二子玉川で取材をうけ、
そのまま新潮講座「東京古道散歩」。
今までで一番「古道色」が弱い回に当たってしまったのが
ちと残念ではあるが、まあそれもまた運命。
国分寺崖線を上り下りしながら
古墳やら崖線からの眺めやらを楽しむ。
ルートはこんな漢字。画面はFieleAccess2。
青いピンはわたしがあらかじめポイントを見逃したり道を間違えたりしないよう
うっておいたもの。これを見ながら歩くのである。
一応正規の解散は九品仏駅北にある浄真寺入口。
九品仏駅で解散後は
有志で九品仏おまけ散歩。
九品仏は本堂公開中なので
チャンス。
九品仏(上品・中品・下品と上生・中生・下生の組み合わせで九である)は
一部見られる。
我々の興味はむしろ奥沢城址。
土塁がけっこう残っているのだ。
奥沢城は室町時代、世田谷城城主吉良氏の家臣だった大平氏の居城。
世田谷で有名な「常盤姫伝説」の常盤姫は大平氏の娘だったのである。
九品仏川の谷は浅くて九品仏川自身も流量は少ない
(大昔、上流が等々力渓谷にとられちゃったから←河川争奪)。
だから戦国時代の城に向いた場所じゃないと思うのだけど、
まあ戦うというよりは領主の居館といった方がよかったんだろな。
大きな街道筋でもないし。
そして九品仏川緑道を自由ヶ丘駅まで歩き
緑道が線路で分断される箇所にあった浮いてる境界標にみな悦ぶ。
自由が丘で反省会して解散。
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