2017/09/09

ちょいと新潟紀行

朝の新幹線で妻と新潟へ。

目的はサンフレッチェ広島vsアルビレックス新潟。
どっちもJ2に落ちそうなアレなのがとてもアレではあるが、
ビッグスワンに行ってみたかったのと、
新潟ならあれこれ案内してくれる街歩き系の友人がいるということで
ついていったのである。

到着後、ホテルに荷物を置き、バス経由で「日和山五合目」(というカフェ)へ。
ここ、「路地連新潟」の本拠地で(といっていいよね)、
顔を出しとかなきゃとである。


日和山。階段途中にあるのが日和山五合目(カフェ)。その先は住吉神社
新潟市は基本的に真っ平らな低地なのだけどここは山なのである。
その中腹にそのカフェはある。

階段の途中からお邪魔すると、中は吹き抜けた開放的建築。
この特注で設計したという建物がいい。
超巨大な窓を開いたときの開放感、シンプルで落ち着く空間。
屋上に出られるのも楽しい。
七合目あたりからみた日和山五合目。窓全開時の開放感ありえない。

Insta360 One

屋上へ出てみた。奥に見えるのが住吉神社。航海の神様ですな。かつてここは河口を臨む山でした。

屋上のシータ画像から切り出し。こんな場所である。

いやあ、予想以上に面白いとこでした。
コーヒーはホリグチだし。
金土日の3日間だけ営業してます。

街歩き系書籍が充実してる本棚を見てたら、
見知らぬ方から「東京から来られたんですか?」と声をかけられまして、
その人もなんと新潟の街歩き系のIさんで、
共通の友人が山ほど!
ちょうど午前中街歩きのガイドをしていたので資料を持ってる
ってことで日和山についてあれこれ解説してもらう。
昔の日和山の様子や古写真

しかも、わたしが訪れることがお店に伝わっていたようで、
(路地連新潟の方々とは東京で何度かお会いしてる)
新潟の街歩きマップも用意してくださっていて
ありがたやありがたや。
この辺のつながりってすごいわ。

のみならず、
Iさんは午後は予定がないからと
車で新潟市のポイントをめぐり、
しまいにはビッグスワンのある鳥屋野潟まで乗せていってくださったのでした。
ありがとうございます。

日本海。遠くにぼんやりみえるのが佐渡島です。

鳥屋野潟ごしにビッグスワン
そう、新潟といえば「潟」。そもそも新潟市は潟(英語だとラグーン)だらけの低地なのだ。だから水とうまく折り合えば米が穫れる。
今でも残っている「潟」のひとつがここ。鳥屋野潟。トヤノがた。でかい。

1911年の地図より


夕刻の鳥屋野潟。
潟。日本国語大辞典によると、3番目の意味がこれ。
砂洲などが張り出して海と分離してできた湖や沼。多くは狭い水路で海に連なる。潟湖。
新潟は張り出した砂州が集まってできた低地で、そのときできた湖沼が「潟」なのだ。

さてし合い。
ちょいとグダグダで、双方痛み分けというどっちにとっても半端な結果だったのが残念。



疲れてホテルに戻る。

そこは
露天風呂ついてるわ、夜は宿泊者向けに半ラーメンの無料提供あるわで
いいとこでしたよドーミーイン新潟。




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