2024/03/31

0331:東京低地散歩の日

ちょいと猫を撮りに出かけるというと妻も一緒にきた。

目的地は両国の回向院のうめきち。



回向院は、明暦の大火ののち、溺死者の供養のために建てられたお寺で、

その後、水害など災害で亡くなった人の供養碑が多く残る。


両国橋を渡って浅草橋。


JRで鶯谷駅へ。散策の街ってコピーがなんか懐かしい。


根岸のあたりをぶらぶらして、こごめ大福の店へ行くが売り切れ。

しょうがないのでどら焼きとくずバーを買い、

御形の松不動尊でくずバー。


暖かい日だったのだ。

そして神社で猫を愛でて帰宅。


このあたりを散策すると、路傍の猫に会えたものだけど、最近はダメですな。

帰宅して、ascii.jpの猫連載を書いてメール。

2024/03/30

0330:横浜の日

暗渠マニアックスのふたりが横浜の「星羊社」という小さな書店で

横浜の暗橋展をやってるというので、夫婦で横浜へ。

このおふたりの「暗橋で楽しむ東京さんぽ」のブックデザインを妻が担当してた関係もあり、なんとか最終日に駆け込んだのである。

著者のおふたりが現れるのは夕方ってことで、

昼間は横浜近代建築散歩。

まず関内駅で降り、横浜スタジアム(デーゲームがある日で、人がめちゃ多かった)脇を抜けて「大学院」でランチ。

昭和の喫茶店ブームもあり、いつも人が並んでるそうな。

並ばなくてすむよう11時20分くらいに行ったのだけど、我々で満席となった感じ。

昭和の喫茶ブームとは聞くけれども、生き延びてる喫茶店達の人気はすごいね。



そこから東へ歩き、開港記念館とか県庁とか、写真撮りながら歩く。



途中、「荻窪さんですか?」と声をかけられる。読者の方らしい。

そういうの久しぶりなので大変うれしくありがたい。

港に出たらホテルニューグランドに向かって歩き、

しだれ桜を愛でてからホテルあたりを散策。



そこから元町方面へ歩き、ウチキパンでパンを買って元町公園で休憩。


坂を上ったら、洋館エリア。

ベーリックホール、エリスマン邸、山手234番館、教会、イギリス館、山手111番館など、あれこれ回る。

ベーリックホールや111番館ははじめてはいったわ。





そうこうしてたら時間がなくなったので慌てて「星羊社」へ。



暗渠マニアックスのおふたりとひさしぶりに無事会うことができたのだった。

閉店後、夫婦で中華街へ歩く。



何度か訪れてる、中華街の街中華みたいな広東料理の店に入るが

予想以上に混んでいる。横浜スタジアムの観戦客がどっとなだれ込んできた時間にぶつかってしまったのだ。それは想定外でしたよ。

混んでいる中、あれこれアラカルトで喰らう。

ここ、安くて美味いのだ(普段はあまり混んでないし)。


2024/03/29

0329:都内某所で某な某

asciiにXiaomi のスマートカメラ C500 Proのレビューを仕上げてメール。

「ペット検出」機能がめちゃありがたくて、かなり高性能。

猫飼いはそれだけで買う価値あり。

夜は都内某所で某社の某な某。



2024/03/28

0328:テクノエッジのApple Vision Proパーティに潜入してきた

秋葉原のUDXにて 「テクノエッジ」主催の「第2回 Apple Vision Pro パーティ」へ。

20台近いApple Vision Proが集まってるのは壮観。

とりあえず、山田達司さんの技適の話とか

Apple Vision Proユーザーによるライトニングトークなんかのあとは懇親会で

待望の「初Apple Vision Pro」体験をしてきたのだった。


実は、Apple Vision Proってより正確でハイレベルな環境を作るために

視力に合わせたレンズが必要だったり、顔のサイズに合わせたあれこれが必要だったりで

ちょっと体験してみたい、には向かないのであまり期待してなかったのだけど、

そんなことなかった。


視力の問題で細かい文字はボケて読めないけど、それはいざ自分用のApple Vision Pro(たぶんそのときはProじゃなくて、LiteとかAirとかSEとかだけどw)のときにちゃんとすればいいだけ。

視線を動かしてのキャリブレートもすぐできたし

2本指でのタップもすごく感覚的だし、

操作も……iOSをはじめとするアップル製品になれてるってのもあるけど

横でたくたさんにアドバイスをちょっともらうだけで

問題なくイケた。

これ、エンターテイメントと新しいパーソナルコンピューティング環境(まあ、それが空間コンピューティングなんだが)としても面白いわ。

刺激的なのは前者だけど、最終的に目指してるのは後者だなってのはわかる。

まあその辺は、記事にしなきゃいけないのでしなきゃいけないのだ。


2024/03/27

0327:誰でもきれいに撮れすぎて逆におもしろくないという感覚はわかる

ITmediaにケンコー・トキナーのPieri Mのレビューを書いてメール。

小さくて可愛くて、さらに20年前のトイコンデジ画質が今から見れば新鮮、
というのが実に面白いのであった。

でもわかる。

スマホのカメラがここまで画質が上がって記録用としては十二分すぎるレベルで

逆に面白くないという感覚。

若い頃ってお膳立てされてその通りにやって普通にうまくいって、

でもそればかりだと刺激が足りなくて、あれこれひねってみたくなるじゃない。

90年代(だったっけ?)のホルガやロモといったトイカメラが流行ったのもそうだと思う。

誰でも簡単にきれいに撮れるようになると、その真逆に面白さを求めるようになる。

今、オールドコンデジやフィルムカメラやトイコンデジが逆に新しかったりするのも

同じ文脈にあるんだと思う。


2024/03/26

0326:打ち合わせの日

自宅で次の仕事の打ち合わせ。

所蔵の古地図をあれこれ使った企画を考えていたので、

大判地図を床に拡げてチェックする必要があり、雨の中、来てもらったのだ。

棚の古地図コーナーから古地図を出したらその空間にミルが……。

さすが猫はめざとい。


まあとりあえず企画が動き出すので本格的な準備に取りかからねば。


2024/03/25

0325:新宿で作例撮りの日

 新宿で作例撮り……でも雨だー。

まあしょうがない。

ひととおり撮影したのち、東口へ出て、終了するというアルタを横目に



アカシアでロールキャベツ。





2024/03/24

0324:今日も天気は悪かった

 ITmedia mobileにレビューを1本書いてメール。

そして雨が上がったので今日返却のブツを発送する。

さらに、ascii.jpに猫連載を書いてメールする。

2024/03/23

0323:働く土曜日

悪天候なので家で仕事する。

原稿を書いたり、Xiaomi Smart Camera C500 Proの動作チェックやら検証やらしたり、そのたもろもろとやることがあるのだった。


2024/03/22

0322:Ankerの2-in-1 Card Readerがなかなかよい

でもまあ、レビュー用端末は届くわけで、しかも借りられる期間がすごく短いので

晴れてる日に撮らねば、と自転車で出動。

1本だけちょっと咲いてる桜の下では花見がはじまってた。

ハイレベルの花見だ。


さらに足を伸ばして豪徳寺やら何やらで撮影し、


夜は夜景を撮影する。

AnkerのUSB-C対応見にミニカードリーダーが届く。

これ、小さくていいわ。

でも小さいのですぐなくしそう。



iPhoneがUSB-Cになったことで、いろんな機器を直結できてよいわ。

Wi-Fiでつなぐより手っ取り早かったりするし。

下記のパッケージ写真はAmazonへのリンクになっております。

気になった人はぜひ。





2024/03/21

0321:今年の桜は遅い

 とりあえず、レビュー用カメラをが届いたので蘆花公園へ。

毎年今くらいの時期に「タカトオコヒガンザクラ」が咲き始めるのだが(昨年は特に早かったけど、例年は3月下旬、ソメイヨシノの1週間くらい前に満開になる感じ)、

今年は蕾が硬いままで開いているのは1割に満たない感じ。

1本だけガンバッテ3分くらい咲いてた。

暖冬だったから早いかと思いきやそればかりが要員ではないらしい。

満開だとこのアングルで菜の花と桜のコラボ写真を撮れるのだが今年は月末になりそう。



2024/03/20

0320:「まいまい東京」の日

恒例の「まいまい東京」、半蔵門から赤坂ツアーの日。

このコースは毎回参加者の年齢層やテイストが違っていて面白い。

でも天候がコロコロ変わって大変でした。

参加してくださったみなさまありがとうですよ。


小雨。

半蔵門から平河天神へ。

曇り。

平河天神から山王日枝神社旧地を経て山王日枝神社へ。

晴れ。

山王日枝神社。


曇り。

山王日枝神社から坂本龍馬邸跡へ。

雨。

本氷川神社から赤坂氷川神社へ。

曇り。

氷川神社を出て赤坂駅へ。

スタッフのみなさまとカフェで談笑してたら帰りが遅くなる。

今、山王日枝神社に併設されてる結婚式場「日枝あかさか」を建て替えてる関係で、

エスカレーター参道脇のビルに社殿がいい感じに写ってることを発見。

思わずiPhoneで撮る。



2024/03/19

0319:赤坂の夜

赤坂の夜。

夜、赤坂の地図バーMで東京スリバチ学会の皆川さんを囲む会。

せっかくなので早めに赤坂へ向かい、

あれこれ写真を撮りつつ回る。



山王日枝神社がちょうど閉まる時刻にあたり、

随神門が閉じられるさまを見る。

にしても、ここ、「山王日枝神社」だったり「日枝神社」だったりで面白い。



正式名称は「日枝神社」なのだけど、江戸時代は「山王さま」(あるいは山王権現とか山王宮)と呼ばれており、最寄りの駅も「溜池山王」だ。

日枝神社の「日枝」は「比叡山」の「ひえい」。

思いきり詳細を略していうと、最澄が比叡山延暦寺を開いたとき、比叡山の守り神として「山王権現」を祀った、延暦寺を護る山の神様であり、明治元年の神仏分離令の際、「山王」をはずして「日枝神社」となったのだ。

でも江戸の記憶として「山王」の名はずっと残り、今にいたってもやはり「山王さま」で、日枝神社の祭は「山王祭」なのである。

だから一般に「山王日枝神社」と呼ばれるのだ。だから4月に出る本でも「山王日枝神社」と書いている。

山王日枝神社が閉まったので、周辺を散歩しつつ赤坂へ。


そうそう、赤坂の東急プラザも建て替えるのね。解体のための囲いをつくりはじめてた。

そして一ツ木通りを歩きつつ赤坂不動尊に参拝し、


ちょっと時間が余ったので日が暮れるまでカフェで一服し、

2羽のインコを撮りながら現地へ。


10分ほどはやく地図バーMへ辿り着くと、皆川さんら3人がその前で立ち話をしてたので合流してバーへ。

今回の主役は建築業界の重鎮(なのか?)おふたり。

NYCではインチとメートルの違いに苦労したという話などを聞きつつ、

ここでは書けない話も聴きつつ、

めっちゃ楽しい夜を過ごす。お酒もちょっぴり飲んだわね。

そして、茨城出身の方のお土産、将門煎餅をいただく。


平将門って下総国の人なんだけど、下総国って廃藩置県ののち、

ほとんどが千葉県になったのだけど、将門のいた下総国の北の端っこの方は茨城県に組み込まれたのだ。そして将門が討たれたのは下総国だけど、今の茨城県なのである。

その辺を知ってるとややこしくて面白い。


2024/03/18

0318:風が強い日だった

買い物に行く。

風が強かった。


帰宅する。上着をクローゼットにかけているとき、

ちょっと目を離したらベッドの上で寝てたミルがいなくなってる。

もしや、とクローゼットの中を見たら、奥に隠れてた。

って、こんなほぼ真っ暗なとこでも猫を認識してそれなりに撮れちゃうiPhoneはおかしい。



2024/03/17

0317-03-麻布台ヒルズ初訪問-麻布台ヒルズから虎ノ門ヒルズへ戻りひそかに絶景を楽しむ

麻布台ヒルズから虎ノ門ヒルズへ歩く。

のだが、

我善坊谷が埋められて麻布台ヒルズになったことで、もともと高低差がある別々の土地だった「我善坊谷」と「仙石山」がつながった。仙石山はかつて仙石氏の屋敷があったことに由来する。

仙石山の住宅街には昭和12年に建てられた「仙石山町会防護団」の碑があったのだが、あれは残ってるのかなと立ち寄ってみると、ありました。

碑の隣や後ろにあった家は取り壊されてしまい、ぽつんと碑だけが残ってた。

2019年撮影の仙石山

2024年撮影の仙石山。碑の周辺がすっかりまっさらに。これから開発がはじまるのか。

ぽつんと残っていた「仙石山町会」の碑

さて、再び虎ノ門ヒルズへ。

愛宕神社で出会ったねえさまから

「あそこに見えるビルにあまり知られてない展望フロアがあっておすすめだから行ってみて。エレベーターで7階に上がって8階にエスカレーターで行ってそこからカフェの横にある通路に入って奥にあるエレベーターで45階に行けばあるから」

と云われたのだが、それでたどり着ける気がしなかったので

「そのフロアの名前はなに?」と聞いたら「東京ノードだったかな」という。

なので「東京ノード」というキーワードを頼りに言われたビルへ向かう。

このビルの少しデザインが違うフロアがそうなのだという

ビルの袂に辿り着くと、「TOKYO NODE」はこちら、という矢印の案内がある。

それに従うと、人々が多く出入りしてるショッピングや飲食の出入口ではなく、

その横のオフィスフロアへの扉に向かわされる。

この時点で不安になるが、ここまで来たら行くしかあるまい。

休日でほぼ人がいないフロアにはいり、エレベーターで7階に(乗ってるのがわたしひとり)行くと、だだっぴろいヒトケのないフロアに連れて行かれたのだが、確かにそこに「8階へ上るエスカレーター」があり「TOKYO NODE」と書いてあるではないか。

ひとの気配が僅かなので不安になるがこれを上るしかあるまい。


上がってみると、確かにカフェの脇に「TOKYONODE」と書かれた通路への入口がある。

他に誰もいなくて不安に思いつつ、思い切ってそちらへ向かう。いやな予感しかしない。



そこは無機質でところどころが光っていて左右には閉じられたドアがあって、

SFならレーダーが張り巡らされていて侵入者を見つけたらレーザーで攻撃されそうなそんな通路だ。


突然屈強な警備員が出てきて追い出されそうな通路を奥まで行ってみる。奥に何があるかわからないけどとりあえず行ってみる。すると突き当たりの右にエレベーターが。

これに乗るしかないなとエレベータの箱にはいると、「8」と「45」の2つのボタンしかないのである。


思い切って「45」のボタンを押す。

直通エレベーターはぐいぐいと上り、やがて45階に到着。

奥に大きな窓がみえる。


どうやら自動ドアの向こうが「TOKYONODE」らしい。

なんと、誰もいないではないか。


でも、そのフロアにあるお高そうなバー以外は確かに開放されているのである。

落ち着かないけどそれがまた楽しからずや。

そして東京を見下ろすには最高の場所なのだ。

窓からは警視庁やら皇居を見下ろしまくり。この上空から皇居一帯を見下ろせるとはおもわなんだ。すごいな森ビル。


国会議事堂を真横から見下ろすとか、丸の内のビル群を一望できるとか



なかなかすごい眺めなのであった。

まだTOKYONODEの目玉である上階のレストランはオープンしてないようで

オープンしてしまったらもっと人も多く来るだろうが、

ちょいと敷居が高そうなルートを通る必要があり、

これはあらかじめ教えられないと来ることできない場所ではあり続けそうである。

てなわけで帰宅して、

ascii.jpに猫連載を書いてメールして寝る。