「新しいiPad」というのもなんだかな。
というわけで、午前9時前、予想より1時間ほどはやく三代目iPadが到着。
今年は並ばずに買ったのである。
届いた! |
開けた! |
冷えてた! |
HDD内のiPad2のバックアップから復元。
iCloudから復元するよりこっちの方が早いからという単純な理由。
デカいアプリがたくさんあるので1時間以上かかる。全部で40GBくらいだし。
セキュリティのため、バックアップから復元したばかりの新しいiPadは
AppleIDのパスワードなど一部の情報を入力し直さないといけない。
これがちょっと面倒だけど、まあ、逆に言えば安心できる点。
準備できたらさっそく起動。
とにもかくにも、Retinaディスプレイ。それに尽きます。
むしろ、そこだけが見どころ、といっていいくらい。
だって、カメラ性能が上がったといってもiPadで頻繁に撮影するってもんでもないし、
LTEは日本では使えないし、
クアッドコアで処理速度が上がったといっても画面解像度が上がった分速くなってもらわないと困るし。
ディスプレイだけかといわれると「はい」と。
でもそれが大事なのだ。タブレットのキモはディスプレイであり、
三代目iPadのRetinaディスプレイは別次元なのである。
まさに、プリンタが150dpiから300dpiになって急に実用的になったのと同じ。
デジカメでいえば、35万画素が200万画素になったときくらいかなあ。
(実際には35万→80万→130万→200万と徐々に上がっていったのだけど、200万に上がったとき……つまりCOOLPIX950とCAMEDIA2000が出たとき、はっきりとディテールの表現力が変わったもの)
そのデバイスに面白さを感じる人にだけ価値がある存在から、
誰でも実用レベルで使える存在になったときの感じ。
あとから「あれがターニングポイントだったな」と語られるような感じ。
単に拡大しても文字がきれいってレベルの話じゃない。
画面をデジカメで撮り比べてみた。
Google地図で経堂駅あたりを表示させたもの。
これだけで別次元とわかるでしょう。
文字が潰れてないので、脳ががんばって補完して文字を判読しなくていい。
電子書籍にまとわりつくそこはかとない疲労感もかなり軽減されるのだ。
従来のiPadが1024×768、今度のは2048×1536である。
eBookJapanのコミックを開いて見るとよくわかる。
(ebjReaderをひらいたときは、端末の登録を忘れないこと。そうしないと使えない)
本体を横にして見開きにしても、縦方向はそれまでの1024より細かいのだ。
拡大表示しなくても見開きのまま気持ちよくコミックが読める。
マガストアも同様。
(こちらも新しい端末で使うときはログインし直す必要がある)
A4サイズの雑誌が見開きで読めるのだ。
まあ、文字が小さい冊子だと本体を縦にもって1ページずつ……ということになるけど、
たいていは大丈夫。B5サイズの週刊誌レベルならまず問題なく見開きでOk。
i文庫でも同様。
以下、スクリーンショットを2つ。
堕落論。サムネイルもきれい |
わたしの東京古道散歩のPDF(ゲラチェック用なので非売品ですw) |
新聞もその気になれば1面まるまる拡大表示しなくても読める。
明朝体のようなややこしい書体でもきれいに表示されるのだからして、
まさに、日本人のためのiPad、これで電子書籍が立ち上がらなかったらなんなんだというくらい。
他にもWebが見やすいとか、Retina対応ゲーム(InfinityBladeIIはすご!)とか、フルHDが見られるとか、写真がきれいにみえるとかあるけれども、重要なのは
「メディアとしてワンランク上にのぼった」
こと。
iPadで撮ってiPhoto |
(たまに画面サイズ決めうちで作ってるアプリもあるし、しばらくはRetina対応アップデートが続きそう)
メディアというには重い(重量の方ね)よなというのもあるけど、
これでベースとなる画面解像度ができたな、と。
あとは軽くしたり安くしたり速くなったりよりサービスを充実させたりしつつ進化していくんでしょう。
アプリはアプリで頑張ってアップデートしてください、と。。。。
これだけ画面解像度が上がるとデータ量も飛躍的に増えるから容量も食うし回線も大変だけど
そこはまあ未来に向かって進みましょう、ということで、だめか?
そんなうちのiPadでありますが、iPad2につけてたよれよれのオレンジのスマートカバー(iPad2用のものをそのまま使えます)をそのままま三代目につけかえたので、新製品っぽさが一瞬でなくなりました。わははは。
↑
商品出荷のお知らせメールにちゃんと書いてありました。
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