汐留でパナソニックの新製品発表会。
「同一同時刻」にキヤノンも発表会するという丸かぶりっぷりで
なかなか珍しい。
しかもどっちも35mmフルサイズミラーレス一眼なのだ。
わたしが行ったのはパナソニックの方。
S1とS1R。昨秋に開発発表はされていたのだが
日本で公式にお披露目されるのは今回がはじめてなのだ。
G9 Proを大きくしたようなボディで
ターゲットはプロのフォトグラファーやクリエイター。
デカくて重い。。。んだけど、使った感じはいい。シャッターもいいし。
レンズもLマウントで、シグマもレンズ出すといってるので期待できるし。
パナソニックとしては
2001年にライカと協業してデジタルカメラの世界に本格参入し、
2006年にフォーサーズ陣営にはいってシステムカメラ(レンズ交換式カメラ)の世界に足を踏み入れ、
こんどはプロカメラマンやクリエイターの市場に足場を築こうと
Lマウントで35mmフルサイズセンサーの世界にやってきた
って感じなんだろうな。
個人的にはそこまで重いカメラはいらないんだけど、
Lマウントってのは興味深く
シグマがレンズを出してくれると思うと、
S1 Liteとか出たら心惹かれちゃうかもしれん。
ミラーレス一眼は確かにミラーボックスやペンタプリズムが不要な分、
小さく軽く作れるんだけど、
小さく軽く作れる=小さく軽く作らないとダメ
ってことじゃないのだ。
S1だったのミラーボックスがない分、一眼レフより薄いのだが
大きなバッテリーを積み、防塵防滴やフルサイズセンサーのボディ内手ブレ補正をちゃんとやり、プロ向けハイエンド機に相応しい操作系を入れたら
それなりに大きく重くなっちゃうのだ。
ちょっと前までは「大きくなるなら一眼レフでもいいや」だったのだろうけど
もはや「デジタル一眼はミラーレスが主流」となる時代なのだから
ミラーレス一眼の中で「小さくて軽いものから大きくて重くて頑丈なものまで」
揃って不思議は無いのである。
まあ、自社に一眼レフを持たないからできたんだろうけど。
S1/S1Rはデカいけど、ファインダーはめちゃよかったし、心は惹かれます。
ちなみにキヤノンはフルサイズエントリー向けのより小さくて軽いのを出してきました。
おもしろいねえ。
で、帰宅してITMediaにS1/S1Rの話を書いてメールする。
0 件のコメント:
コメントを投稿