2012/04/15

OM-Dでサッカーを撮れるか

OM-Dでいろんな撮影に挑戦してみようシリーズ←いや違うけど
朝家を出て鎌倉古道を散歩して(前エントリ参照)
花や鳥や道を撮りつつ、
ヒヨドリとソメイヨシノ
ヒヨドリなんだけど桜の花びらに嘴を突っ込んでたので
アトピンチューリップ
ぽつんとほわんとチューリップ。
大山街道一里塚前から野津田公園にたどり着いたのが正午くらい。
多摩丘陵真ん中を切り開いて作った町田の野津田公園に
いかにも市営っぽい陸上競技場があり、
そこが町田ゼルビアの本拠地なのである。
市営っぽい陸上競技場なのでスタンドからピッチは遠く、
スタンドの傾斜もゆるいので
サッカー場としてどうかといわれると、かなりダメなんだが
しょうがないですな。現在、ホームスタンド建設中ってことで。

スタジアムに到着したらまずパノラマ。
試合前、ゴール裏の応援団が占有する席へもぐりこんでOM-Dの12mmで数枚撮影し、Photoshop CS5のPhotomerge機能を使って合成する。
野津田陸上競技場パノラマ
パノラマ!
撮影のコツは簡単。マニュアル露出マニュアルWBで絞り込んでフォーカスは無限遠で、
EVFを覗いて水準器の値をチェックしつつ、周りの人があまり動いてない時を狙って
腰で回りながら撮る。
OM-Dって、パノラマ撮影アシスト機能を持ってるんだけど、
そのモードにすると水準器が使えないの。あほちゃうかと。
手持ちでパノラマをきれいにとるときは水準器がめちゃ便利なのに。
まあ、昔の機能をそのまんま移植したんだろうな。
というわけで、普通にマニュアル露出モードで。

試合がはじまる。
パナの100-300mmをつけ、EVFを覗きながらいろいろと試してみる。
600mm相当になるからかなり寄れる。

まずはEVF問題。
EVFは光学ファインダーに比べてタイムラグがあるので
それを考慮して、動きを予測してシャッターを切らないとまず間に合わない。
J2とはいえ、一応プロのサッカーリーグなので、それなりに速いのだ。
まあしょうがないですな。ここは光学ファインダーには勝てないところ。
どこまでタイムラグを減らせるかが今後の課題。
いや、電子シャッターでバッファに溜め込む方が主流になるか。
ミラーレスでスポーツ撮るのは難度高いわあ
秒9コマ連写はすごい。
コンティニアスAFは無謀でした。
細かく迷うのでいいタイミングで撮れない。
ただシングルAFは速いので、あるていど動きを予測しつつ、シングルAFで秒9枚の高速連写(これは速い!)でダダダッと撮るのが一番かな。
シュートシーンも取りたかったのだが……なかなか打ってくれないんだもん、ゼルビア。
ゼルビア
これもシュートまでいけず
ミラーレス機でスポーツを撮るときの欠点をもうひとつ発見した。
撮影後の確認画像。
一眼レフだと液晶モニタは気にしないで撮りまくって
ときどき、ふと撮影直後にモニタに目を落として最後に撮ったカットをチェックして
それでセッティングやタイミングをチェックして、また次の撮影ってリズムなんだけど、
ミラーレスだと、撮影後の確認画像表示が常に表示されるのでそれが邪魔なのだ。
半押しすると消えるとはいえ、その0.x秒が邪魔。
かといってオフにすると、ちょっと確認したいとき再生モードにしなきゃいけない。
結局、オフに。撮影集中優先で。

やはり、速いスポーツ(フットボール系全般)は一眼レフに限りますな。

町田ゼルビアは……うーむ、いいとこまでいっても、シュート打てない。
トラップする間に詰められる。いやそこは枠を外してもいいからダイレクトで打ってくとこだろーと何度も思ったです。
ともあれ「小田急ロマンスカー」はナイス。
背中にロマンスカー
背中に小田急ロマンスカーの広告がはいってるのだ
帰りは山を下りて鶴川駅までバスで出て、昭和な喫茶店でパフェを食べたりして解散いたしました。

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