世田谷区近辺がターゲットの時はいつもお邪魔させてもらってるのだ。
下見なので会長と副会長とその他近所の街歩き仲間数人のこじんまりな歩き。
三茶から水道道路を延々と、駒沢給水塔からさらに岡本隧道、そして浄水場まで。
つかれたー。
キャロットタワー集合。
世田谷通り、門井不動産から斜めに入る道が渋谷町水道道路。
大正時代、渋谷あたりの人口急激増加を受け、急いで多摩川の水を供給する水道が開設されたのだ。その跡が道路になってる。
このあと、「加登屋」という店が角にあったのだが(かどにあるからかどや、かどにあるからかどいふどうさん)、マンションになってた。残念。
上が加登屋商店時代(2000年撮影)、下が2019年。 |
振り向くとキャロットタワー。よいランドマークになってるわ。
キャロットタワーが小さくなり、やがて駒沢給水塔に。
多摩川の水を濾過し、ポンプで武蔵野台地に上げて、駒沢給水塔に貯め、そこからは自然落下で渋谷方面に水を供給していた。
振り向けば駒沢給水塔。
はじめてこれを見たときは感動したわー。住宅街の隙間にいきなり現れるんだもの。
もう20年も前の話だけど、たまたま自転車で散歩してて予備知識なしでであったので。
やがて水道は大山道(矢倉沢往還)に重なる。品川用水と平行に走っていたんだと思う。
桜上水といえば磯野家。
さらに、用賀から環八を越え、谷戸川の谷に降りる。そして幅の狭い半島状の台地があるのだが、そこはトンネルで抜けてた。岡本隧道である。
隧道の上は岡本八幡神社。その隣が岩崎家(今の静嘉堂)。
岡本隧道脇の階段を上って台地を越える。この上が岡本八幡神社。
岡本八幡神社。丘の上にある。
このあたり、真っ直ぐなはずの水道管が微妙にカーブしてる。たぶん、岩崎家の真下を微妙に避けたんだろう。当時の地図でチェック。
下の地図を見ると、水道が青点線で描かれている。岩崎別邸の真下を上手に避けた感が出てる。
神社を越え、さらに歩くと砧下浄水場着。ここで多摩川の水を濾過して渋谷方面へ送っていたのだ。
そして多摩川へ。
疲れたけどおもしろかったわー。
本番は1月。多摩武蔵野スリバチ学会FWで。
そうそう、FWってよくある略号でややこしい。
街歩き界隈だと「フィールドワーク」。
サッカー界隈だと「フォワード」。
IT界隈だと「ファームウェア」。
である。
二子玉川まで歩く。
10月の台風で被害にあった歯医者。ああ、あの場所で地下ってのはきつかった。
機材が全部やられたらしい。
夜は経堂でそのまま忘年会に突入。
安くて上手くてシュールなネパール料理のダイニングバーという面白い店で
のったりと盛り上がる。
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