で、そういう細かい機能を使いこなしたい人は自分にあったサードパーティ製のアプリを使ってくだせー、公式サイトやアプリは幅広い層に楽しんでもらえるようぬるい作りにします、というわけで、それはそれで悪くないんじゃあるまいか。
そうそう、Web版ではこんなこともできるようになった。特定のつぶやきをブログに引用できる。

これはよい。

バルスは滅びの言葉。
いや実はラピュタって劇場公開で観た記憶あるし、テレビ放映も何度か見てるはずなんだが「バルス」といわれても全然思い出せなかったのである。

2011/12/08

トラブったり無事だったり

Airを開いたら昨日の取材メモが書きっぱなしだったので
保存かけたら、WORDがそのままフリーズ!
ひゃあ。Mac版WORDのノートレイアウトって録音しながらメモを取れるので、取材時はいつもこれ使ってるのだ。
しばらくまってもレインボーカーソルのママなので諦めて、
WORDの自動バックアップ機能がうまく働いてることを祈りつつ、WORDを立ち上げなおしたら……
なんと、修復された文書として90%以上復活いたしました。えらいぞWORD2011。
ちょいと見直しました。ほっ。



ascii.jpに猫連載を書いてメール。

さて、25万枚に達したiPhotoであるけれども、Lionにしたらずっと使ってたKeyword Managerが起動しない。
このプラグイン、最新のiPhoto 9.xにはもう対応できない宣言が出てたから、iPhoto 8.xのままでいたんだけど
どうせ使えないのなら、iPhotoも9.xにしちゃえ、ってんで
新バージョンをインストールしてライブラリをアップデートしようとしたら、
エラーでとまりやがんの(笑)。
さてどうしてくれよう。
まず、ライブラリとiPhoto自信をTimeMachineから戻して、
ライブラリの再構築をしてみることに(option+commandを押しながらiPhoto起動)。
これで再度バックアップをとったら、もう一度挑戦するかな。
あるいは作業用HDDを買ってきて全面的にApertureに移行しちゃうという手もあるんだが、まだHDDは高そうだしなあ。

2011/12/07

マガストアは電通 シオサイトは浜離宮

flick!07でマガストアの取材。場所は電通本社。
そういえばシオサイトに移転してから電通に行くのははじめてだ。
築地の電通は大昔に一度いったことある。
中は電通っぽい感じでした。
で、マガストアの中の人を取材して撮影。

晴れてるので取材後は浜離宮。浜離宮の休憩所で編集者と別の特集の打ち合わせして
そのままわたしはブラブラと作例撮り。
超久しぶりに来たけど、やっぱここはおもろいわ。
池と茶屋と紅葉と高層ビルの取り合わせが東京っぽい。
どーせだからコテコテに修正してみた。といっても、Apertureでシャドウ部とハイライト部をぐわんとして彩度をびょわんとしただけだけど。
HDRアート風に
カシオのHDRアートっぽい絵って意外に簡単に作れるものなのであります。

夜は写真をセレクトしてメールして、
次の猫連載の写真をセレクトしたところで突かれたので寝る。

2011/12/06

MacProでLionって思ったよりいいかも!

flick!にフォトストリームの話を書いてメール。ふーつかれたー。
図版を作るのに手間がかかったのやね。
普段使ってるマシンでサンプルを作らなきゃいけない上に
AirにMacProにiPhoneにiPadにWindows7に……それぞれでスクリーンショットを撮ってまとめてキャプション書かないといけないし。
で、たまってきたゲラをチェックしたりする。

話かわるけど、MacProにLionって思ったより使えるわ。
マジックマウスだとある程度ジェスチャが使えるので、左右のフリックでSafariのページを行き来したり
Apertureをセカンド画面に開いて2本指フリックで行き来したりできるし、
スクロール方向も……結局Lion標準のにしたけど、問題なく使えております。

隣にマジックトラックパッドも置いてるけど、マジックマウスがあれば事足りそうです。
いやあ、LionってMacBookにはいいけどMacProだと使いにくいだろうなと思ってすみません。
Mission Controlもデカイ画面だと使いやすいし。
フォトストリームも……iPhoneで撮った図版をMacに転送する手間がはぶけて便利だし……あ、iPhotoやApertureのフォトストリームの「自動アップロード」はオフにしとかないと、デジカメユーザーはきっと大変です。
LaunchPadはもうちょっと使い勝手を上げないとダメですな。使いやすいようアプリを並べ替えるだけで一苦労。iPadじゃないんだから、各画面を縮小してずらっと並べて配置し直せるようにしたり、アイコンサイズを可変にできたりすべきでしょう。

Lionにして動かなくなるアプリがあるのはまあわかってたのでよし。それを使うときはスノレパバックアップから起動するし。
VMWare Fusion 2.0が動かないのは忘れてた。32ビットモードで起動すればいいんだけど、したくないし。
まあ、必要になったら3.0にしよう。

あとは、iPhotoを新バージョンに入れ替える作業が待ってるのだった。←まだやってない

2011/12/05

eBookJapanにお邪魔した日

電子書籍がくるぞーってんで
hontoとかブックリスタとかガラパゴスとか出てきたんだけれども、
実は全然来なくて、今度は電子書籍はダメだったーといいかねない昨今、
でもそんな中、
2000年から延々と電子書籍専門に扱ってて独立系でやっと黒字になって上場して日の目を見はじめた
eBookJapanをスルーしてていいのか、いいわけがない、と思ってたので、
flickの取材でeBookJapanにお邪魔したのでありました。
とりあえずコミックの品揃えと売り上げは業界トップでありましょう。
iPad版アプリを出して以来急激に伸びているようで、わたしもここで100冊はコミックを買っております。
iPadで読むコミックと東洋文庫はここで買う、みたいなとこです。
神保町のビルの一角の会社でありましたが、
いやあ面白かった。

ただアップルの方針変更で、アプリから直接、販売サイトへのリンクをはれなくなったのが大変そうなとこ。
(アプリ内から直接買えるようにするなら、アップルの課金システムを使え、って話になってる)
わたしは、リーダーと、ブックマークアイコンを並べておいてすぐ買えるようにしております。
そうすると便利。

取材の帰りに「九段下ビルのギャラリー」に立ち寄ってから帰宅。
ちょいと面白い一日でした。

で、flick!のフォトストリームの原稿をあれこれ書く。
今までフォトストリーム用に使ってたアカウントを削除して新しくアカウントをセットしたら、
写真アプリ内にフォトストリームがふたつできてしまったあ。古い方は消えるかと思ってたのでびっくり。
うーむ。これをサンプルスクリーンショットに使うのは難しいなあ。どうしてくれようw

解体直前の九段下ビルと女子美大生

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近代建築好きに有名な昭和2年竣工の九段下ビル。
取材の帰りにたまたま前を通ったらそのギャラリーで6人の女子美大院生が展示してるというので中を覗ける最後の機会に違いない、と、はいってみたのだ。
それがこの写真。
Where is...? 展
このビル、
長く補修工事もなされず、夏に通りかかったときに
よれよれビルの1Fで営業してた喫茶店でコーヒーを飲んだものだが、
とうとう解体工事がはじまったらしい。
九段下側の半分はすでに囲われており、残りの半分も店舗はすでに閉鎖。
今はかろうじて3Fのギャラリーと2Fのオーナーの住宅が残っているだけという。

中には電電公社時代の配電盤やら昔の電源ヒューズやらそんなものも残っていた上に
内装や朽ちかけ感を生かした気持ちいい空間になっているので、お時間のある方は是非。
写真を見ていただけるとわかるように、センスのいいインスタレーションを楽しめます。
展示物が主張しすぎず、調和しすぎず、それいでいてキノコとたわし。美大生っておもしろい。
12月11日まで。

2011/12/04

晴れたので五島美術館庭園と等々力渓谷

晴れたので自転車で散歩。本来持って行くつもりだったカメラはメーカーへ返送したので時前のDMC-G3で。
上野毛にある五島美術館は現在改修工事のため塀カンチュウだが、3日間だけ「秋の庭園公開」で庭園に入れたのである。
でも工事のためか庭園内の順路が細かく制限されており残念。

こうしていろんなところの、寺や村や路傍の石像が失われていったんだなあと。昔はそういうことに無頓着だったのか。
学芸員らしき人に尋ねたら、ここに持ってきた時点ですでに削られていたんだろうという。
どっかで誰かが出自不明にしてから金持ちに売っぱらったとか。


上野毛まで来たのだからと、ついでに等々力渓谷へ。
五島美術館の南を通る上野毛通りと、等々力不動前の目黒通り(江戸名所図会では二子街道等々力村道と書いてある)は等々力六丁目交差点で合流し、目黒通りとして目黒方面に続いている古道。
五島美術館あたりと等々力不動あたりは鎌倉街道といわれる道でつながってる。今は環八だけど、古道は環八のひとつ東側、上野毛駅の北側を環八に沿って平行に走る道だ。
明治初期の地図より。今の上野毛通り、目黒通り、環八の往時の姿。谷沢川迂回の道は現存。
今回は環八は避けて、裏道を丸子川の方からアプローチ。


等々力渓谷といえば、横穴墓である。崖を利用した横穴で古墳時代末期から奈良時代にかけてのもの不動の滝より少し上流にある。
実はこのあたりとても古い歴史を持っていて、渓谷の両脇には野毛古墳群がある。
横穴三号墓。1号と2号は跡だけ残ってる。
紅葉はまだ中途半端だったかな。渓谷脇の日本庭園でちょっと赤かった。
紅葉と月
日本庭園崖上から