2016/10/08

AirPodsはEarPodsがダメな人でもイケるかも……しれない

先日、アップルのAirPodsを試す機会があったのである。
アップルが新しく出す、ワイヤレスのステレオイヤホン。



報道でしかAirPodsを知らなかったとき、
わたしが持っていた懸念は3つあった。
それに答えが出たので報告。

a. オンオフの問題

 以前、Bluetoothのステレオイヤホンを使っていたときのこと、帰宅するとイヤホンを外すじゃないですか。でもイヤホンとiPhoneはBluetoothでつながったままなので、iPhone上で動画見ようと思っても音が出ない。あれ? ……あ、イヤホンから出てた。
 てなことが頻出したわけですよ。
 で、そうなるとイヤホンのバッテリも消耗する。
 という懸念。

b.耳におさまるかの問題

 iPhoneに付属するEarPods。あれが耳にうまくおさまらないのである。
 右耳はいいが左耳が使ってるとすぐぽろっと取れちゃう。
 左右でちょっと違うのですな、たぶん。
 だからAirPodsなんてした日には、早々に左耳だけ落としちゃうんじゃないかという懸念。

c.すぐ無くしちゃうんじゃないか問題

 AirPodsは専用のモバイルバッテリー兼用ケースにすぽっとおさめるようになってる。
 でもわたしはiQOSのホルダーを無くしちゃうようなダメな人間である。
 絶対に、
 外出時:おっとAirPodsを持って行かねば→ケースを手に家を出る→あ、中身がはいってない
 外出先:鞄からケースが出てこない→とりあえずポケットにしまっておくか→紛失
 帰宅時:ただいまー、とAirPodsを耳からはずしてその辺にポンと置く→紛失
 在宅時:猫が歩いてる→紛失

 のどれかになるに違いない問題。特に外出先でケースの中が空なのに気づいた問題はiQOSで何度もやらかしてます。

さて、実際にAirPodsを使ってみてどうだったか

a.オンオフの問題

 →問題なし

 なぜなら、AirPodsは耳から外した途端に電源が切れるのである。
 これは素晴らしい。こういう細かいとこがさすが。
 世の中のBluetoothイヤホンは全部これになれ。

b.耳におさまるか問題

 →大丈夫そう

 耳につけさせてもらったが、懸念してた左耳もそれなりにおさまって落ちる気配なしなのだった。
 なぜか。理由は2つ想定できる。
 ひとつめは重さ。AirPodsはなんだかんだいってマイクや電源やBluetooth回路なんかが入っててEarPodsに比べると重い。重いので自重で耳におさまるのである。
 もうひとつはケーブルレス。
 ケーブルは常にある程度ブラブラする。特に横方向にテンションがかかったとき(何かあたったとか身体を捻ったとか)、その力がイヤホンにかかる。
 だから、耳にきれいに収まってないとその力ですぐにはずれる。
 AirPodsはケーブルがないので、余計な力が加わらない。
 盲点でした。これがデカいと思う。

c.すぐ無くしちゃうんじゃないか問題

 →これは性格の問題なのでどうしようもあるまい(笑)

 うん。AirPodsは思ったよりよく考えられてるわ。
 そしてAirPodsの優れた点をいろんなとこが上手にパクって世の中のBluetoothイヤホンがもっと使いやすくなり、ワイヤレスが当たり前になっていくといいなあと思うわけである。
 ちなみに、AirPodsが高い、って言う人もいるけど、
 まともなBluetoothイヤホンって軒並み1万円以上するのですよ。
 中には3,000円で買える安いのもいっぱいあるのでそれらと比べると高くはあるんだけど。
 ↓
 ちなみにわたしが以前使ってたのはtaotronicsのこれ。安かったんで。
 コストパフォーマンスが超高いので、悪くない選択であります。

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