そうこうしてるうちにワールドカップはじまりまして、
バタバタしてたので
初戦は流し見、
昨夜はヘロヘロになりながらちょっとだけ見ただけだけど
もしかしたら今回のワールドカップはめちゃ面白いんじゃないかと思いはじめたのである。
録画してあったポルトガルvsスペイン見たんだけど、
ポルトガルがいいわー。
今までのワールドカップのクリスチャーノ・ロナウドは全然点取れてなくて
自分を生かしてくれない味方に苛立ちつつ
少ないチャンスを自分が決めないとダメだって感じで力が入りすぎてて
見ててつらいところもあったわけだけど、
今回は顔がおだやか。
そんなイライラもない感じだし、
ポルトガルのサッカーもロナウドを生かすシステムになってて
ボールを奪ってからの中距離のカウンターのパスが
速くて正確できれいで
ロナウドのスピードを生かしてなおかつ相手DFにロナウドが囲まれる前にシュートまでいけるようなサッカーになってる。
まあポゼッションを中心とするスペイン相手だからそれがハマるわけで
相手が守備を固めてショートカウンターって国だとどうなるかわからないけれども、
なるほどポルトガルは面白いかもなあと思う次第。
なんというか
各国とも守備がすごい。
ブロック作ってすごく組織的に守ってて
しかもどこも相手をちゃんと分析してストロングポイントをつぶしてっていう
リアリズムのサッカーをしてて
しかも攻撃は素早い。
今年のトレンドはそこなんだな、と。
ま、ハリルホジッチが日本代表に求めていたのはたぶんそれだ。
夜はドイツvsメキシコ。
これがその典型で、
ブロック作って相手を計画的に追い込んで
がっちり固めていい形でのシュートをうたせず
ショートカウンターで決めにかかるという
すごい試合だったのであった。
日本って守備が不得手でどうやってもどっかに穴作っちゃうので
いろいろ不安ではあるけど、面白い大会だわー。
今まで強豪国って決勝トーナメントにピークが来るよう調整するといわれてきたけど
初戦にピークを持ってくる弱小国がこれだけ守備をしっかり固めて研究してくるとなると
強豪国も悠長なこといってられないのだよなと。
そんな感じなのだった。おもしろい。
アルゼンチンはそういうメッシを生かすシステムを作れてるか。
だよなあ。
にしても、アメリカ・オランダ・イタリアと常連が出られなかったってのも
サッカーの進化が関係あるんだろうなあ。
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