お。やっと夏になったようだ。
とある案件で標高100mくらいの自然のあるところで写真撮って
原稿書く必要があり、
当初小野路から小野路城辺りを考えていたのだが今ひとつ乗り気にならず
ふと思い出したのが秦野。秦野から弘法山へ上るのはどうだろう。
いや、秦野なら震生湖があるじゃないか。震生湖なら水辺のカットも撮れるじゃないか。
よし、震生湖にしよう。
大正12年に震災で谷地が埋まってできた湖だから「震生湖」。
ってことで震生湖へ向かうことに。
駅でもらったハイキングコースのマップがなかなかよくできてて
概ね、古道筋を歩くのでそれをポケットに突っ込んで歩く。
秦野駅から今泉遊水池(カルガモの子が泳いでた)、
今泉神社からまいまいの泉。まいまいの泉は公民館入り口にある。
30度を越えた暑い日はこういう湧水ポイントがありがたい。
そして白笹稲荷神社へ向かうが、
境内でテレビドラマの撮影(といってた)をしてたのでスルー。
残念。
ここ、室川べりの舌状台地で湧水もあるので、古くから祀られていても不思議は無い場所だ。関東三大稲荷のひとつと称しているが、誰が決めたのかよくわからない。
そこから丘陵地を上って震生湖へ向かう。
震生湖着。疲れたので休憩。
秦野の水と、秦野といえば落花生ってことで。
ここでちょいと撮影したのち、湖沿いに歩き、また尾根道に出る。
以前訪れたときはこのまま秦野駅へ戻ったけれども、
今回はひとりだし、時間もちょっとあるので渋沢駅まで尾根道を歩くことに。
ここの分岐を右の山道へ入るのだ。渋沢丘陵である。
いやもうひとっこひとり出会わない道をひとりで歩く。ドキドキしますな。
やがて人里へ。
道祖神発見。
道祖神と五輪塔。こういう道祖神って東京だとあまり見ない。
ちょっと離れるだけで文化が違うのだ。
丘陵地を下り、室川を渡り、渋沢駅へ。
このあたりも古道。
不動明王っぽい野仏と、
堅牢地神に出会う。
堅牢地神も東京では見ないよねえ。
藤沢市で見たことあるので、相模国には多いのかも。
そして矢倉沢往還と大山道/登戸道の交差点に至り、寛政期のデカい道標と出会う。
ここまでくれば渋沢駅はすぐ底。
疲れたのでカフェでお茶。
で、ログ(の一部)を明治前期の迅速図に(まだ震生湖がない時代です)描いてみた。
震生湖から尾根道をきれいに西に向かったのがわかる。
にしても疲れたわ。約10km。30度越えの真夏に歩くコースではないですな。
面白かったけど。
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