2017/01/05

千葉の葛飾八幡と法華経寺へ詣でる

まあいろいろとありまして
以前から気になってた「本八幡」から「中山」へ。

このあたり、
JR・街道(現千葉街道。江戸時代は佐倉道。古代東海道でもあった)・京成電鉄
が平行して走ってて面白い。
京成が街道より山側にあり、多くの古社古刹は踏切を越えた向こうにある。

まずは本八幡から。
本八幡というくらいだから古くから八幡神社があるのである。
葛飾八幡。八幡があるからこのあたりは八幡と呼ばれたのだ。
京成電鉄の踏切の向こうに鳥居が。
今、葛飾というと東京都葛飾区を想像しがちだが、
もともと「葛飾」って隅田川以東から千葉県西側の広い範囲を指す地名で、
下総国の中心だったのだ。
だからここに葛飾八幡があって不思議は無いのである。
葛飾八幡は平安時代創建。

葛飾八幡を出て
街道に戻り、東へ向かうと境橋。
八幡村と鬼越村の境界だから境橋。

鬼越村の鎮守は神明社。

鬼越村の隣は高石神村。
高石神社がある。ここは京成電鉄の南側なので踏切は越えない。
高石神村の次は中山村。
ここの語源は法華経寺が「正中山」だから。
門前町が発達した古刹。
日蓮宗。日蓮の足跡がある日蓮時代からの日蓮宗で
現在地にある本妙寺と少し高台にある法華寺(現奥之院)がひとつになって法華経寺となったのは戦国時代。
日蓮上人の足跡がある場所であり、今でも大伽藍である。



そこからさらに奥へ進むと奥之院。

いやはや面白い場所であった。
地図で見るとこんな感じ。
「FieldAccess2」より


日が暮れてきたので下総中山駅から帰宅。

ascii.jpに今年最初の猫連載を書いて寝る。

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