9月になったけど暑い。
延々と家で単行本の原稿書き(と地図作成と該当する写真探し)の夏。
ascii.jpの猫連載を書いてメール。
先月、「武江年表」の翻刻をはじめて、まずは最終巻を電子書籍にしてKindleに登録したのでよろしければ見て下さいというメールをいただいたので、
購入してみたのだが、これが実にありがたい。
テキストだと探しやすいしね。気になる方はこちらを→「武江年表」
特に最終巻は、明治初期のあれやこれやがリアルタイムで書かれている。
たとえば、明治元年。神仏判然令が出たときのこと。
牛頭天王は神仏習合の神なので、それを忌む故、とある。
小舟町や大伝馬町の天王は八雲神(つまり八雲神社に改称)とあらためられ、
蔵前の天王は須賀神(つまり須賀神社)となる。
日吉山王権現も日枝大神と改められたとある。
神仏習合はダメってなったのは、明治元年……つまり明治になってすぐなのだ。
拙速すぎるなあとは思うけど、八坂神社も八雲神社も須賀神社ももとは牛頭天王を祀った天王社だったのが、この頃名前を変えさせられたのだ。
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