台風が来ておりますが、
渋谷のカルカルで「スリバチナイト6」
さて台風。
井の頭線渋谷駅から地下に降り、
今自分がどこを歩いているのか把握できないまま、
ひたすら13番出口を目指す。
地下を延々と歩いて13番出口を出ると、横断歩道を渡ってすぐカルカルがはいってるビルなのだ。これだとほとんど濡れない。
東京スリバチ学会の皆川さんとはじめてお会いしたのは
スリバチナイトだと思っていたのだが、
今調べたら、最初のスリバチナイトは「スリバチナイト3」で、
皆川さんと会ったのは「地図ナイト4」の方なのでありました。
ややこしい。
スリバチナイトはいつも刺激的で、
フィールドワークしてフラットな目線でみつめて
いろんなバイアスを捨てて
そこから浮かび上がってくるものを捕まえるのが大事なのだけど、
それが簡単そうで難しいのだよなあと思う次第。
今回は、吉田初三郎の本を出された本渡さんがゲストでいらっしゃったのだが、
その瞬間から隠れテーマが「鳥瞰図」。
初三郎の鳥瞰図的視線を受け継いだのがマンション広告……という面白い展開に。
ラスベガス乱射事件の日にラスベガスにいた大山さんの話に
ホテルの上層階から銃撃するって鳥瞰図的視線だよねと
石川さんがおっしゃった(たぶん)のがクライマックスでした。
鳥瞰図的視線。
吉田初三郎の鳥瞰図って必ず富士山や日本の果てまでの鉄道が描かれてるのだけど、
あれって、心の目線だよね。
上空から見下ろすとこの向こうに富士山があってその向こうに東京があるってことを示すことで、その絵を見る人は上空からふぁっと全体を把握できるのだよねえ。
あと、魚眼レンズ的というか、ドローン的。
あ、そういえば
皆川さんは我善坊谷の話もしたけどメインはフィレンチェ
本渡さんは吉田初三郎の鳥瞰図
石川さんは徳島県でのゼミのフィールドワークのレポート
大山さんはラスベガスがメイン
……東京スリバチ学会15周年記念なのに、誰も東京の話をちゃんとしてないのがいい。
このメンバーは地的好奇心をくすぐりまくってくれるから問題ないのである。
で、マニアパのでみせで手ぬぐいを買って帰る。
このモノレール手ぬぐいは傑作。
石川先生の史稿としてのランドスケープも買ったのであとで読む。
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