2019/07/12

大人の社会科見学「NTT技術資料館」の巻

スリバチ系街歩き仲間による「大人の平日社会科見学」の日。
第1回は数年前、オリンパスの「瑞古洞」訪問。
そのあと、番外編的に樫尾俊雄発明記念館に行ったりもしたけど
今回が正式には(というか正式なんてものはないんだが)
武蔵野市にあるNTT技術資料館。
ここ、木金しか空いてなくて、
その日に休めるという友人が主催になって計画したもの。

そのうち4人は変態なので、荻窪駅集合でそこから南善福寺行きのバスにのり
南善福寺での転車台を体験したあとで
NTT技術資料館まで歩くというもう何がなんだかなアレでした。



NTT技術資料館は電話黎明期(当時は逓信省)から電電公社、そしてNTTの時代まで様々な技術の変遷を解説しつつ、当時の機器を見学し、最後は「手動交換機体験」(3人いないとできないので、複数でいくべし)をガイド付で楽しむという趣向。

いうまでもなく面白い。
電話の仕組みってわかりづらいけど、
手動交換機を体験するとよくわかるわー。これを自動化していったのだな、と。
何事もそうだけど、黎明期のもっとも原理を忠実に現実化したシンプルな時代の機器を体験すると、その仕組みを感覚的に理解できるので、とても大事。

今は進化しまくったあとの結果をみなで享受してるので
そこから原理を知るって難しいのだよねえ。
大学で、EDSACのシミュレーションをやったときが原体験。

では出発。

最初の電話機。左側のケーブルがついてるのが受話器。右側の固定されているのが送話器。

写真電送マシン!

初期のモバイル電話機

MUSASHINO-1。1957年に作られたコンピュータ

ISDN登場時にみなが買い求めたMN128-SOHO。うちにもありました。

もう見ないダイヤル式赤電話。

話にだけ聞いてて、電電公社が開発した「MUSASHINO-1」の実物を見られたのにも感動。

その後、中島飛行機跡から南下して五日市街道沿いの神社を2つほど愛でたのち
玉川上水まで南下して三鷹駅へ。

夜、アーバンライフメトロにとしまえんと練馬城の話を書いてメール。





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